ひもろぎ逍遥

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<   2017年 05月 ( 14 )   > この月の画像一覧

急遽、バスハイクの仕込み



今日は7月のバスハイクの予定が急に決まって、
案内文の締め切りもすぐにということで、ツアーデザインをしています。

神功皇后伝承をたどるツアーですが、7回目になります。

必要時間を割り出して、最終コースを決めます。
案内文を書くにも、全体が先に決まらないとできないんです。
道の駅も重要ポイントで、行くのが楽しみです。

7回目はガイドブックの順を追って久留米市と小郡市に行きます。
高良山です!
高良玉垂宮神秘書の舞台ですね。

おっと、具体的な案内は「歴史と自然をまもる会」から発表が
あった後でした(^^;

6月のバスハイクは香椎宮から古賀市にかけてですが、
すでに満席だそうです。


明日は歴史カフェの14回目。
高良玉垂宮神秘書です。

高良山の祭神が変遷していくのも、時代の変化と切り離せません。

祭神は安曇磯良(アントンイソラ)と武内宿禰の上宮下宮二祭神から
武内宿禰単独、底筒男と変化していきます。
そして、江戸時代には再び武内宿禰となります。

ブログでは断片的にしか語れない内容ですが、
歴史カフェでは大まかな流れが掴めるようにと工夫しています。

明日の飛び込み参加、大丈夫です。
テキストの印刷の都合があるので、明日の午前中までに連絡くださいね。

『神功皇后伝承を歩く』の上下巻を持って来てくださいませ。





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by lunabura | 2017-05-24 22:55 | にっき | Trackback | Comments(0)

ひめちゃご80 シンロンの長はオージー


ひめちゃご80

 シンロンの長はオージー
 

2016年12月5日 結願2

ひめちゃご59 「ジンヨウとパオタン」の続きを書こう。

59回の概要は、
ジンヨウは長のパオタンの命令で沖ノ島の関所を守っていた。
ジンヨウは船乗りからカネを受け取った。
カネが無い者からは宝物を受け取った。
それをパオタンに渡していた。

ジンヨウにとって海に住む神といえば大亀か龍神だ。
月巫女を見たことがあるという。
月巫女は岬の上で金と銀の扇を持って舞っていた。
ジンヨウの部族にも姫がいた。シンロンという名だった。

崋山にシンロンが懸かった。

菊如は船乗りのふりをしてシンロンに尋ねた。
「はじめまして。関所の方から聞きました」
「わらわのことか」

「お名前は?」
「われ。シンロン。日本語で田心と書く人と同じ。われ心田(シンロン)」

「タゴリ姫と呼ばれていたのですか?」
「我はあの者の仲間ではない。そこに居たことはありますが。
その人は大切にされていた。
宗像の田島に住んでいる「心」の字が付く女性で通訳をしていました。
田島に住むシンロンさん。「田心」さん」

「その人はどういうことをなさっていたの?」
「雨が降らなければ降らしたり、祈りを捧げたり。
神ではない。雨が降り過ぎて波が高くならぬように祈りを捧げただけ。
神ではない」

「いっぱい素晴らしいものが届きよったんですね」
「そう。光る石も採れるし」

「それは金ですか?そこでも精製していたのですか?」
私が訪ねると首を横に振った。
「ほら見たことあるでしょ」
とシンロンに言われたがその時は思いつかなかった。

今思えば、鞍手の大塚古墳の
ラメをまぶしたようにキラキラと輝く石のことだろうか。
よく分からない。違っていたら、訂正が入るだろう。

「農耕をしていました。畑だけでは暮らしていけなかった」
とシンロンが答えたが、菊如は話題を変えた。

「タギツさんは御存じ?」
「知らない」

「イチキシマヒメは?」
「知らない」

「他の女の人は知らない?」
「山の上に女性が一人住んでいると聞いたことがあります」
シンロンは四つの山の連なりを手振りで示し、海から三つ目の山を指した。
「四塚ですね。海から三つ目の山」
と、私が確認した。

