2023年 01月 16日
日貫(ひぬい)という地名
「日貫」は「ひぬい」と読みます。
島根県邑智郡(おおちぐん)にある地名です。
ここには柿本人麻呂が亡くなった伝承があります。
人麻呂の終焉地の謎と日貫という地名の謎を追いかけている山田晃瑚(あきこ)さんが長年の研究結果を一冊の本にして出版され、私にも送ってくださいました。
山田さんとは東京で出会いました。
山田さんの周りに起きる不思議な話の謎を解きたいとのことで、私がリーディングすることになりました。
その時、目を閉じると白い文字が現われました。
縦書きの文字でそれを声に出すと続きがどんどん現れました。
今風に言えば横にスクロールしていった感じです。
それを読んでいったのですが、内容は、日貫から各地のネットワークにつながって広まっていく、
というものでした。
その後、実際に日貫に行くことになりました。
その時、夢に日貫の事を尋ねたのですが、見た夢は、赤や青などの原色の目立つ行列とにぎやかな音楽でした。
それを山田さんに話すと、日貫は朝鮮通信使が通る道でもあったそうです。
朝鮮通信使は新宮町の相島に上陸したあと、日本海を船で渡北上し、島根県で再び上陸して広島方面に抜けていったわけです。
そこは塩の道でもあり、鉄の道でもあり、柿本人麻呂が通った道でもありました。
山田さんは人麻呂の終焉地を特定したようです。
で、この話を聞いていたから、人麻呂が遠賀川や糸島で詠んだ歌を見ると過剰に反応していた訳です。
山田さんから話を聞いていると、編集者や元出版社の人などが、必要な時に人が次々に現れたそうです。
世に出るべくして出た本なんですね。
それでも、形にするまでの苦労はいかほどか。189ページのボリュームを見ればわかります。
そういうご縁で「日貫」という地名はずっと私の心の中にありました。
真鍋の本に日貫の星が出てきたと思います。
あいまいですが、太陽と水星が一緒になって登ることを指した、と記憶していますが。
それは特別な意味を持つ現象で、香椎宮の古宮で、西暦200年にもその現象が起きたと記憶しています。
星については記憶違いかもしれないので、また調べたいと思います。
そういえば、誰かさんが古宮のことは何ページに書いてあるか調べてくれと言ったような。
もう、それに応じる元気はありませんが、あのクソ難解な本も、今なら少し理解できるかな。
やっぱりチャレンジしなおしたいな。
そんな気持ちでいます。
こんな不思議な絵も残されていました。
<20230116>