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ひもろぎ逍遥

志賀海神社と高良大社をつなぐ「子の日の松」

志賀海神社と高良大社をつなぐ「子の日の松」_c0222861_14490456.png



『高良玉垂宮神秘書』に「子の日の松」のことが出てくる。

【196条
白鳳二年の御託宣の後、上津荒木(こうだらき)の青性山(しょうしょうざん)の松を採って、高良山の後方の野山に植えられるようになった。そこを青性山の青の字を取って青山と名付けた。

青性山の木を青山に植えたことから、(混乱を避けて)青性山は「上津荒木の本山」と呼ぶようになった。】

***
子(ね)の日に高良山で松を植える行事があった。これは玉垂命が大菩薩になった白鳳二年以降に始まったものだ。

玉垂命が子の日に松を三本、高良山に植えたことにちなむ行事で、松は青性山で採る。

植える場所は高良大社の裏手で、青性山の一字を取って青山と呼んだが、名前が似て混乱するので、松を採取した所は「上津荒木の本山」と呼び変えたという。

この「子の日の松」は福岡市の志賀海神社の複数の祭事に出てくる。

「鞨鼓(かっこ)の舞」では阿曇磯良丸が「子の日の松や」と言って三回まわって舞う。神幸祭の時にもこの言葉が中津宮で唱和される。

さらには、当社の縁起絵巻にも上の方に三本の松が描かれている。
当社でその由来を伺ったが、その意味は伝わっていないという。

しかし、この行事は明らかに、志賀海神社と高良玉垂宮の縁の深さを物語っている。

近年、高良大社では「子の日の松」の行事が復活した。

バラバラに知ったことが、『神秘書』の解読中に繋がった。

<20260604>



# by lunabura | 2026-06-04 14:49 | 高良大社・玉垂宮・久留米市 | Comments(0)

綿積神社 豊玉姫と父と子と

綿積神社 豊玉姫と父と子と_c0222861_17235319.png

小説『豊玉』の舞台は、ほぼ海です。


それも福岡県の北にある玄界灘(げんかいなだ)や響灘(ひびきなだ)。
今日はずっと心に残っている海の画像を。


画像
糸島市 綿積神社


海で禊をするために手すりがついています。
禊は名乗藻(なのりそ)を採って海の神様に捧げること。

柿本人麻呂が詠っていますが、ヒジキのことなんです。

人麻呂って、女性が寝乱れた髪を海藻で表すんですね。
この神社にもその歌が掲示板にありました。

こちらは、私の『癒しの万葉集』から。


画像
『癒しの万葉集』-人生の四季を歌うー


海の向こうに見えるのは可也山(かやさん)。
好きすぎて、『星の迷宮へのいざない』にも書いちゃいました。
可也とは「ベガを祀る天壇」があったところ。


画像
『星の迷宮へのいざない』
日本人が忘れた星の和名と渡来の記憶

そして、『豊玉』の舞台でも何度も出てきます。

綿積神社の祭神を豊玉姫の観点から書くと、父と子なんですね。

祭神 豊玉彦命、鵜茅葺不合命、豊玉姫命

『光る君へ』でも元寇の時の舞台として出て来たのはここです。


<20260531>




# by lunabura | 2026-05-31 17:24 | 小説『豊玉』 | Comments(0)

『神秘書』入門書 6月には出せそう

『神秘書』入門書 6月には出せそう_c0222861_13284653.png


『神秘書』の組版をしながら推敲しています。
全部で551条あるうち、163の条を取り上げました。

たぶん15年ほど、書き写しては解釈しています。
その間、神功皇后の本を書き、真鍋大覚の本を出しました。
これと合わせて3部作のような形になるんだな、と思いました。

とくに祭神の「磯良丸」、『神秘書』に出てくる「ありなれ川」「斗永手長」が星の名前だと分かったのは真鍋の本のおかげでした。ちなみに「シリウス星」「天の川」「こぐま座と大熊座」に対応しています。