四塚(よつづか)とは宗像の四連山のことで、
釣川を挟んで宗像大社の対岸にある。

海から湯川山、孔大寺山、金山、城山。
金山(かねやま)!!
そこに女性が一人で住んでいたという。

孔大寺山は金が採れていた。
そこで、金を採っていたのか、と私は尋ねた。
「いいえ」
「金細工は?」
「それもしていません。関所から宝は来ていました」

菊如が尋ねた。
「長の名前は?」
「長はオージー様」

「姓は?」
「ウエクサ ジン・・(不明)」

「どこに住んでいるの?」
「釣川の上流に行きついた所」

菊女が、時代が知りたいけど、どうしたらいいか、私に振って来た。
私も困ったが、北極星と北斗七星の名前を尋ねた。

「星には名前は付けません。ぐるぐるまわる・・あれ。
名前でなく、形で伝えます。絵を見るように。
人に知らせる時は絵に描いて知らせます。名前を付ける感覚はないんです」

西暦や年号の無い時代、何を以って時代を確認したらいいのだろうか。
今でも分からない。

シンロンの声が良く聞こえない。
以下はその断片。

「今は六ケ岳にいます。姫が集まるから。
それぞれの姫が集まっています。
それぞれの名前でこの国を表しています。
一つは田畑・・・田心(たごり)
一つは鉱山・・・市杵島(いちきしま)
一つは魚や水産・・狭依(さよりひめ) 海はさよりひめ
この三つで表しています」

シンロンの語りはここまで。次の存在が待っていた。

       <2017年5月22日>









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by lunabura | 2017-05-22 22:55 | 「ひめちゃご」 | Trackback | Comments(4)

今日は歴史カフェでした



今日の歴史カフェ、ご参加ありがとうございました。

お茶タイムの話が盛り上がって時間が不足。

最後は駆け抜けましたが、
皆さんが疑問を出し合って、互いに解き合うのが理想だったので、
理想に一歩近づいたなと思いました。

筑紫の古代史を把握するには、
1 景行天皇・ヤマトタケル・神功皇后の時代。
2 磐井の時代。
3 白村江の戦の時代。

この三つを押さえるのが大事だなとよく思います。

古代地図が大きく変わった時代です。

古代は「氏族が氏神を祭祀している」ので、
神社の祭神を覚えていくと、古代豪族の分布が推測できます。

古代からめんめんと伝える地名も見逃せないですね。

これらが自分の中に構築されると、
名もなき古墳と祠の関係も少し推論を立てることができます。

福岡は未指定の古墳がいっぱいです^^
口コミで噂しあってます。


関連の単語を覚えると、自分の出会った謎も説明できるようになって、
楽しいですね。

最近はとくに、それぞれの人に
古代の人たちの呼びかけが届いているなあと思います。

ご先祖だったり、自分の過去世だったり、土地神だったり。
その呼びかけに応えるうちに、大きな輪ができている印象ももちます。


「思い」と「行動」これは自分を変える手段でもあるようですね。




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(高住神社にて)




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by lunabura | 2017-05-21 21:11 | 歴史カフェ | Trackback | Comments(2)

ミニ胡蝶蘭が咲き始めた



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ミニ胡蝶蘭が一昨日から咲き始めました。

昨年の2月、田川で「遠賀水軍」について話をしたときに、
そっと届けられていた花です。ありがとうございます。


自然に育つと5月の下旬に咲く花だったのですね。
つぼみも次々に膨らんでいて、数週間は咲き続けるのではないかと楽しみです。

明日から一週間は、自分的には「神秘書」祭です。
歴史カフェと久留米大学公開講座で話をします。

歴史カフェではイメージが造りやすいように、
カラー画像を準備しています。

久留米大学ではテキストは文章ばかりです。
地元の人特有の謎に応えるべく、
マニアックな話になっていく予定です。


歴史カフェでは『神功皇后伝承を歩く』で見どころを紹介します。

先日、チョイドライブにいつも同じ所に行くという方と話をしていて、
ガイドブックを持っている方だったので、
この本で近場の新鮮なドライブコースが開拓できるという話になりました。

何せ古代の人が聖地としたパワースポットばかりですから、
もれなく感動も付いてきます。^^

道の駅も楽しみですね。
一億円のトイレとか(^^♪ そんなのが福岡にはあります。


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庭のバラも咲きました。



明日は10時半開始です。
「ひふみ」は10時オープンです。

私はいつもは30分前に来ていますが、
明日は町内会の当番を済ませて、15分前ぐらいに着くかもです。

飛び込み参加大丈夫です。
コメント欄に非公開で申し込みもOKです。





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by lunabura | 2017-05-20 20:56 | にっき | Trackback | Comments(2)

