ひもろぎ逍遥

lunabura.exblog.jp ブログトップ

<   2016年 04月 ( 15 )   > この月の画像一覧

炊飯器で玄米甘酒を作ってみた


炊飯器で玄米甘酒を作ってみた


昨日、甘酒を初めて造ってみた。

造り方をネットで調べると、
おかゆ + 米麹 + 保温 → 甘酒
という原理らしい。

この流れを満たせば、分量は人それぞれなので、
計量が苦手な私にもチャレンジできそう。

手に入る米麹の分量から、造る量を計算することにした。

購入した米麹は一袋で500グラムだった。

そこで、問題が。
我が家には玄米しかない。

玄米からおかゆを作ろうとすると、
我が家の炊飯器からは水があふれ出すに違いない。

そこで、いったん玄米ご飯を普通に炊いたあと、
それをお粥にすることにした。
(結局、実際には、昼の残り飯を使っただけなのだが)

まじめに炊いたとすると、
1.5カップの玄米を炊いたあと、
水を入れてお粥モードでもう一度炊飯するということになる。

玄米粥がバッチリ出来ていた。

そこに米麹を500グラム投入して保温モードにした。
温度を計ると蓋をしても65度だった。

3時間後に味見をすると、水分が出て、さらさらの甘酒が出来ていた。
これで十分にいける。


が、そのまま保温モードにして一晩寝かせることにした。
翌朝、蓋を開けると、ドロリとした本格的な甘酒が出来ていた。




トッピングは何がいいかな?


c0222861_1816789.jpg

取りあえず庭のハーブを乗せておこう。


ということで、今日の分量をメモ。

玄米(1,5カップ)→ お粥 → 米麹(500g) 
→(65度11時間)→ 五合炊き炊飯器7分ほどの量の甘酒

時間的には6~8時間ぐらいでいいのだろう。

注意) 夜に甘酒を造り始めると、朝ご飯が炊けない (^^;






いつもポチっと応援ありがとう。
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村
c0222861_15184581.gif


[PR]
by lunabura | 2016-04-29 18:17 | にっき | Trackback | Comments(4)

歴史カフェ 再スタートします!5月は「七支刀」



歴史カフェ 再スタートします!

5月は「七支刀」
 
c0222861_2349149.gif

4月は歴史カフェの開催を中止して、
大変ご迷惑をおかけしました。
改めてお詫び申し上げます。


さて、5月から、改めて開催日を変更して、再スタートします。


5月のテーマは「七支刀」です。
次のような内容を考えています。

1 七支刀の環境 石上神宮と古物神社とこうやの宮(磯上物部神社)
2 七支刀は複数ある 鋳型で造られた
3 削られた年号部分 369年説は根拠がなかった
4 デザインのもと ひかげのかずら アメノウズメ
5 賀茂神社と賀茂氏 佐賀

物部氏の武器庫として有名な「奈良の石上神宮」と
物部の里「鞍手の古物神社」に共通する「フル」の地名。

また、七支刀を持つ神像で有名な「こうやの宮」(磯上物部神社)。
七支刀の年号の問題や、デザインについて。
そして、ひかげのかずらと賀茂氏。

など、七支刀に関しての資料を整理して、
古代の歴史の再現にチャレンジしていきます。


参加ご希望の方は
以下から 「歴史カフェ529希望」と書いて、
氏名、郵便番号、住所を記入の上、
お申し込みください。

必ず返信しております。返信が無い場合はブロック解除、あるいは番号違いがないか、調査をお願いします。

既に歴史カフェに参加された方は、「歴史カフェ529希望」と「氏名」だけで結構です。



日時 5月29日(日)2時~4時
テーマ 七支刀
会費 1500円 (別途、ドリンクを各自でご注文ください)
   (会費は当日、受け付けにて)
募集人員 20名(要予約)
申し込み方法 
「歴史カフェ529希望」と書いて、郵便番号 住所 氏名 をご記入の上、メールでコチラに送ってください。
(コメントでハンドルネームを使われた方、よかったらそれもご記入くださいね♪)
メールはサイドバーの「メールはコチラ」からでも大丈夫です。
一度参加された方は、住所は書かなくても結構です。

