2010年 08月 09日
宗像三女神の元宮を辿る旅・六獄神社(1)宗像三女神の降臨した六獄の下宮
《宗像三女神の元宮を辿る旅》
六獄神社(1)
むつがたけじんじゃ
福岡県鞍手郡鞍手町室木
宗像三女神の降臨した六獄の下宮
西川を遡りながら町の一番大きな山に向かって行くと、田んぼの中にぽつんと鳥居が見えて来ます。
そこが六獄神社です。

両脇の植え込みを過ぎるといよいよ石段です。

ひと登りすると、さらに石段と鳥居が迎えてくれます。

だんだん古代の世界にいざなわれるようです。

ここちよい杜の中を抜けていきます。
足元は松の落ち葉がふわふわと気持ちいい昔ながらの道。ずっと奥にお宮が見えて来ました。

とても古い趣です。古来、賑わった華やかな残り香がそこかしこに漂っています。

陽光が降りそそぐ、拝殿前に出ました。参拝を済ませて、案内板を読んでみましょう。
六獄神社由来今から2700年前に、宗像三女神が霊山・六獄(むつがたけ)の崎門峰(さきとやま)に降臨されて、
紀元前700年のころ、皇女三神 霊山六獄崎門峰に御降臨あり、この地を上宮と定め室木の里に下宮を建立し、安産交通安全の守護神として鎮守の杜とす。
御祭神 田心姫の神 湍津姫の神 市杵島姫の神
大祭日 春季大祭 4月8日 秋季大祭 10月17日
六獄神社社務所
そこを上宮とし、ここ室木の方を下宮とした、という事です。
そう、三女神といえば、田心姫の神、湍津姫の神、市杵島姫の神
(たごりひめ・たぎつひめ・いちきしまひめ)
現在は宗像市に祀られていますが、降臨の地はこの鞍手町の六獄だと言われています。
鞍手町自体も、古くは宗像郡だった時代があり、この山は特別な山として崇敬を集めていました。

正面が六獄(六ケ岳)です。
最高峰から左へ、旭岳(あさひだけ)、天冠(てんがい)、羽衣、
高祖(たかす)、崎戸(さきと)、出穂(いずほ)。
この山にはニニギノ命の御陵があるとも言われています。
伝説によると、旭岳になきがらを、天冠岳に冠を、羽衣岳には衣を埋葬したそうです。
左手前の方にはヤマトタケルの住まいがあった八剣岳が見えます。
この六獄神社は右下の方にあります。降臨した宗像三女神を祀る古いお宮です。
境内は巨木に囲まれて、森厳な趣に包まれていますが、木がなければ六獄を遥拝できたと思われます。
もう一つ説明板がありました。
六岳(むつがたけ)神社と室木(むろき)神楽この室木の里の室木神楽の由来は
町指定無形文化財
六岳神社は三女神を祀る近郷で最も由緒古い神社である。
筑前風土記逸文の中に「宗像の大神、天より降り、崎戸山(さきとやまー六岳の古称)に居ましし時、云々」とある。
室木神楽は江戸に直方多賀神社宮司青山雅楽頭(うたのかみ)が京都より宮中に伝わる神楽を伝え帰り、鞍手地域に拡めた優雅な神楽である。
はじめは神社人が舞い奉納していたが、明治以降は別に神楽座が組織されるようになり、郡内に3,4座あったが今日は室木のみに残っている。
歴史を守る会(くらじの会)
直方市の多賀神社の宮司の青山氏が京都の宮中に伝わる神楽を学んで、各地で教えたのが始まりです。
今ではここだけに残っているそうです。
子供神楽座を作って継承しているという話ですが、どのような音楽が奏でられているのでしょうか。
聞いてみたいものです。
(つづく)
さあ、今日から、宗像三女神の元宮の移動ルートを辿ってみましょう。
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