干珠満珠でさえ、ポラリスとツバーンのシンボルです。

真鍋の本も難解ですが、三つの本を螺旋階段を登るように著したおかげで、最大の難関である『神秘書』も形になろうとしています。

原文の確認の突き合わせも数回行い、見直すたびに理解が深まって、謎の単語が意味を成すようになりました。

今日から『神秘書』の「解説」を読み直していますが、残った謎の答えをそこからも見つけたりしています。

『神秘書』は6月末には出版できそうです。その後、「季刊邪馬台国」で連載した筑紫君磐井の論文を一冊にまとめます。

何故、磐井君が高良山麓に磐井城を作って拠点にしたのか、ずっと抱えていた謎が『神秘書』の解析で解けて来たように思います。

神功皇后の伝承ー『高良玉垂宮神秘書』ー筑紫君磐井
高良山で営まれた倭国の歴史。

必ず本の形にしよう、と、気持ちを逸らさず日々を過ごしています。

高良山で、まだ行っていない場所がいくつか出てきました。
本を出したら訪ねたいな。
風薫る日に。

<20260526>



# by lunabura | 2026-05-29 13:29 | 高良大社・玉垂宮・久留米市 | Comments(2)

今日はありがとうございました!

今日はありがとうございました!_c0222861_23044820.png



今日のくるま座さん、東から南からと、遠方から集まってくださってありがとうございました。バスハイクで懐かしいお顔も。


ゆったりとそれぞれのお話も聞けて楽しかったです。


歴史は総合的な世界。
皆さんの話を聞くのは、とても視野を広げてくれます。


今、仕上げの最中の『神秘書』もまた、こうしてお届けできたらいいなと思います。


『神秘書』に書かれた時代は1400年間です。
神功皇后の時代から秀吉公の時代まで。
秀吉公は高良山に来てますからね。


おいおいお伝え出来たらと思います。

またお会いしましょう!


<20260523>


# by lunabura | 2026-05-23 23:04 | にっき | Comments(0)

明日は くるま座さん 14時~16時

明日は くるま座さん 14時~16時_c0222861_16110231.png


毎日、『神秘書』の校正を頑張ってます。
全体が出来上がって、もう一度、原典と突き合わせている段階です。そろそろ目次もタイトルも発表したいなと思いますが、まだまだ手を入れているので、もう少し先かな。

明日は『癒しの万葉集 -人生の四季を歌うー』を持って、くるま座さんに行きます。これまでの『豊玉』とか『星の迷宮へのいざない』も。

そうそう「季刊 邪馬台国」も持っていきます。こちらは『筑紫なる斉明天皇と天智天皇』第3回で、天智天皇が即位する直前に旧山門郡に行って修行した話がメインです。

天智天皇が何故、みやま市の物部の里で「腹赤魚」を献上されて喜んだか。何故、それが朝廷の年中行事に組み込まれたのか。何故、天武天皇もまた吉野で国栖からそれを貰ったのか。

それが真鍋大覚の星の記録で理解できたんです。
両方突き合わせると、誰も気づかない、大きな意味が分かりました。


しかも、同じ腹赤魚が『神秘書』にも出てくるのです。そこには高良山に腹赤魚の専門職がいた話が載っていました。
このほか、国栖と葛生についても触れました。これまた必須科目ですね。

真鍋大覚の家が大宰府の天文官だったので、天智天皇の話が沢山記録されています。

超難解な『儺の国の星』ですが、筑紫の歴史を知ってから読むと、ヒントが満載です。



画像
春日市 くるま座



画像


ドリンクを頼んで、おしゃべりをしましょう。

車の方は駅前やクローバープラザの有料駐車場があります。
徒歩ではJR春日駅から歩いて1分です。

  • 福岡県春日市千歳町1-24

  • 最寄り駅: JR春日駅(徒歩約1分)

  • 電話番号: 092-592-8903

持っていく本は次の四冊です。

豊玉 紙書籍版は2420円です。電子書籍は880円です。

<20260522>



# by lunabura | 2026-05-22 16:11 | お知らせ | Comments(0)

綾杉るなのブログ 神社伝承を求めてぶらぶら歩き 『神功皇后伝承を歩く』『豊玉』『星の迷宮へのいざない』   Since2009.10.25
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