会場 オーガニック広場 ひふみ
 福岡県古賀市天神1丁目2-3 
    (JR古賀駅前) 駐車場はありません。
092-944-5755


オーガニックな食材が沢山あるので、
お買い物をする方は始まる前に前にどうぞ。(^-^)




地図 オーガニックひろば ひふみ


皆さんのご参加をお待ちしています♪





いつもポチっと応援ありがとう。
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村
c0222861_15184581.gif


[PR]
by lunabura | 2016-04-28 11:46 | 歴史カフェ | Trackback | Comments(0)

チラシ



今朝の新聞に入っていたチラシ。

――あんたの言うような「古代の女神」だよ、と、るなパパ。


c0222861_20133479.jpg

――おお、ブログで紹介した神社だ!!


いいね。
最近、筑豊の動き、早い。


バスツアーは便利。

ちなみに、大分八幡宮と撃鼓神社はガイドブックにも書いているよ。






いつもポチっと応援ありがとう。
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村
c0222861_15184581.gif


[PR]
by lunabura | 2016-04-27 20:15 | にっき | Trackback | Comments(8)

脇巫女60 馬上の武人は


脇巫女60

馬上の武人は


サンジカネモチの独白は続く

◇◇ ◇
俺はこの地の「モノノベ」たちの力を分散し、弱体化させたのではなかろうか

それは、ヤマトタケルの後ろの者たちの狙いではなかったのか
俺は結局、その者たちの策に乗せられたのか


みなに詫びる


二人の弟と多くの仲間
多くの「モノノベ」の衆に
詫びなければならない

命を奪った「ヤマトタケル」にも

俺のこの思い、分かってはくれまいか・・・

皆、この想い、受け止めてはくれまいか・・・

ただただ、俺はこの地を守りたかったのだ・・・
どうかこの気持ちだけは分かって貰いたい・・・

「もののべ」の衆よ
そなた等を裏切ったのではない。欺いたのではない


この地を守るために
われは今でも、戦っているのだ


身勝手な頼みではあるが
今一度
モノノベの者たちよ、われに力を与えよ
この地を守るために、われに財を与えよ

ふたたび、皆ともに、この地を守ろうぞ!・・・


「もののべ」の衆よ
この思い、受け止めてはくれまいか・・・


◇◇ ◇
以上がサンジカネモチの独白だ。

彼はこの地を守るために戦ったのだという。

この言葉を読んだとき、私は理解した。

そう。
私の夢に出て来た「馬上の武人」は、サンジカネモチだったのだ。

「私たちは国のために戦ったのだ」
馬上の武人はそう言った。

これを聞いた当初、私は勘違いした。
武人は、鞍手の英雄、鞍橋君ではないかと。

しかし、今思えば、武人が背にした「鷹ノ口おだ山丘陵」こそ、
サンジカネモチの物語の証だった。

サンジカネモチは精悍な顔をした男だった。



さらに思い出した。
もっと前の夢に出て来た「ヤマトタケルと武内宿禰」。
これもこの時代の主たるモチーフとして示されていたことに気付いた。

タケルの目は青かった。

この青い目こそ、ミヤズ姫が見たものだった。

ある日、菊如と崋山の結願の時に、
私の魂の記憶からミヤズ姫が出て来た。
私が受け入れられなかったのは、この過去世のことだった。
私がミヤズ姫?
全く自覚はなかった。

しかし、この時、ヴィジョンに見えたものがあった。

幼子たちが何人も、一斉に門から飛び出すシーンだった。
その中にミヤズ姫もいた。
右手に「小さな竹」を高々と持って、男の子たちと駆けていった。

そんなヴィジョンだった。

それから、ミヤズ姫の意識に焦点を当てると、
大人になったミヤズ姫がいつも待っている姿が浮かんだ。
立って、ヤマトタケルが来る方向を見つめていた。
二度と逢えぬとは知らずに。

