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ひもろぎ逍遥

終わったけど


磐井君の一本化、ようやく最後に辿り着きました。

それでも一晩経つと、まだまだ手を入れる所に気づかされます。

『隋書』は古墳時代の事が書かれていますが、今読み返すと、白黒版がカラー版になったように理解できます。

それを書き込んで、終わりにしよう。

そして、寝かせては推敲という繰り返しの日々が来るのを待ちましょう。


あさっては19日(日)はバスハイクです。

福岡市西区を回りますが、今回もガイドさんに古墳の案内をお願いしています。

弥生遺跡から神社、古墳と神社、古墳から神社

そんな感じです。

糸島から連なる西区。

糸島の豊玉姫から五十迹手、そして御食入沼(神武天皇のお兄さん)さらには壱岐真根子。
このような人たちが海沿いにずらりと祀られています。

そして、あの小戸の龍王神社へ。

最後は、博物館です。

何だか、有名な刀剣も限定で展示されていて、ホットな小旅行になりそうです。

気温も緩みそうですね。

<20240117>






# by lunabura | 2025-01-17 16:22 | にっき | Comments(0)

ひと月経った


「筑紫君磐井をたずねて」の5回分を一つにまとめ始めて、七割ほど進みました。

もしかしたら、ひと月経った?

とノートを見返すと、ちょうど一か月目でした。

時系列にするのが目的ですが、その途中で見逃していた資料を見つけたり、新たに出会った資料があったりして、想像の部分がどんどん確定に変わっています。

思えばもう十年以上扱っているテーマ。

今回の書き直しが私にとっての最終版です。

どなたにとってもこれ一冊で分かる、決定版にしたいと思っています。



また、『高良玉垂宮神秘書』の目次をツイッターに出したら、想像以上に反響がありました。

目次は私が力を入れている部分で、これを楽しんでくださる方が大勢いるんですね。

これも3回以上、構成を変えました。

その都度、発見があります。

こちらは原稿が出来あがっていますが、今一度手を入れます。
するとやはり一か月以上は取っ組み合いをすることになります。

夢に出て来た三つの赤い炎の木。

その二つは上記の二冊でしたよ

<20250110>



# by lunabura | 2025-01-10 21:48 | にっき | Comments(0)

2月16日 バスハイクは小城から唐津に抜ける


新年明けましておめでとうございます。

福岡は穏やかな日差しでポカポカ日和です。


2月のバスハイクの案内をしておかねば。

遅くなりました。


小城の天山神社は三つあり、一直線に並んで、三女神が祀られていますが、深掘りしていくと、天御中主信仰があり、それは久留米市の明星山の妙見ともつながっています。

明星山は代々の筑紫君の城だと伝わっています。


そして、天山神社の脇に祀られているのが藤原四兄弟の一人、房前です。「光る君へ」で刀伊の入寇が描かれて、九州の人間はハラハラさせられましたが、その前に、対馬への侵入事件が起きていました。


もう、誰も知らない話ですが、天山神社を紐解くうちにそれが分かりました。そして、房前が祀ったのが、天御中主です。


 これでいろいろな謎が解けます。


 佐賀県で一番大きな前方後円墳を見て、梅林を見て、各社回って鏡山から唐津の海を眺めましょう。


54回 小城市 唐津市

藤原房前を祀る天山神社三社 牛尾梅林 鏡山

2025216日(日)  案内 綾杉るな


 船塚古墳は佐賀県で最大の前方後円墳です。


牛尾神社の境内は梅林で知られています。天山神社は三女神が祀られていますが、藤原四兄弟の一人、藤原房前が黒尾大明神として祀られています。


房前は対馬を侵略しようとした外敵と戦って国土を守り、持統天皇から小城市の晴気を褒賞としてもらい受けました。


天山神社には刀伊の入寇の前に起きた知られざる歴史が埋もれています。今回は佐賀市、小城市、唐津市を回ります。


天神=船塚古墳牛尾神社・牛尾梅林=小城歴史資料館=岩蔵天山神社=晴気天山神社=広瀬天山神社=鏡山=天神




バスハイクの申し込みは「歴史と自然をまもる会」092-408-7140 

092-406-8725(2024年7月から)

(火曜日~金曜日 10時~16時)


参加費 5000円 当日払い

集合場所 天神日銀横(ファミマ横)勝立寺の前

出発時間 9時出発 

集合時間 8時45分


初めての方、日銀前ではなく、日銀横の勝立寺の前です。ファミリーマートまで出るとバスが見えます。

雨天決行です。



2月16日 バスハイクは小城から唐津に抜ける_c0222861_21545322.jpg
2月16日 バスハイクは小城から唐津に抜ける_c0222861_15184581.gif

# by lunabura | 2025-01-02 18:17 | バスハイク | Comments(0)

百の神社

2024年もいよいよ最終日になりました。

来年2月のバスハイクのコースを企画しています。

佐賀県の小城から唐津へ、
ぐるりと回りながら、天山神社三社巡りと巨大な古墳、弥生時代の遺跡をまわります。


バスハイクも70回を超えました。

一回ごとに十社近くの神社を回るので、一年で百社は超えるかと思います。

一部は再訪ですが、ほとんどが初めて参拝する神社です。神社の多い事、多いこと。

何処の由緒も古代の様相を伝えています。

再訪の場合も、さらに全体の繋がりが見えてきます。

このように資料が手に入り、調査して訪問できるのも、平成、令和という時代だからこそです。

私が毎月、バスハイクの案内を企画するのも、思えば不思議なご縁をいただいたと思っています。


さて、
雑誌に連載した「筑紫君磐井をたずねて」も一念発起して、合体したものに着手しています。

こちらも神社の縁起で構成していくという、これまでにないアプローチです。

時系列に並べ直していますが、これ一冊で、磐井君の関連する神社を全部、訪問できるというものを目指しています。

「九州に伝わる神社群の歴史を残して後世に伝えたい」
という目標を一つずつ、形にしています。

知らない間に時代が進んで、いろんな表現法が現われました。

最適解を求めながら、来年も、形にしていきたいと思います。

皆さまも、来年も元気な一年でありますように。

さ、おせち作ろう。

<20241231>






# by lunabura | 2024-12-31 15:31 | にっき | Comments(0)

新連載「筑紫なる斉明天皇と天智天皇」第一回目 出ました




新連載「筑紫なる斉明天皇と天智天皇」第一回目 出ました_c0222861_20581872.jpg


白村江戦を前にして斉明天皇が百官百寮を連れて福岡に来ました。

嵐にあって遠賀川流域に避難して中間市に滞在しています。ここを磐瀬宮といいます。

日本書紀には磐瀬宮の名前を長津宮に変えたとありますが、那珂川市にありました。

そこは広大な敷地で、のちの天智天皇は持統天皇なども滞在しています。

これほどの規模の宮が何処にあるか、これまで不明でしたが、それぞれ神社誌や真鍋大覚の記録から復元を試みました。

ブログでもバラバラに書き、バスハイクでもエリアごとに訪問したので、点と点が繋がる話になります。

福岡県の古代の歴史を知るのに、斉明、天智天皇の動向も必要不可欠です。

5回ほど連載する予定です。

季刊「邪馬台国」145号
順次、書店に並びます。

是非、手に取ってごらんくださいね。

<20241227>





# by lunabura | 2024-12-27 20:59 | 斉明天皇と天智天皇の本 | Comments(0)

綾杉るなのブログ 神社伝承を求めてぶらぶら歩き 『神功皇后伝承を歩く』『ガイアの森』   Since2009.10.25

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