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ひもろぎ逍遥

『高良玉垂宮神秘書・抜粋本』の目次です





久留米市の高良大社に伝わる縁起書の一つが『高良玉垂宮神秘書』ですが、
コメントで解説本を是非読みたいという要望をいただきました。
講座もあれば受けたいということでした。

講座については久留米大学や歴史カフェ、志賀島などで、話をしたので、どこかで要望があればお話しします、という状態です。

解説本については既に原稿は出来上がっているので、
出版社かスポンサーが見つかれば、本になってお届けできます。


『神秘書』の筆者は大祝職の物部神津麿保房です。

この本は高良玉垂宮の始まりを中心に、神話時代からの話がバラバラに書かれています。
また、歴史以外に祭事の記事もあります。

第1条と550条、551条の改竄と矛盾がひどいので、第1条だけで論を立てると間違いを起こす懸念は何度か記しました。


これと違って「高良玉垂宮縁起」というのがあります。
これは仲哀天皇から始まっています。
たまたま神功皇后の本を書いたので、私はこれら、二つの内容が良く分かるようになっていました。

そこで、全部で551条のうち、86条を抜粋して、分類し、時系列に並べたものが私の「抜粋本」です。

今日は、その目次を公開します。

該当する条を記しているので、レア本の『高良玉垂宮神秘書・同紙背』を持っている方は本と対応して読めます。

目次だけでも86あるので、長いのですが、パラパラと見ていけばどんな内容が書かれているのかはある程度見えてくると思います。長いので、興味のない方はスルーしてくださいね。

コメントでは「カタカムナ」と比較したいということでした。
カタカムナは思想哲学がメインです。
『神秘書』は縁起と神事がメインです。
思想哲学という点では宗像市の「八所宮」の縁起の方が比較研究対象となるかもしれませんね。

この本の勉強会などご希望があればご連絡ください。




「高良玉垂宮神秘書 抜粋本」   綾杉るな

目次
一、高良大菩薩


大善寺
大善寺・風浪宮・黒崎の始まり 二三七条
皇宮崩御後 五三三条
舟を乗り捨てた所に朝妻を勧請 五三四条
早津崎を御廟と観念す 五三六条
高良勧請は長久元年 五三七条
御神体は御船のカウラ 五三五条

高良山遷幸
旗崎 瀬高 人形 ミサキカラス 一四二条
彦権現は異国人で敵神なり 一四二条
香春岳を巡る争い 二一二条
高良山の名の起こり 一四三条
四方の固め 五一一条

神籠石と八葉の石畳と馬蹄石
住厭・八葉の石畳の起こり 一四四条
八葉の石畳 一二四条
神籠石 一二九条
馬蹄石 高牟礼を出し抜く 三二八条
高良内は高良の結界の内 一八二条

二、 三種の神器と干珠満珠

神代に干珠満珠 五四二条
干珠満珠は五寸の勾玉 五〇九条
玉垂宮の由来 五〇九条
山上の一火は三つの玉の霊力 二一四条
麓の一火は鏡の霊力 二一五条
ホウクハンを内裏へ申さず 二三九条

三、祭神

祭神 一五三条 一五四条 一五五条 一五六条
朝妻七社 一五九条
覆面の巾 二二条
アントンイソラ 六条
鎧の色 四十条
住吉はウガヤフキアワセズで桐の紋である。三〇九条
八幡の紋は巴 三一〇条
高良の紋は門光 三一一条
玄孫大臣の紋は黒龍紋 二四一条

四、物部を秘す
五姓
五姓の次第の事 一八三条 一八四条 一八五条 一八六条 一八七条
高良大菩薩御氏 一八八条
物部を秘す 一八九条
物部を背いて神秘を公にすると滅亡する 二〇〇条
高良山神秘のこと 三三一条
高良大明神の御廟は本躰所にある 一六四条
本躰所は大祝が司る 一六九条
大祝は御手洗橋より現在地へ 三一四条
藤大臣、日往子 三一三条

五、大菩薩の御発心
廻堂で出家 一七七条
大菩薩は仁王経の講義で出家した 一八〇条

天武天皇即位二年癸酉 白鳳二年と白鳳十三年の併記
下宮創立は天武二年 二条
白鳳二年、嫡男の保義は社職惣官となる 七七条
託宣は白鳳十三年 二〇八条
白鳳十三年に御発心、二十二年に寺社始まる 二三六条
物部氏は大菩薩垂迹により大祝大明神となる 三五〇条
磯良の名前を消した時 藤大臣 三五〇条

大祝 精進
大祝一二〇日の精進 二十条
三所大明神は大祝家が整える 二一条


六、大宮司


印鑰は大宮司が司る 一六六条
大宮司は座主より以後 一七六条
大宮司は座主の始まり 二三一条

七、御貢所職・八人神官職
八人神官 五四五条
十二人乙名 五四六条

八、神功皇后
宇美宮にて出産 九条
三韓攻撃の出港地 十二条
三韓 三条
二十三歳で大后になる 十五条
聖母大菩薩となり給う 四条
神功皇后の妹 七条
神功皇后は阿弥陀の変化 四十八艘の船 二一三条

九、表筒男
表筒男のいる所を鏡山という 三一二条

十、九躰皇子
九躰皇子に天皇の称号 一六〇条
阿志岐山の九躰皇子 三五五条

十一、底筒男尊 一条と五五〇条
五五〇条
大菩薩は藤大臣であり底筒男であり物部保連でもあり、表筒男と同体である 五五〇条
一条
秘すべし 一条
天照大神
ソサノヲ尊
神有月
ソソリの尊(火酢芹尊)
豊玉姫
彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊(住吉大明神)
十五代神功皇后 門光紋
表筒男、底筒男両将軍
底筒男と神功皇后は夫妻となる
皇后の九人の子
神功皇后崩御後
天武天皇の時の託宣
神秘書の成立
末文 保房への三日間の託宣 五五一条