菊如が言うには、ミヤズ姫は剣の一刺しで命を絶たれたために、
死の自覚さえもなかったという。


さて。
昨年、私と星読が出会って始まったこの物語は
歴史の一端を伝えるものかもしれないし、
単なる夢物語に過ぎないかもしれない。


それでも、鞍手という町が「物部の里」であり、
「三女神の降臨地」の伝承を持つ地であるということは、
多くの人に伝えることが出来たと思う。

現実問題として、
禁足地が商業施設に破壊される可能性は残っている。
が、星読たちはきっとこれを良い方向に持って行ってくれるだろう。


サンジカネモチの死後も鞍手の物語は続いていくようだが、
内容はよく分からない。

私はここで筆を置こうと思う。

「脇巫女」を応援してくださった方々に礼を言いたい。
黙って見守ってくださった方々にも。

ありがとう。

(終)




いつもポチっと応援ありがとう。
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村
c0222861_15184581.gif


[PR]
by lunabura | 2016-04-25 20:26 | 「脇巫女」 | Trackback | Comments(20)

脇巫女59 独白


脇巫女59

独白

サンジカネモチはその生を振り返った

◇◇ ◇
「熱田」と「新北」の分裂
これは敵を欺くための戦略
・・・「熱田」に武器は無い
「熱田」の武器はいずこかへ持ち去った
二人の姫を守るために「新北」と取った作戦だった

他のモノノベたちは知らない

全てはこの地を守るため

われはこの地を守るために戦ったのだ
・・・そう信じたい

二人の姫は分かってはくれまいか・・・

二人の姫のことを思うと・・・いまだに体の震えが止まらない


「熱田もののふ」・・この地を代表して戦いに挑んだ・・その名は三師金持

「宗像」三郎昭政はこの地を奪った
・・・「宗像もののべ」は「熱田もののふ」の死を知って
    この地を我が物としたのか
    「熱田もののふ」の死に関係しているのか

「香月」実篤三郎太はこの地から去った
・・・「熱田」と「新北」が分裂したと思い込んで

他の多くの「モノノベの者」たちよ
われはそなた等を裏切ったのではない。欺いたのでもない
われのこの思い、分かってはくれまいか・・・


◇◇ ◇

ミヤズ姫がまだ生きていたころ、
ヤマトタケルと神功皇后の密談が行われていた。
ヤマトタケルから見たら、神功皇后は息子の嫁に当たる。

夜になると、安全な木月で作戦会議を行った。
この作戦会議は、夜な夜な二人が遭っている、という噂となり、
カネモチの耳にまで届いた。

◇◇ ◇
サンジカネモチは・・・星読は・・・つぶやく

俺は本当にこの地を守ったのだろうか

俺はこの地を守りたい

ただ、それだけの気持ちだった

この地を、他の者に渡したくなかったのだ

俺は本当にこの地を守ったのだろうか・・・

あのときは、
武人として強靭な武器を持ち
その力にうぬぼれたいたのかも知れない

あのときは、
ヤマトタケルを操る後ろの者たちのことなど考えもしなかった

この地を守ることは敵を・・・
目の前の敵を倒すことだと信じていた


もっと広い考えを持つべきであった
もっと広い視野を持つべきであった

なぜ、ヤマトタケルとの話し合いの席に着かなかったのか
いっときの感情に支配された・・・

そうだ!
ミヤズ姫のあの言葉で・・・繰り返されるあの言葉で・・・
冷静さを失っていた

魂の記憶が蘇る
そうだ
あの言葉・・・
「なぜ、タケルは来ぬのか」

われらは一度はヤマトタケルと和議を結んだ
この地の平安を得るための和議を結んだ
大切な「姫」と引き換えに・・・
その「姫」が悲しんでいる・・・
「なぜ、タケルは来ぬのか」と

ヤマトタケルは神功皇后と頻繁に二人で会っている
夜・・・二人で・・・
そう知らされた

「姫」を差し出したことも腑に落ちない
なぜ、われらの「姫」を大切にしないのだ!
なぜ、われらの「姫」をないがしろにするのだ!

