2010年 07月 30日
桜井大神宮・伊勢の内宮外宮が一緒に祀られている
桜井神社(2)
桜井大神宮
伊勢の内宮外宮が一緒に祀られているよ

境内の反対側に、山があって、石段があります。
なんとも心惹かれる風情です。上っていきましょう。

杜の中の参道は木漏れ日の中。そして、石段の上の鳥居を見て、あ!
お伊勢さまだ!
この飾り気のない簡素な鳥居はお伊勢さまだけの鳥居。足もとに立札がありました。
「伊勢神宮領賜 佐美長神社 一之御鳥居 第六十一回式年遷宮 平成5年」
やっぱりそうです。前回の式年遷宮の分がこちらに下賜されたのですね。
伊勢神宮では20年に一度、すべての宮が新調されます。
取り払われた宮や鳥居などはこうして、縁ある宮で見る事が出来ます。
この神さびた風情。ここにいるだけで心が洗われます。
これまた簡素な宮です。かやぶきの屋根。昔のままの建物。

近づいて行きましょう。


苔むした扁額には「内宮源 外宮宗」と書いてあります。
この宮について、與土姫大明神の拝殿に説明がありました。
御本殿正面の石階段上約200メートルの所には、寛永2年の創建で、伊勢の内宮外宮の御分神を一宇に奉斎する桜井大神宮が幽遠森厳の中に鎮座しています。
與土姫大明神より数年前の建立です。ここは、お伊勢さまが、内宮と外宮一緒なんだ!
伊勢市のお伊勢さまに参拝する時には、外宮に参拝してから内宮に向かうのが順です。
少し離れているので、バスかタクシーで移動します。でも、ここは一度にお参り出来る!
しかも、こんなに近くに行ける。
どんな歴史を刻んだのでしょうか。これも貝原益軒が筑前国続風土記に書いていました。
本社の西南の光寿山のふもとの高い所に天照大神宮がある。これは本社創立の後、神託によって忠之公がここにお立ちになった所である。その後大神宮にも参詣する人が多い。が、今は絶えた。
こうして忠之公は與土姫大神に神領を寄付されて、祝人を多くおいて、祭礼を行わせた。その年、忠之公はひどく悩む事があって、この神に祈られた所、神のお告げとして、不思議な夢を見られた。それからは、さきほどの悩みの雲霧もはれて、なんのおそれもなくなったので、この神のちからだと言って、その夢想の句を自筆で書いて社に奉納された。これより、ますます信仰深くなられた。
黒田忠之公について調べると、当時、黒田のお家騒動があって、
藩が取りつぶされるかどうかという大変な悩みがあったのが分かりました。
その事件がこれに相当するのか分からないのですが、
忠之公にとって、ここの神々が心の支えになったのがよく伝わってきます。
なお、忠之公が亡くなった後は、島岡大明神としてお祀りされています。

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