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ひもろぎ逍遥

ひめちゃご39 宇佐 比咩神三社参り



ひめちゃご39

宇佐 比咩神三社参り
 


2016年12月11日。

宇佐へ。

三日前のヒメコソ神への参拝に続き、比咩神を祀る三社に参拝した。

風は突然吹く。

佐賀に祀られるヒメコソ神、すなわち市杵島姫を参拝して、
立て続けに宇佐に祀られる比咩神の参拝だ。
この比咩神は宗像三女神と言われる。




風は1129の歴史カフェの二次会の時から吹き始めた。


目の前に座った七色が隣のアリサに七面山に誘っていた。

アリサの身体は行きたいと反応していたが、心は葛藤していた。

私の隣に座った弓月は淡々とそれを見ていた。


それからわずか三日後、
星読とアリサと私、そして弓月で宇佐に行く話が決まった。



アリサは薦神社に行きたいという。
星読は宇佐神宮にアリサを連れて行かねばと思ったという。
私は御許山に行きたいと言った。

こうして、比咩神を祀る三社に行く話がまとまった。





今日は簡単なメモ。





薦神社


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ご神体 三角池






宇佐神宮

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結局、御許山は車道を間違えたために、時間切れ。
日暮れの早い冬に冒険は出来なかった。


帰途につきながら私は星読に尋ねた。
「どうしてアリサを宇佐神宮に連れて行きたいと思ったの?」

「アリサは星読みの民の姫巫女だったと」
アリサと会ったその日に、星読は過去世で会ったことを思い出したという。


― サンジカネモチ。

最後の決戦の時に、サンジカネモチはサブロウタに命じた。
「自分に万が一の事が起こったら、星読みの民の姫巫女を宇佐に逃がすように。
それが出来なかったらその命を」
と。

それから、サンジカネモチは命を落とした。
姫巫女は宇佐に逃げたと信じながら。

しかし、サブロウタはそれが出来ず、やむを得ずもう一つの指示に従った。
その魂はいまだに鞍手の熱田神社に留まるという。


だから、星読は現世で
「星読みの民の姫巫女」を宇佐に連れて行きたかったのだ。



ヤマトタケルとの戦いに敗れた一族は
一部は佐賀に逃れ、一部は宇佐に逃げた。




それは遠い昔の話。
しかし、今週、私が立て続けに行った所は佐賀と宇佐。

不思議な一致。

これで、もう「ひめちゃご」も仕上げの時が来たと思った。
が、念願の御許山には行けなかった。

私は何十年も、憧れながら、畏れていた。

行かないで済んだ。
ほっとする自分がいた。



                <2016年12月11日>









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Commented at 2016-12-12 05:21 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 星読 at 2016-12-12 06:19 x
12月 1日
12月11日
3月・・・・
忘れられない大切な日・・・

やっと・・・・・・
ありがとう
・・・

心は穏やか・・・・・ありがとう・・・・・

「脇巫女」完結。。。
by lunabura | 2016-12-11 22:49 | 「ひめちゃご」 | Comments(2)

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