われらの「姫」は幼き頃より活発な御子
このままでは、「姫」は神功皇后の命を奪うやも知れぬ
そのようなことになれば「姫」は確実に返り討ちになる・・・
剣の力は神功皇后には適わないことは明白

「姫」の命を守らねばならぬ
如何なる方法で「姫」を守ればいいのか
俺が代わって皇后の命を・・・いや出来ない
女の命を奪うことなど「もののふ」は出来ない

ならば、ヤマトタケルの命を・・・
これしかない・・・「姫」を悲しませないために・・・
「姫」の命を守るために・・・

われら「熱田もののふ」が手助けするために同行する、と使いを出し
部下を連れてヤマトタケルの軍勢へと向かった

それを信じたヤマトタケルは油断していた
われは真っ先にヤマトタケルに切りかかった
一瞬早く、我が剣がヤマトタケルの鎧を貫いた

しかし、ヤマトタケルが戦いで命を落とすことは想定されていた
すでに身代わりの者は常に訓練されていた・・・
進行を続けるために

短慮であった

ヤマトタケルの命を奪っても
「姫」は・・・「ミヤズ姫」は喜ぶはずもない
短慮であった

ヤマトタケルに戦いを挑んだことで
他の「モノノベ」たちは困惑したに違いない
短慮であった

しかし別の方法は考えられなかった
「姫」を守る方法は・・・
短慮であった

◇◇ ◇
サンジカネモチがヤマトタケルを殺した動機が語られた。





いつもポチっと応援ありがとう。
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村
c0222861_15184581.gif


[PR]
by lunabura | 2016-04-23 20:34 | 「脇巫女」 | Trackback | Comments(4)

脇巫女58 熱田サブロウタ


脇巫女58 

熱田サブロウタ


サンジカネモチは再びこの地に生を受けた。
星読として。

さて、ある日、菊如と崋山の結願で「熱田サブロウタ」が呼び出された
この男は結願があるたびに来ていたが、姿を現さないでいた。

この日、崋山の身体を借りて、「熱田サブロウタ」が現れた。
星読がその場に居合わせた。

◇◇ ◇
見えない世界から「熱田サブロウタ」を呼んでみる
何日も前から来ていたそうだ

だが・・・なかなか現れない・・・どうかしたのか?

やっと現れた・・・その姿を見て驚いた

怯えている
確かに怯えている
目を合わそうとしない
それどころか、星読の顔も見れない状態だ

「何があった」
星読は促すが・・・サブロウタはただただ怯えている

なぜ?
星読には状況が掴めない

菊如と崋山のやりとりを見つめるだけだった

やさしく、うながすように菊如が声をかけると
「熱田サブロウタ」小さな声でささやいた

「殺した
イチキシマ姫を殺した
熱田の木の根元に埋めた」

そう言うと、「熱田サブロウタ」は小さくうずくまった


この時、はっと突然、星読は「サンジカネモチ」になった

サンジカネモチは「熱田サブロウタ」に語りかけた

「もうよい
辛い思いをさせたのう
もうよい・・・もうよい
サブロウタよ、余を見よ
すまなかった
もうよい・・・もうよい」

更に続けた
「余がフルベで死んだことを知って
余の言い付けを守っただけじゃ
もうよい
辛い思いをさせたのう
もうよい・・・もうよい
サブロウタよ、余を見よ
すまなかった
もうよい・・・もうよい」

熱田サブロウタは最後までサンジカネモチの顔を見ようとはしなかった
ただただ小さくうずくまっていた


「熱田サブロウタ」
その者は「熱田」に残り
攻め込まれたときには
「姫」ともども自害せよと言い付けた
下級の武士

最後まで言い付けを守った忠臣の者

「熱田サブロウタ」よ、許せ
辛い思いをさせてすまなかった


◇◇ ◇
フルベに向かう前、熱田に匿っていたイチキシマ姫の今後について、
サンジカネモチはサブロウタに命じていた。

熱田が攻め込まれたら、イチキシマ姫を敵に渡さぬよう、
共に自害せよと。

サブロウタは命令を遂行した。

サブロウタは1800年もの間、その罪に震えていたのか。

魂たちが再生した時、
サブロウタはようやくサンジカネモチにその報告ができた。





いつもポチっと応援ありがとう。
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村
c0222861_15184581.gif


[PR]
by lunabura | 2016-04-22 16:01 | 「脇巫女」 | Trackback | Comments(0)

