2009年 12月 13日
八所宮(Ⅱ) 夜祭りだァ
八所宮(Ⅱ)
はっしょぐう
福岡県宗像市吉留
夜祭りだァ
日向ひょっとこ踊りとお神輿
例大祭
毎年、10月第3土、日がここの大きなお祭りの日です。
夜から始まるという事で、日が暮れてから訪ねました。
あたりは人家がないので、夜は真っ暗です。
お宮の周りに裸電球がぐるりと渡してあって、闇夜にほっとしました。
こんな暗闇は久し振りです。

参道の灯篭にも火が灯されて、参拝する人を迎えてくれます。
なんとも良い風情です。
石段を上って境内が近付いてくると、祭りの音が聞こえて来ました。
闇夜の笛の音は何とも、心惹かれます。
境内の舞台はすでに盛り上がっていて、地元の人々の舞いや歌、独奏、などなど、芸達者ばかり。
見ていると、次から次へと、こんなに沢山の芸能が日本にはあるんだと、感動です。
今日はそのなかでも「日向(ひゅうが)ひょっとこ踊り」を紹介します。

鉦と笛の音が聞こえてくると、いきなりハイテンションになりました。
チャンチャラ、ラッ。
チャンチャラ、ラッ。
チャンチャラ、ラッ。チャ。
金属性の高い鉦の音が四拍子をとります。
(ジングルベルと似たリズムです。)
笛の音がそれに絡むように吹かれます。
男も女も赤い着物を着て、お面をかぶり、ほっかぶりです。
ふんどしを垂らして、一人ずつ踊りながら入って来て、次第に輪を作って、ぐるぐると回ります。
チャンチャラ、ラッ。
チャンチャラ、ラッ。
チャンチャラ、ラッ。チャ。
周りに原生林しかない、里山の空間に、ひたすら単調なリズムが響き渡ります。
なんとも、キツネやタヌキが人を化かした昔にタイムスリップしたような気分になって来ました。
よく見ると、キツネのしっぽを垂らした人もいます。

山の精霊たちのお祭りを木陰から覗かせてもらっているような不思議な気分です。
踊り手たちは、滑稽な動きでどこまで人を笑わせられるか、ひたすら追求しています。
こんなひょうきんな踊りが、可愛らしい乙女たちの「浦安の舞」の後に
あるのですから、そのギャップがたまりません。

ハレとケ。よそ行きと普段。
聖と俗。
闇夜と灯り。
この両極端が、日本人の原風景にあり、自分の身体の中にもあるのを再確認した夜祭でした。
密かに行われる御神事
さて、のど自慢も登場して、舞台がいよいよ盛り上がった頃に、
神殿では、御神体を神輿に移すための祝詞が奏上され始めました。
人々は舞台を見ているので、拝殿の前には数人しかいません。
そこに立っていると、前からは祝詞が、後ろからは南春夫が聞こえて来ます。
聖と俗の境界線に立って、これまた摩訶不思議な空間です。
氏子さんたちが頭を垂れる中、神官の手によって、しずしずと御神体が神輿に移されました。
神輿は三台です。

御神体が移されて、運ばれるのを待つばかりの神輿。
そして、それが大名行列に先導されて、釣川の岸辺にこしらえられた御座所に
運ばれて行きます。
真っ暗な中、紅白の垂れ幕に囲まれた御座所がこうこうと照らしだされて、
祭りならではの、風情のある光景でした。
このお祭りに出かける時は真冬の格好がお勧めです。
秋でも夜中は冷え込みます。
来慣れた人は、ダウンを着ていましたよ。
宮崎県で盛り上がっている「日向ひょっとこ踊り」の動画が見られるサイトがあります。
笛と鉦のお囃子も聞けます。
日向ひょっとこ夏祭り公式ホームページ
http://www.hyottoko.jp/fs/
やっぱり星の神々がありましたよ。しばらくお待ち下さいね。
一回ではいい写真がなくて、撮り直しに行ったりもしました。
文章は何十回も推敲してます。
余計な事をいっぱい書いて、どんどん削る状態です。
いつかもっとすらすらと書ける事を願って。
ところで、
何人もの人がコメントを書いてもピンとはねられたと言ってます。
どうなってるのか…。
くみりんも始めは失敗したという事でしたよね。
こりずにコメントくださってありがとうございます。
(^-^)








