2016年 12月 04日
北九州の豊かな自然を楽しんだ
北九州の豊かな自然を楽しんだ
12月2日の洞海湾沿いのバスハイクは天気に恵まれました。
かつて参拝した神社でも、アプローチの方角が違うと全く違う顔を見せます。
取材の時には縁ごと、バラバラに探査するので全体像はよく見えないのですが、
今回のように洞海湾に絞って回ってみると、
遠賀水軍の長である熊鰐一族がどのように洞ノ海(くきのうみ)を
掌握したのか、かなり体感することができました。
今回、心に残ったのは北九州の自然の豊かさ。
特に、山沿いの神社の杜は深く、植物相が豊かに残されています。
最初に行った一宮神社(上巻2)の磐境神籬は神秘的な世界。
朝という時間帯は格別で、異次元への祈りの場として、
聖地のパワーを今なお留めていました。
ここに神武天皇が立ち、神功皇后も立った。
そんな場所がそのままの地形で残されています。
福岡はこんな聖地が自由に参拝できて、素晴らしいなとよく思います。
太陽の方角から、この天円地方は南に向いている印象を受けました。
勝山勝田神社(上巻3)は深い森が、参拝者の心を癒します。
飛幡八幡宮(上巻6)は前日、戸畑祇園大山笠が世界遺産に登録されたばかり。
晴れの日に参拝です。
お昼ご飯は高塔山。
熊鰐一族がここから出入りする船を見張っていたのが良く分かりました。
若松恵比須神社(上巻7)は、おえべっさんの縁日!
くじに当たった人もいましたね^^
魚鳥池神社(上巻8)や貴船神社(上巻9)では標高から
古代の海の地形を想像。
芦屋歴史民俗資料館で縄文のシャーマンを見学して、
近くの洞山(どうのやま)で磯歩きをしてきました。
「足場が悪いから、不安な人は待っていてください」
というと、
「そう言われたら(じっとしておれん)」
とワンパク時代の心が蘇り、
全員が凸凹の荒磯を歩いて大きな穴を見学。
ここにも神功皇后の伝承がありました。
山あり、海あり、の北九州!
その魅力を満喫するバスハイクでした。
私の新しいカメラは知らないうちに動画になって、
足ばかり写っていて、びっくらこん。(;’∀’)
動画ボタンがすぐ横にあった(´・ω・`)
少しずつ親しんで行こうと思います。
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