脇巫女57 三折の剣


脇巫女57

三折の剣



これまで仲間だったフルベは、
サンジカネモチの行動に対して反発し、亡き者にせんと、剣で迎えた。

カネモチはその剣をさばいたが、多勢に無勢。
ついに、最期を迎えようとしていた。

◇◇ ◇
このとき、若いモノノベが懐に飛び込んできた
この者は以前、夢に見た者だった

サンジカネモチの動かないはずの右腕がその男の襟元を掴んだ
「この幸せ者よ
そなたは、このサンジカネモチが奪う最後の命」

そう言うと、左腕に持ちかえた「三折の剣」を
その男の下腹部から突き上げた

――この剣を敵に渡すことは出来ぬ

若者の身体を鞘として、剣をその身体に隠した

束を握る左手に力を入れ直すと
剣を抜きやすいようにするために、若者の腹を大きく切り裂いた



どれぐらいの時が過ぎたのか
身体はもう動かない

ところが、その時、身体に温もりを感じた

――この温もりは?

膝の温もり・・・頭を支えてくれている
左腕をさすってくれる・・・優しい手のぬくもり

それは月守の巫女の温もりだった

――約束を覚えてくれていたのか
  戦場で倒れたときの約束を・・・
  我が剣をいずこかに隠せ
  そんな、辛い約束を・・・

――月守の巫女よ
  剣を頼む
  我が左腕は動かない・・・
  切り落としてくれ・・・
声が出ない

――月守の巫女よ
  最後にそなたの笑顔が見たい
目が開かない

月守の巫女は約束どおりに
左手を切り落とし、若者の身体から剣を抜き
衣に隠して去って行った

――すまない
  辛い思いをさせて・・・
  すまない

  守れなくて・・・
  月守の巫女よ・・・すまない
  ・・・許してくれ・・・

  俺は何も守れなかった

  すまない

  モノノベの者達よ

  俺は、この地を守りたかっただけなのだ

  解ってはもらえないだろうか・・・

  多くの者達に詫びねばならぬ

  この地の者達に
  モノノベの者達に


そして、今、ふたたびこの地に生まれた
この地を守るために

◇◇ ◇

サンジカネモチの最期は同じモノノベの若者の剣によるものだった。

それは、この「脇巫女」の冒頭に出てくる
「星読の夢のシーン」でもあった。

星読がこの物語を紡ぎ始めたときに、
最期のシーンを夢で見せられていたのがここで分かった。


サンジカネモチは味方の集うフルベに馳せ参じる時に、
木月の月守の民の脇巫女に草薙剣を預けた。

そして、自分の三折剣を万が一の時には預かってくれと頼んでいた。

カネモチは最期の時に、若者の身体に剣を突き通し、
その肉体の中に剣を隠した。

月守の巫女は瀕死のカネモチとの約束を守るためにやって来た。

束だけが外に残ったが、カネモチの指が握り締めたまま硬直していたために、
手首を切り取って、剣を取り出したという。


薄れる意識のなかで、カネモチは巫女に感謝した。


そして、自らの行動を振り返った。

それは、この地を守るため。
ただ、それだけの思いからだった。

そして、六ケ岳の黒だまの秘密を守るため。


それから1800年経って、
カネモチは再び六ケ岳の麓に生を受けた。
それが星読だった。


サンジカネモチは「三師金持」と書く。
「三師」(さんし)とは周代に初めて設置された身分で、
のちの宰相に相当したという。

カネモチはモノノベを統括する身分だったのだろう。

(つづく)
  





いつもポチっと応援ありがとう。
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村
c0222861_15184581.gif


[PR]
by lunabura | 2016-04-19 21:47 | 「脇巫女」 | Trackback | Comments(0)

大名小学校で救援物資受け入れ

追記

皆さんの協力で、物資が足りて、受付を中断したそうです。

2016年4月22日


大名小学校で救援物資受け入れ


今朝の西日本新聞(2016年4月18日朝刊)から!