ひめちゃご79 神武天皇の足跡の話まで来たが



ひめちゃご79

神武天皇の足跡の話まで来たが
 

日少(日若)神社の縁起で気になっていたのは馬の話だ。

神武天皇が中州(なかつくに)に行こうとして日向国から豊国に向かい、
田河の吾勝野に出て、兄弟山に天祖を祀った時、
馬見物部の末裔の駒主命が駿馬を連れて天皇を迎えにいったという話だ。

筑紫に行って、その家に行き、馬見山上で皇祖を祀った。
そこから北麓を巡って日尾山に向かう途中の谷で難渋して、
日若の水で祓って霧が晴れた。

簡単にはこのような話だが、調べていくと、
日王山(日尾)で比売神を祀って嵐が収まった話もあった。


前回の話と合わせると、神武天皇は
日王山から馬見山に向かう途中、鹿毛馬に立ち寄っていることになる。
そこで新たな馬に出会う。

しかし、馬はこれくらいにしておこう。

これらを読みながら、日王山が格別な山だったことを改めて認識した。

ネットでは神武天皇の足跡を
北九州と筑豊を中心に念入りに探査したサイトもあった。
福岡の東部は網羅されているといえよう。

これに加えて福岡の西部での
糸島での兄妹婚、太宰府の王城神社での政を組み合わせると
壮大なストーリが描きだせると思う。

東部での足跡は地元の人が一番分かりやすいし、
地元のために掘り起こさねばならない歴史だと思った。

誰か立ち上がって、本を書いてくれることを願うばかりだ。


「ひめちゃご」は次々に入れ子を造り遠くまで来てしまった。

ここらへんで、帰り道を辿ろう。
開いた入れ子を完結させながら戻る時に来た。





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『神功皇后伝承を歩く』下巻87日若(日少)神社











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by lunabura | 2017-05-19 20:40 | 「ひめちゃご」 | Trackback | Comments(0)

ひめちゃご78 綱分―日若―無名山―飯土井神社 レイライン



ひめちゃご78

綱分―日若―無名山―飯土井神社 レイライン

まさかの、続きがあった
 


前回の厳島神社の投稿のあと、チェリーから新たなライン図が届いた。

「最早、言葉はありません」と。
それを見て私も驚いた。

確かに!
それを見ると、あのラインの続きが赤色で描かれていた。
私も、驚いて、何を返事したらいいのか言葉が無かった。


それは飯土井神社へのラインだった。
(福智町神崎)

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厳島神社の縁起では、
日王山で祀られていた天照大神が勧請されたのが飯土井神社とある。
それは14世紀の半ばのことだった。

飯土井神社を調べると、もともと仁徳天皇一柱を祀る宮だ。
かつては若宮神社と号したそうだ。
そこに天照大神が合祀されたことになる。

チェリーが驚いたのは、
「綱分八幡宮―日若神社―無名山(189.3m)」のレイラインの
「延長のポイント」が見つかったことなのだ。

まさか、こうして迂回してポイントが見つかるとは私も思いもしなかった。

例の調子で私の勘違いで始まった
ひめちゃご71からの一まとまりのシリーズだ。
無名山をバスの中から撮って、載せたことが始まりだった。

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この山が無名山と分かり、
「綱分八幡宮―日若神社―無名山(189.3m)」のラインが
日王山を通らないのが残念だったのだが、どっこい、
それは飯土井神社(いどい)に達した。

チェリーによると、
<189.3mのピークから綱分八幡宮を見て、その反対側に
ラインを延ばしていったと考えられます。(飯土井神社は見えません)>
ということだ。

これで、無名山の隠れた価値が見えて来た。
その姿の美しさからも、聖山だったことは間違いない

この発見に何らかの見えない世界の意図を感じずにはいられない。

あとは、誰か、現地踏査する人が出てくるだけだ。(*´з`)
(^^;

あるいは、誰か祈る人が出てくることだろう。

何せこのシリーズは集団幻想による小説なのだ。
それぞれの得意分野を持ち寄って何かが分かればいい。


さて、私が驚いたのは、
日若神社には神武天皇の馬の話が出ていて、
前回の鹿毛馬神籠石の話に連なるようなので、

もう一度、あの漢字だけの縁起を読み直そうと思った矢先だったことなのだ。
中国語と日本語が全部漢字で書かれているため、

文法がぶっ飛んでいる和製中国語( ゚Д゚)

がんばるべ。






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by lunabura | 2017-05-17 21:40 | 「ひめちゃご」 | Trackback | Comments(2)

ひめちゃご77 厳島神社 日王山から遷された三女神





ひめちゃご77

厳島神社 

日王山から遷された三女神
 


英彦山からの三女神と大己貴のレイライン。

それはどれもが日王山を経由する。
そこで景行天皇が三女神を祀ったという。

その日王山の祭祀は麓に下りていった。
後光厳天皇の御代、延文年間(1356~1360)のことだ。

アマテラスは福智町神崎の飯土井神社へ。
三女神は飯塚市鹿毛馬へと下った。







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それを厳島神社という。









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鹿毛馬川から上がって南西の丘に向かう位置が選ばれた。












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祭神は市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命。
三女神が一所に祀られている。


『福岡県神社誌』では
豊前国の宇佐島から宗像の沖津島に鎮座するとき、
当村、日尾山を越えられたという古実から
景行天皇の御宇に三女神を祀ったとある。








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「日王山」の表記は「日思山」だったともいう。

それは三女神が山頂の「方丈の瑞石」に神をって
天照大御神を祀ってからの名だそうだ。

烏尾峠の地名由来も、
三女神が道に迷った時、烏に導かれたことからついたという。


地図を見ると、烏尾、船尾、日尾と、「尾」がついた山名が集中している。

これらを「八咫烏」「天鳥舟」「太陽の尾=彗星」と、
なんとなく変換してみた。



近くの田の中には三女神が休憩したといわれる「神休所」という磐座がある。

英彦山からの帰り道、車で走りながら左手に見えたが、写真は撮っていない。
またの機会に撮ろう。

その斜め上に向いた姿は御許山を指す磐座を思い起こさせた。

厳密に測量された三女神レイラインはいったい何を現すのか。
この磐座との組み合わせがヒントになるかもしれない。

が、何かあるという事自体が幻想なのかもしれない。









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参拝を済ませて戻る参道の向こうに鹿毛馬神籠石がある。
この史蹟は鉄の生産施設だと確信している。

山城ではない。

列石は二重三重に誤解されてきた。

「神籠石」という名の発祥である『高良玉垂宮神秘書』では結界となっている。

高良山の神籠石は巨大な磐座だ。
そう、磐座信仰が神籠石なのだ。




この「鹿毛馬」という地名は神武天皇にちなむ名だそうだ。

『福岡県神社誌』によると、
神武天皇がまだ狭野命という時に、筑紫をまわるために
豊前国からこの村に来られた。

馬牧から足毛の馬を献上されてその馬に乗って馬見村に向かった。
その姿を老翁が見送ったという。

これからこの村を駈馬村というようになった。

その牧の跡を大石で区域を残したという。

鉄生産施設が後に牧として利用されたと考えているが、
その形状が鉄を生産する熊本の一目神社と全く同じものだという記事は
ずっと前に書いた。


神籠石はひとくくりで論じる前に、個々について精査する必要がある。

山城として論じる人は、どこに主を住まわせて守るのか
一つ一つ説明する必要があると、最近よく思う。




福岡県飯塚市鹿毛馬1088







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by lunabura | 2017-05-15 22:34 | 「ひめちゃご」 | Trackback | Comments(4)

今日という一日




「平成4年のあなたの年賀状が出て来たのよ」
と、友人から電話。「25年前よ~」

物持ちがいい人だなあと、思ったら、
「今年はパッチワークで孔雀明王曼荼羅に挑戦します」
と書いていたそうな。

で、この曼荼羅キルト、ブログに出してたなあと、グーグルで検索。

私の画像がすぐに出てきました。
絵の曼荼羅の中に紛れこんでいる。


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なんと便利な時代。


計算すると、平成3年の5月12日に製図をしたことになる。
26年前の昨日。

懐かしいね。
ちゃんと、完成させたよ。

型紙に起こす時、円を何分の一に分割しようかなと思うと、
教えてくれる声が聞こえて、
その通りにすると、完全に製図が出来た。


布を探すために高速を飛ばして買いに行くと、理想的な布に出会う。

スケッチのために孔雀の羽根の本物が欲しいなあと思った時、
友達の家で花瓶にささっているのをみつけて、
「欲しい」と言ったら、「どうぞ。どうぞ」とくれたっけ。

これは見えない世界の援助があると思い、

トップ(表のパッチワーク)が出来て、キルティング(綿入れ)する前に、
孔雀明王に見てほしいと思って、
祀っている所を探して、篠栗のお寺に見せに行ったことも。

完成すると、当たり前のように存在しているけど、
多くの困難と葛藤の中で気力で創り上げたもの。

今日は改めてその頃の苦労を思い出している。


それから26年経った今日は本を書いている。

人生は不思議。

そうだね、今の本も全部書き直すという決意でやっている。
完成してこそ、作品だね。

今日はその応援のメッセージだ。

あきらめるなよ。

ってね。





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by lunabura | 2017-05-13 19:11 | にっき | Trackback | Comments(4)

5月の「歴史カフェ」「高良玉垂宮神秘書2」のご案内


  
5月の「歴史カフェ」

「高良玉垂宮神秘書2」のご案内
 
 
おまたせしました。第14回 歴史カフェの内容の詳細です。

タイトルは
「高良玉垂宮神秘書」2― 玉垂命と神功皇后 ―
です。

久留米市の高良大社(高良玉垂宮)に伝わる「高良玉垂宮神秘書」
(以下「神秘書」)は551条からなる玉垂宮の縁起書ですが、
カタカナで書かれているために読解が困難となっています。

しかも冒頭と巻末に、新たに創作された条が加えられて自己矛盾が生じ、
さらに困難となりました。

それを「秘すべし、秘すべし」と書いてあるものだから、知りたい。
なのに分からない。

葛藤満載の縁起書となっています。(^^;


この本はある時、老人が三日間出現して託宣したという形で書かれました。

その老人が誰か、一言教えられた手掛かりが
「17代仁徳天皇 9月13日に高良山に遷幸した者」でした。

全体を読み通すことで、ようやくこの謎が解けました。

しかも、仁徳天皇は通説では「16代」になっているので、
「17代」では天皇の代の数字が合わないのですね。

が、それは神功皇后を15代天皇としたからで、
応神天皇がとても短命だったことがそこから読み取れます。


「神秘書」の始まりは三韓征伐後で、「高良山縁起」と対応しています。

「玉垂」の語源は「干珠満珠」の二つの珠で、
それを「もたらした」アントンイソラ(安曇磯良)を玉垂命としています。


ところが時が経って、白村江の戦いの敗戦で倭国は筑紫君まで連行され、
安曇の舟は焼かれ、大変な状況になりました。

高良山は白村江の戦い(663)の十年後に仏教を受け入れる事で延命を図りました。

この時、本来の祭神の玉垂命は高良大菩薩になり、
上下宮とも物部氏の祖神である武内宿禰となりました。

これは白村江戦で倭国が滅び、安曇族が凋落したことと無関係ではありません。

今回はまずはその始まりの時代、
玉垂命と神功皇后の話を中心に「神秘書」を紹介します。


1章「高良玉垂宮神秘書」成立・背景・構成
2章 祭神 上宮と下宮 玉垂命と高良神の違い
3章 玉垂命 アントンイソラ(安曇磯良) 絵巻の中央に描かれた祭神
4章 三種の神器のゆくえ 高良山を照らしながら巡る一火の霊力
5章 神功皇后と共に 
6章 高良山遷幸 9月13日 神功天皇の崩御後
7章 玉垂命の最期と墓所 大善寺と高三潴
8章 九躰皇子 玉垂命の九人の子 


原典に触れていくことで、少しずつカラクリが見えてくると
歴史が面白いですね。

自分で判断できるようになれるのはステキなことです。


日時は
5月21日(日)10時半~12時半
5月25日(木)2時~4時
です。ご都合のよい日を選んでください。
今回の持参品は『神功皇后伝承を歩く』です。

お持ちの方は上下巻とも持参してください。
お持ちでない方は御貸しします。
また、新たに購入希望の方はメールに書いてください。当日、販売します。

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日程 5月21日(日))10時半~12時半
5月25日(木)2時~4時

会費 1500円 (別途、ドリンクを各自でご注文ください)
   (会費は当日、受け付けにて)
募集人員 若干名(要予約)
会場  オーガニック広場 ひふみ
 福岡県古賀市天神1丁目2-3 
    (JR古賀駅前) 駐車場はありません。
092-944-5755
申し込み方法 
「歴史カフェ521希望」もしくは「歴史カフェ525希望」と書いて、郵便番号 住所(市町村までで結構です) 氏名 をご記入の上、メールでコチラに送ってください。
(コメントでハンドルネームを使われた方、
よかったらそれもご記入くださいね♪)
メールはサイドバーの「メールはコチラ」からでも大丈夫です。

「一度参加された方」は、
メールフォームを使わずに綾杉の返信から申し込みください
。住所は書かなくても結構です。

申し込みがあれば必ず返信しております。
返信が無い場合はブロック解除、あるいは「アドレス違い」がないか、調査をお願いします。

返信が戻って来た場合は、サイドバーでお知らせします。
確認されたらもう一度メールをください。
当方の返信代わりにサイドバーの連絡を消します。

オーガニックな食材のお買い物が出来ます。(^-^)
地図 オーガニックひろば ひふみ


 





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by lunabura | 2017-05-11 20:47 | 歴史カフェ | Trackback | Comments(0)

ひめちゃご76 高良山―英彦山 香春岳を巡る争い



ひめちゃご76

高良山vs英彦山 香春岳を巡る争い

 「高良玉垂宮神秘書」より
 



前回まで英彦山の話だったが、
今回は高良山に伝わる謎の本「高良玉垂宮神秘書」に
出てくる英彦山の話を紹介しよう。

142条 彦権現、異国人ニテマシマスノ間、彦権現ハカリコトヲ ナシ玉フ、
(略)高良ノ、彦権現ハ、モツハラノテキ神ナリ


高良にとって彦権現は異国人で「もっぱらの敵神なり」
という、珍しい話が書かれている。

こうなった理由は彦権現がはかり事をしたからだが、
その事情はずっと後の212条に出てくる。


それは豊前国の香春岳を巡る争いだった。
意訳をしよう。

212条

香春岳に異国から異国人が攻めてきたら、
三の岳に高良三所大菩薩が降臨して異類を退治しようと誓いを立てた。

異国征伐の時、高良大菩薩が三の岳に登って
異国のようすを視察したことから、
(香春岳)を高良峰と名付けた。

彦権現がはかりごとをして、高良峰を洗い崩そうと、
横に並んでいた山から樋を掛けて水を流したのを、
高良大菩薩が神通力で知って、樋を蹴ってのけたため大洪水になった。

また、仲哀天皇の崩御のあと、薫香が香春岳に垂迹して留まったので、
香春岳ともいう。

というものだ。

これは三韓征伐の直後、神功皇后や安曇磯良、武内宿禰の時代にあたる。

田川の若八幡神社の縁起によると、ここは神夏磯姫が開発した所だ。

その子か孫の夏羽の時代に仲哀天皇、神功皇后たちがやってきた。

そのあと、田油津姫と夏羽の兄妹は朝廷側に滅ぼされた。

その結果、香春岳は朝廷を支える安曇族の支配下になったことが
この二つの条から伺える。

高良大菩薩とはこの時代は安曇磯良を指している。

この香春岳を彦権現が奪おうとしたとき、
大洪水があったことが神話的に描かれているのが面白い。

二つの条から、かわら岳(香春)の地名由来として、
1 こうら(かうら)が支配したので「高良(かわら)峰」といった。

2 仲哀天皇が亡くなったあと椎の木に立てかけた棺から
良い香りがした(香椎・かしひ)という故事があり、
その香りが垂迹したから「香春」となった。

という、二つの話を述べている。
この本の成立は秀吉や家康の時代の頃なので、
それを考慮にして読まねばならない。

そんな中で、分かるのは
香春岳の銅山が古代から争奪の的になったということだ。
とれるのは銅だけではない。多くの種類の鉱物が採れていた。
金ももちろん。

九州に渡来人が各地からやって来て、この宝の山を発見して、
渡来人同士、争いながらも棲み分けをしていく過程が見えるような条文だ。

人間はロケットを飛ばしてまでも新しいミネラル(鉱物)に好奇心を持つ。

古代から、どんだけ鉱物好きなのか、と時々思う。
この話もそんなことを思わせる話だった。



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一の岳は山が削られてしまって、土台だけになっている中央部分。
三の岳は削られた山の左二つ目。




『神功皇后伝承を歩く』下巻60 若八幡神社 皇后軍は夏羽を滅ぼした



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by lunabura | 2017-05-09 20:36 | 「ひめちゃご」 | Trackback | Comments(6)
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綾杉るなのブログ 神社伝承を求めてぶらぶら歩き 『神功皇后伝承を歩く』『ガイアの森』   Since2009.10.25


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