2023年 09月 27日
2023年 09月 27日
2023年 09月 22日
11月は紅葉を求めて熊本の菊池渓谷にしました。
最近は気候がずれるので、あまり期待はできないのですが。
阿蘇を水源として流れる菊池川には美しい渓谷があります。
今回はその遊歩道を歩いた後、菊池川が育んだ古代の神社や遺跡を回ります。
片保田東原遺跡は弥生時代の遺跡です。
一ツ目神社は鍛冶の神を祀っていて、その裏手の公園には洗鉱施設が残っています。
真鍋大覚が伝える話と同じ伝承が伝わる地です。
山鹿市立博物館に上記の遺跡の出土品が一部展示されていますが、その周辺に装飾古墳群があります。地形や墳丘など、リアルな古代を楽しみましょう。
第39回 菊池市 山鹿市
菊池渓谷と一ツ目神社と装飾古墳
2023年11月12日(日) 案内 綾杉 るな
秋の菊池渓谷を歩いた後、菊池川を下った菊鹿盆地に展開する弥生遺跡の方保田東原遺跡、鍛冶の神を祀る一ツ目神社に行きます。
さらに装飾古墳の弁慶ケ穴古墳、鍋田横穴古墳群、チブサン・オブサン古墳とその中心部にある山鹿市立博物館を訪ねましょう。
天神=(菊池市)菊池渓谷=(山鹿市)方保田東原遺跡=一ツ目神社=弁慶ケ穴古墳=山鹿市立博物館=鍋田横穴古墳群=チブサン・オブサン古墳=天神
集合場所は天神日銀の「横」、ファミマの近くです。
申し込みは「歴史と自然をまもる会」 092-408-7140
火曜日~金曜日 10時~16時
参加費の5000円は当日払いです。
2023年 09月 19日
2023年 09月 16日
チェリーさんがさっそく画像を作ってくれました♪
高野剣塚古墳から見える夏至の日の出のようすです。
六ケ岳の左側の窪地から昇り、夏至が過ぎると、ユーターンして旭山に向かって進みます。
そして高祖に至れば秋分の日。さらに右へ右へと……。
デコボコがある山こそ、観測にふさわしい地形です。
六つのピークがこちらからも見えていますね。
この画像はバスハイクの資料にも付けます。
現場で実際に見るのが楽しみなりました。
チェリーさん、ありがとうございます!
さて、明日は再び湯布院と安心院のバスハイクです。
福岡は少し雨模様ですが、大分は大丈夫のようです。
昼ごはんは道の駅ゆふいんで食べますが、食堂が開くのが11時で、あまり食べる時間がないかもです。
お弁当が少し売っていましたが、選べるほどはありませんでした。
小食で済ませる方は、集合場所のそばのコンビニでおにぎりなどを購入するのがいいかもです。
古代の風景がよく残っているので、楽しみにしていてください。
<20230916>
2023年 09月 15日
10月のバスハイクは饒速日をテーマに宮若、鞍手を回りますが、著名な竹原古墳の近くに高野剣塚古墳という前方後円墳があります。
大正時代、その古墳の後円部を削平して神社が建築されました。興玉神社といいます。
その由緒は分からなくなっていますが、日本武尊と猿田彦命が祀られています。
日本武尊は筑豊で活躍したので、その縁で祀られているのだと思いますが、猿田彦は興玉神社の基本的な祭神です。
前方後円墳を削って作られた興玉神社は、おそらくすぐ近くに祀られていたのが、あらためてこの地に鎮座したのでしょう。
興玉(おきたま)と言えば暦づくりのことです。おそらく、暦づくりすなわち、天文観測などが行われていた地が近くにあったと考えられます。
「おきたま」という社号については、何度かブログに書きましたが、今回あらためて真鍋大覚を紐解いて、私なりの言葉に直してみようと思います。(序4 儺38)
興玉
1 「たま」とは月と日と星
まず、「たま」の語源について。
「た」とは「ターラ」すなわち月のことを指します。古代地中海語だそうです。
「ま」とは、日神(ムッツォ・マサ)あるいは星神(マル)のことです。
本来、「碁盤と碁石」は暦日算定の器で、黒と白の碁石を「た」(月)「ま」(日・星)に置き換えて、それを並べて暦を作ったと言います。ですから、「おきたま」とは月日を並べる暦づくりの意味となります。
今回の竹原古墳から高野剣塚古墳の地域に、このような暦作りの長がいたのでしょう。
那珂川市では真鍋大覚の家が庄屋で、暦作りをしていたと言います。
2 一宮神社(岡田宮)の「興玉神」と宇佐氏
北九州市八幡西区一宮神社境内に「興玉神」が祀られています。ここは神武天皇が滞在した岡田宮のことです。
神武天皇がこの地の磐境・神籬で祈ったと言い、熊鰐一族が二千年以上もこの地を守り続けています。その磐境とは小石で円と四角が形取られたものです。
この熊鰐一族について、宇佐家家伝に言及がありました。
それによれば、岡県主は宇佐族の岡氏だったといます。
そもそも菟狭族(宇佐族)の天職は天津暦(あまつこよみ)を作ることで、月の動きを見て、月日を数える月読(つきよみ)や、日知(ひしり)・聖(ひじり)であり、月に浮かぶ模様をウサギに見立て、月を「ウサギ神」として崇拝し「菟狭族」と称したといます。「ウサ」に菟(うさぎ)の字が充てられているのは月の菟を象徴していたわけです。
3 二見興玉神社とヒキガエル
三重県伊勢市に鎮座する二見興玉神社も祭神は猿田彦神です。
ここから夏至の朝、富士山に朝日が昇るのを拝することが出来ると真鍋は言います。
夏至の前後2週間ほどは、方位角約61度距離およそ200㎞の彼方にある富士山山頂付近からの御来光が望めるため、カメラを持った人たちが大勢詰めかけるそうです。
夏至の日を境にしてえ、太陽の出はUターンして南の方から出るようになります。これを「日還」と書いて「ひがえり」と読みました。これがいつしかヒキガエルになり、境内にカエルが置かれるようになったと真鍋はいいます。
興玉神社由来で、伊勢暦、神宮暦が生まれました。
さて、話を戻しましょう。
宮若市の興玉神社でも暦が造られたのでしょう。その東はどう見えるでしょうか。鎮座地が移動していますが、ざくっと見ると、何々? 夏至ラインは六ケ岳?
チェリーさん、やばくないですか。あとは、チェリーさんに任せよう。
<20230915>
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