福岡市は中央区の旧大名小学校を拠点に、
熊本地震の被災地への支援物資の受け入れを始めた。

物資は以下の六品目に限られていて、
品物ごとに各教室に搬入するようになっている。





以下は福岡市HPより

◆市民・企業からの熊本への救援物資の受け入れを始めます!

 熊本の避難所において、物資等が不足している状況を受け、必要な物資について、市民や企業から受け入れを始めます。
(1)受け入れるもの
 ・生理用品、おむつ(子ども用、大人用)、トイレットペーパー、
  タオル、毛布

(ただし、すべて未使用・未開封のものに限らせていただきます)
 ・ペットボトルの水
(ただし、未開封のもので賞味期限内のものに限らせていただきます)

(2)受け入れ場所
 旧大名小学校(福岡市中央区大名二丁目6番11号)に持ち込みをお願いいたします(旧大名小学校駐車場の使用は可能です。北側の入口から入場してください。)

(3)受け入れ期間 
平成28年4月18日(月)以降 午前10時~午後8時

また、受け入れボランティアも募集しています。
詳細は以下へ

http://www.city.fukuoka.lg.jp/bousai/kumamotozisin.html

品目は日々変わっているので、確認してください。




以上のように、六品目だけです。

福岡市がヘリコプターで輸送してくれます。
すでに、昨日から輸送を始めています。


また、西日本新聞には
阪神・淡路大震災被災者からのお願いが漫画で載っていました。


「今はグッと我慢をして、受け入れる体制が整うまでは
その道のプロや大きな力を持った企業や団体に任せ、
エネルギーを蓄えておいてください」

とのことです。




c0222861_9215979.jpg


画像は西日本新聞より転載






いつもポチっと応援ありがとう。
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村
c0222861_15184581.gif


[PR]
by lunabura | 2016-04-18 09:25 | お知らせ | Trackback | Comments(15)

脇巫女56 最後の戦い


脇巫女56

最後の戦い



三折(みつおれ)の剣とは、
稲妻のように、ギザギザに折れ曲がった剣だったという。

両刃であるために、断面はソロバンのように左右が尖っていた。
鞘(さや)が作れないために、革袋に入れていたという。

一方、草薙の剣は直刀で、軽かったと星読はいう。
それを妖刀と呼んだのは、
何でも出来る気持ちにさせる剣だったからだという。

◇◇ ◇

このままでは、再びヤマトタケルが攻めてくる
そう思った「熱田もののふ」

ヤマトタケルの剣を手にしたとき・・・心がゆらいだ・・・

〈 自分は何でも出来る 
われに従え
「熱田」の者たちよ 〉

ヤマトタケルの剣は「妖刀」だった



「熱田もののふ」は自らの剣「三折の剣」と「妖刀」を両手に持った

これに従う多くの「熱田」の者たちは
「熱田」がこれまで蓄えてきた強靭な武器を持ち
われらの聖地「六嶽」と
「星読の民」「月守の民」が暮らすそれぞれの地を守るために
「ふるべ」の地に向かった

