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2014年 12月 14日 ( 1 )

(1)太宰府天満宮 道真の正室と舅


太宰府天満宮
道真の正室と舅(しゅうと)

何年振りだろうか。
太宰府天満宮に改めて参拝した。

雨が雪になり、雪が雨になっていた。
歴史を歩き始めて見る天満宮は別世界だった。

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赤い太鼓橋を渡ると志賀社があった。
御祭神は海神 綿津見三柱神だ。

「古代後期より中世にかけて海外貿易を行っていた安楽寺(太宰府天満宮)は海上安全の海の神として祀る。」(説明板)
これは安曇族と安楽寺の強いきずなを示していた。
  

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菅原道真の正室の社があった。
「楓社」とある。

正室の名は島田宣来子(のぶきこ)。
女性の名前が残っているのは大変珍しい。
読み方は東北で「せきこ」と振り仮名をうっているものがあった。

宣来子は道真の五歳下。
25歳で嫁いだので、当時としては遅い結婚だっただろう。
しかし、別の資料では10歳で嫁いだことになっている。
いったいどっちが正しいのか、真実はここでも一筋縄ではいかないようだ。

道真がこの地に左遷された時、宣来子は京都に残った。

これまで逍遥して気になっていたのが、吉祥女という夫人のことだ。
これが正室を指すのか側室を指すのか私には分かっていない。

これまでは若くして死んだ側室として解釈してきたが、今立ち止った。
宣来子の墓所は北政所吉祥女住所蹟(きたのまんどころきっしょうにょじゅうしょあと)
となっているのを知ったからだ。

筑紫で道真と並んで祀られている吉祥女とは誰の事だろうか。
素直にこの宣来子としていいのだろうか。



宣来子の父は島田忠臣。
正殿の真裏に祀られていた。
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忠臣は道真に詩を教えたという。
そしてその忠臣は道真の父是善(これよし)の弟子だったという。


島田忠臣の名を立て続けに三人位から聞いた夏があった。
私はその名を知らなかったのだが、年配の人には有名らしい。

道真の師匠なら有名なはずだ。

その夏、道真の真実を追う男に会った。
道真の真実が分からないから、その周囲の人を調べていると言った。
私が神功皇后を追っている時の手法と同じだった。

その男は島田の一族が平家一門で、飯塚の山の中に逃げ込んだことを突き止めていた。
そして、私はその一族を知っていた。

山の中に平家が逃げ込めたということは、それを導く一族がいたということだ。
それが何族かが分かっていない。


また、その麓の老松神社は大己貴神と少彦名神が滞在したと伝え、
また道真と親交を結んだということなので、同族として支援したのが分かってきた。
その地名は桂川町土師だ。
「出雲」も近い。
これは多くのヒントに満ちている。




話を太宰府天満宮に戻そう。


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その摂社には天穂日命社があって、菅家祖神として祀っている。


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そして、野見宿禰社も菅家祖神を祀る。
いずれも熔鉄の神と、私には見える。


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柿本人麻呂もこうして並ぶと青銅の神。


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武内宿禰を祀る高良社もあった。

神功皇后の時代を継承する力学関係が在る程度、続いていたことを暗示している。


道真は亡くなるまでの二年間蟄居していただけだろうか。
否。
高良山麓にはいくつもの伝承があるので、参拝したのはこの間のはずだ。
支援者がいたことは明らかだ。

道真の子は多かったようだが、九州では追討されたのか、不穏な話をいくつか聞いた。


そして、道真の最期の詩の冒頭に「松梅」と書かれていたことを知った。
「松」と「梅」だ。
続きが分からない。
さっきネットに出て来たのに、もうその詩が見つからない。
(検索が得意な方、見つけたら教えてほしい)



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道真を知ることは、亡びた倭王朝の残照を知ることになることを確信した。

それは栄華の時代を照らし出してくれるだろう。
そして、古出雲の輪郭を明らかにしてくれることだろう。

今回は皆さんに力を借りたい。
道真の伝承の神社に関して社号・住所・縁起・祭神など教えていただきたい。
リンク先でも結構。

亡くなる前の二年間が明らかになればと思う。




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by lunabura | 2014-12-14 22:37 | (タ行)神社 | Trackback | Comments(18)
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