十二、その他
仮社は履中天皇の時 一四五条
改造の次第の事 一五二条
高良山の戒壇 三五四条
別所 三九六条
国府 三五九条
九州五社と九州七社 一六一条
三所の鳥居 二〇五条
四十八躰の皇子 三四二条
高良神楽 三四四条
百済氏の犬の舞 一一条
九州宗廟を八幡に譲る 二八一条

©綾杉るな  無断転載を禁じます

具体的な内容については、カテゴリ「高良大社・玉垂宮」に入れています。

https://lunabura.exblog.jp/i12/


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# by lunabura | 2019-10-15 20:55 | 高良大社・玉垂宮・久留米市 | Comments(1)

バスハイク10月~12月 スケジュールと行程



気が付くと、来週はバスハイクですね。
10月から12月までの3つのバスハイクのスケジュールを案内します。

「神社と古墳」が相変わらずの必須アイテムですが、
地域によって、テーマが変わるのが面白いですね。

古代史はフィールドワークこそ命ですね!


第11回 バスハイク 神崎・佐賀 日本武尊と徐福伝説の地
2019年10月25日(金)
 

肥前風土記に日本武尊の話が記されていますが、白角折(おしとり)神社、與止日女神社、健福寺にも伝承が伝わっています。

特に健福寺は川上梟帥(たける)との戦いの場といい、行基の開山になります。行基は実相院も創建しました。

金立神社は徐福ゆかりの神社で、その縁起絵巻が県立博物館に収蔵されています。これらと近隣の神社、遺跡を訪れましょう。

天神―(神崎市)白角折神社―仁比山神社―(佐賀市)久保泉丸山遺跡―金立神社下宮―與止日女神社―実相院―健福寺―佐賀県立博物館―天神 





第12回 バスハイク 太宰府・基山 大伴旅人ゆかりの地
2019年11月29日(金)
 

大伴旅人は大宰帥となって筑紫に赴任しました。大宰府政庁跡の横に大宰府展示館があり、令和の典拠となった「梅花の宴」のジオラマが展示されています。その近くの坂本八幡宮は旅人邸の候補地の一つです。

観世音寺は旅人との交友が深い満誓沙弥が完成を担った寺で、戒壇院は鑑真が授戒を行った所です。旅人は二日市温泉で亡き妻をしのび、基肄城に弔問の勅使を連れて登りました。

帰京する時には水城で児島と歌を交わしています。榎社は菅原道真の配所、客館は外国使節の宿泊所です。今回は大伴旅人の歌を読みながらまわりましょう。

天神=大宰府展示館=大宰府政庁跡=坂本八幡宮=観世音寺=戒壇院=二日市温泉=基肄城=大宰府客館跡=榎社=水城・水城館=天神




第13回 バスハイク 鳥栖~小城 肥前風土記と古代遺跡群
2019年12月20日(金)


 鳥栖市の安永田遺跡では九州で初めて銅鐸の鋳型が発見されました。ヒャーガンサン古墳は移転された装飾古墳です。朝日山宮地嶽神社に伝わる戦いの主は筑紫君葛子ではないかと言われています。

千栗八幡宮には大善寺玉垂宮と同じ形式の絵巻が伝わり、鰐神社の神は当地に上陸したという王仁博士ではないかと言われています。その近くに伊勢塚古墳があります。

 小城市は城下町の風情が良く残り、風土記には日本武尊の戦いが記されています。その現場が須賀神社ではないかと思われます。天山神社には藤原四兄弟の房前の伝承があります。

土生遺跡公園は弥生時代の遺跡で、小城公園は鍋島家の初代藩主等が造営した名庭園です。今回は世に出ていない歴史の数々を尋ねていきましょう。

天神=(鳥栖市)安永田遺跡=ヒャーガンサン古墳=朝日山宮地嶽神社=(みやき町)千栗八幡宮=(神埼町)伊勢塚古墳=鰐神社=(小城市)天山神社=土生遺跡公園=小城公園=須賀神社=天神



いずれも出発時間は8:30。
天神の日銀の横にバスが止まります。
食事は道の駅や集合施設です。

申し込みは「歴史と自然をまもる会」
092-408-7140
電話が確実です。(火曜日~金曜日)10時~16時
火曜日で講座があっている日は繋がりません。

参加費4000円。当日集金です。

<20191014>


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# by lunabura | 2019-10-14 16:24 | バスハイク | Comments(0)

ありがとうございました




今日は久留米大学公開講座、無事終了しました。
ご参加の皆様、ありがとうございました。

三足烏は高句麗より日本の方が古いという謎について、西洋~東洋全体から見るという試みでしたが、奇しくも前の講座で人類の移動などの話がありました。

DNAの移動と変遷という観点からの話に対して、私の方は神社縁起の解釈からのものでしたが、重なる部分も多く、興味深い内容でした。


夜は台風19号の被害を乗り越えてラグビーの対スコットランド戦があり、最後まで戦い抜く姿に感動しました。その長所を自分の中にも取り込みたい。
    日本28-21スコットランド

中止になったイタリアは早速ボランティアをしてくれていました。
有り難く思います。

<20191013>




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# by lunabura | 2019-10-13 22:11 | にっき | Comments(1)

綾杉るなのブログ 神社伝承を求めてぶらぶら歩き 『神功皇后伝承を歩く』『ガイアの森』   Since2009.10.25