その途中、「熱田もののふ」は「妖刀」を
「月守の民」が暮らす「木月」に預けた


◇◇ ◇

サンジカネモチは妖刀である草薙の剣を木月に住む
月守の民の脇巫女に預けた。

そして、自分に何かあったら、三折の剣を人に奪われぬように、
持ち去って欲しいと頼んだ。


サンジカネモチたちは
熱田に蓄えた武器を持ち、仲間であるフルベの地へと向かった。

いざ、ヤマトタケルとの決戦へと。


しかし、フルベではサンジカネモチが勝手にヤマトタケルを殺した事が
問題になっていた。

――和議が出来ていたものを。
――よけいな事をした。
と。

こうして、フルベはサンジカネモチを亡き者にしようと待ち構えていた。

◇◇ ◇
「ふるべ」の地でヤマトタケルの反撃を待ち構えるはずだった

「熱田もののふ」たちを待つ「ふるべ」の地には
多くの「モノノベ」たちが集結していた

サンジカネモチの声が空しく響く

「フルベの者達よ
モノノベの者達よ
この地を守り大切な者達を守る戦いだ
われに従わないのか」

謀られたことをサンジカネモチが悟ったときには・・もう遅かった

先の戦いで利き腕の左腕に傷を負ったまま、右手に剣を握って戦った

「フルベ」の地は戦場となった・・・モノノベ同士の・・・

仲間だった者たち

なぜ戦いを挑んでくるのか
そなたたちでは、この命、奪うことは出来まいに

いくつもの剣先を受けるカネモチ
傷つく身体



なれない右腕の戦い・・・
サンジカネモチは両の腕に深手を負い、これ以上戦えないことを悟った

それでも、相手の命を奪い続けた

いくつかの深手が自由を奪う

動けない

動かない

戦場での死とは、このようなものか

経験がない

動かない

意識は、まだ、ある

これ以上は戦えない

最後の者が、わが命を奪うのか

◇◇ ◇

サンジカネモチは仲間と思っていたフルベたちに命を狙われ、戦った。
しかし、深手を負って、次第に意識が遠のいて行った。





いつもポチっと応援ありがとう。
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村
c0222861_15184581.gif


[PR]
by lunabura | 2016-04-17 20:47 | 「脇巫女」 | Trackback | Comments(0)

脇巫女55 ミヤズ姫


脇巫女55

ミヤズ姫



星読によると、ミヤズ姫は熱田から離れ、
小牧?付近に新たに屋敷を構えて、ヤマトタケルを迎えたという。

その警護にはフルベモノノベが当たっていた。

サンジカネモチによって、一代目のヤマトタケルが討たれたが、
二代目がすぐに活動を始めたので、
新妻であるミヤズ姫はタケルの死を知らないままだった。

タケルの目は青かった。

二代目がミヤズ姫を訪れることは決してなかった。

◇◇ ◇
<2016.3.31> 最後の戦い

これは、星読のひとり言

頭から離れない・・・ことば
          映像
          思い込み
なぜか、書かなければ収まらない・・・・


ミヤズ姫は繰り返す
「なぜ、タケルは来ぬのか」
「わらわのもとへ、なぜ、来ぬのか」

このとき、ミヤズ姫は外の異様な雰囲気に気付く
「戦が始まるのか?」
「カネモチを呼べ」

そこは「フルベが守る地」

サンジカネモチはミヤズ姫のもとを訪れた

カネモチの前でミヤズ姫は繰り返す
「なぜ、タケルは来ぬのか」
「わらわのもとへ、なぜ、来ぬのか」
「外はどうなっているのか」

・・・それほどまでに「タケル」に逢いたいのか
   それほどまでに「タケル」を慕っているのか

カネモチはついにミヤズ姫に告げた
「タケルのもとへお連れ致す」

つぎの瞬間、カネモチの利き腕である左腕が動いた
三つ折の剣を抜くと、
その剣先がわずかにミヤズ姫の喉元を切り裂いた

ミヤズ姫は笑顔のまま、そこに座って動かない

「姫はこのサンジカネモチがヤマトタケルのもとへお連れした」

そう言い残すと、サンジカネモチはフルベが待つ地へ向かった


◇◇ ◇
新妻であるミヤズ姫は政略の婚儀ながらも、
ヤマトタケルを慕った。

青い目のタケル。

しかし、二代目は発覚を恐れ、ミヤズ姫を訪れることはなかった。

呼び出されたサンジカネモチは何も知らない姫の言葉にいらだった。
「そこまで言われるなら、望みどおりにマトタケルの元へ」
それは、あの世での再会を意味した。

三つ折剣は抜かれ、一瞬で喉を切り裂いた。

こうして、カネモチはミヤズ姫の命を絶った。



サンジカネモチはヤマトタケルから奪った草薙剣を木月に預けると、
勇んでフルベの拠点に向かった。

仲間であるフルベの元へ。

しかし、フルベの情勢が変わってしまったことに
カネモチは気付いていなかった。






いつもポチっと応援ありがとう。
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村
c0222861_15184581.gif


[PR]
by lunabura | 2016-04-16 20:35 | 「脇巫女」 | Trackback | Comments(2)
line

綾杉るなのブログ 神社伝承を求めてぶらぶら歩き 『神功皇后伝承を歩く』『ガイアの森』   Since2009.10.25


by lunabura
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー