ひもろぎ逍遥

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八方尾根でこけたら




これもまたずっと昔の事。
友人二人が八方尾根でスキーをするというので、後から夜行列車に乗って、合流しました。

いや、今夜はUFOの話ではありません。
スキーの話です。
原稿書きにいそしんでブログをさぼると、元気にしているかと、
友達が心配するので、気分転換な話を書きます。

古代史ファンの皆様、ごめんなさいね。
今の私の頭の中は古代の筑後川、水沼の君たちでいっぱいなのです。
だから、まともな記事が書けません。

さて、私のスキーの腕前はボーゲンで広島のスキー場をたらたらと降りる程度。
そんな私が八方尾根に行ってしまったのだから仕方がない。
一番フラットな下のゲレンデでさえ、広島の上級コースをしのぐ。
コブ。コブ。コブ。
横ではオリンピックを目指す人たちが直滑降をしている。

私は用心深くて、スキーの初日は必ず教室に入って足馴らしをする。
その教室で連れて行ってもらったゲレンデが経験のない急な斜度。
ボーゲンだよ。ボーゲンクラスに入ったのに。
横をすごいスピードでシューンとプロが滑って行く。
さすが、八方尾根だ。
(何も知らなかった)

友人たちは頂上まで行って別行動。

翌日も一人だけで、勇気を出して、もう一つ上のゲレンデに上がった。
人が少ないし、一番下より斜度も緩やかで、とてもごきげん。
ずっと一人で滑って遊んだ。

地球はワンダーランド。
信州でスキーをして初めてそんな感動を覚えた。

ゲレンデの端に行くと、雪化粧した森がずっと続いていて、無音の世界。
一面は新雪で、大自然を独り占め。
空気がキラキラと輝きだした。

ダイヤモンドダストだ!

めったに見られないと聞いていたが、生まれて初めて見る光景に
ここまで来て本当によかったと思った。

そして、さて下ろうと動き始めたら、なんとこけてしまった。
事もあろうに、前のめりでこけた。

しかし、新雪がふわっと私を受け止めてくれた
と、思いきや、想像以上にフカフカと沈み込んで行った。

そこは吹き溜りだったのだ。
ふうっ。
よっこいしょと起き上がろうとしたら、全身がロックされて身動きが出来ない。

私は大の字になって、両手にスティックを持ったままだった。
スキー板も履いたまま突き刺さって、雪の中に埋もれてしまっていたのだ。

ちょうど、ポパイやブルートが大の字になって壁を突き破るような格好になっていた。
(古い例えでゴメン)

焦った。
私がここにいる事を誰も知らない。
このまま埋もれてしまったら…。
春まで誰も発見してくれない。

もがいた。
すると板がはずれた。膝が少し動くと、肩も少し動いた。
そうして、ようやく深雪の中から這い出る事が出来た。

なんともお粗末な命拾いで…。
今でもダイヤモンドダストの輝きと深雪の感触はセットで蘇る。


それで思い出したんだけど、
別の友人は広島の大山スキー場に行ったその日、
板を付けて立ったとたんに転んで脛を骨折した。

そして、そのまま病院に入院。
それから、診てくれたドクターと恋をして、結婚しちゃった。

こけるのもさまざま。

人生、何でもありだね。 ^^







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by lunabura | 2013-01-14 22:58 | にっき | Trackback | Comments(0)
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