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2017年 12月 03日 ( 1 )

宗像大社中津宮1三女神は「本朝八幡宮の根本神」だった




宗像大社中津宮1

三女神は「本朝八幡宮の根本神」だった



神湊からフェリーで渡ると大島の渡船場のすぐ近くに中津宮が鎮座している。









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フェリーから撮ったもの。正面の灰色の屋根の建物の左手に鳥居が一部見えている。









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一の鳥居を撮ると絹のような雲が掛かっていた。
不思議にも、同じ三女神を祀る福津の神興神社(じんごう)の上に掛かった雲と同じ姿だった。









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石段の上に神殿が輝いている。









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拝殿は辺津宮を思い起こさせた。

ご祭神は掲示板によると、
「皇祖天照大神の三女神・湍津姫(たぎつひめ)神、別の大御名を道主貴と申し上げ、あらゆる道を司り給う最高最貴の神様をお祀り申し上げております。」とある。
春季大祭 旧暦3月15日
秋季大祭 旧暦9月15日









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ご神殿は内削ぎ。鰹木が丸と四角の珍しい取り合わせだ。

造営は「筑前国続風土記拾遺」によると、永禄9年、大宮司氏貞によるという。永禄9年は1566年。戦国時代に造営されたことになる。









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手前の赤い灯篭に揮毫がある。これは東郷平八郎の手になるものだそうだ。

社殿は巽(たつみ)の方角、すなわち田島を向いているという。
田島とは辺津宮の鎮座地のこと。









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帰路、参道から宗像の山々が良く見えていた。



福岡県神社誌の「宗像神社」を見ていると、驚くものを見つけた。
その神徳が列挙されているのだが、

 交通主宰の神。国土開発の神。外敵覆滅の神。武運長久の神。
 酒造りの元祖神。本朝八幡宮の根本神。弁財天の総本社。

とあり、三女神が「本朝八幡宮の根本神」と書かれていた。

宇佐八幡宮の祭神は
   八幡大神(応神天皇)・比売大神・神功皇后
で、この「比売大神」とは三女神なのか、何故中央に祀られているのか、という謎がずっとあったが、宗像大社の方でも、「本朝八幡宮の根本神」と伝えているということは、やはり、比売大神とは三女神であるということになる。そして、中央に祀られる存在だということになる。

思いがけない伝承だったが、
これはさらに、三女神は何故「八幡宮の根本神」なのか、
という新たな謎の出現となってしまった。

宇佐八幡宮の本宮は何故大分宮なのか、という謎と共に。

『神功皇后伝承を歩く』大分八幡宮 下巻84


<2017年12月3日>




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by lunabura | 2017-12-03 21:56 | 宗像大社・むなかた・宗像市 | Trackback | Comments(0)
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