2010年 11月 03日
住吉神社(1)博多っ子に愛される筑前一の宮
福岡市博多区住吉
博多っ子に愛される筑前国一の宮
住吉三神を祀る小島の宮だった
福岡の玄関博多駅から歩いて数分。
ビル街の中に住吉神社はあります。

それでも一歩境内に踏み込むと、深い杜の中。別世界でした。

心地よい木蔭道を歩くと、正面に神門が見え始めました。

朱塗りの神門をくぐると、拝殿も朱塗りで、気分が高揚します。

さあ、正面に来ました。まっすぐ向こうに神鏡が見えます。
中も朱塗りで、華やかなことこの上なしです。
御祭神は
底筒男命(そこつつおのみこと)
中筒男命(なかつつのおのみこと)
表筒男命(うわつつのおのみこと)の住吉三神です。
相殿に天照大御神・神功皇后です。
三神は海から生まれた神々です。
今年は25年の式年遷宮を迎えました。
多くの人々の支えで神殿が一新されたばかりだったので、
ひときわ美しい神殿を紹介出来ました。
鮮やかな朱に包まれて心も晴れがましくなって来ます。
境内八社巡り
参拝を済ませてぐるりを廻ると、「境内八社巡り」がありました。
一つずつ参拝して行くと、いつのまにか境内を一周するようになっています。
これがその八社です。
船玉神社 猿田彦命 道開きの神
志賀神社 綿津見三神 海洋の神
人丸神社 柿本人麿 芸能・和歌の神
菅原神社 菅原道真 学業上達
稲荷神社 宇賀乃魂 五穀豊穣 商売繁盛
三日恵比須神社 事代主神 福の神 漁業安全
少彦名 少彦名命(薬祖神)万病回復
天津神社 イザナギ大神 良縁・子孫繁栄
なるほど、この御祭神の顔ぶれを見ると、人の暮らしに必要な神さまが
まんべんなく揃っていて、この博多の人々が嬉しい時も苦しい時も
手を合わせて祈って来た歴史を感じさせられます。
一年間、このブログを書いたお蔭で、それぞれの神様がどんな神様なのか
大体分かるようになっていました。
これが去年なら、きっと「聞いたことはあるけど…。」と
お手上げだった事でしょう。
鎌倉時代のようす
これは神社の中の南門付近の看板です。

鎌倉時代に奉納された絵馬の写しです。
船の地図らしく、南北が逆さまになっています。
住吉神社を黄色の丸で囲みました。
これを見ると、かつてここは島で、砂州でつながっていたのがわかります。
今ではこの緑の海は全部街並みになっています。
地名を見ているとラジオで交通渋滞を知らせる時、よく出てくる地名ばかりです。
この絵の横に解説が書かれていました。
博多古地図解説
この博多古図は当住吉神社蔵の絵馬で、鎌倉時代に描かれたものを江戸時代に筆写し、明治になって奉納されたものであります。
西公園は古から「荒津山」といい、現在の地名は荒津の変化したものと言われ、「草香枝」(くさかえ)は現在の大濠公園や草香枝の地名に当時の面影をとどめています。
また「袖の湊」は平清盛が築いたものと言われ、対中国貿易の重要な港で、今の呉服町付近にあたります。この時代では天神・中州はもちろん博多の大部分はまだ海中にあったことになります。
(ローカルな話ですみません。
地元の者からすると、へえ~と驚く事ばかりです。)
三日恵比須神社
さて、今回は八社の中の三日恵比須神社を紹介します。

南門からすぐの所にあります。赤い橋が気になります。
由来書きがありました。
今は昔、昭和21年元旦当時の住田町(現美野島1丁目辺)在住の藤井吉太郎氏が、毎年の事として那珂川の河原より初日の出を拝まれていた時、簑島橋の橋杭に古めかしい木の小箱が寄り着いていたのを同氏がすくいあげた所、箱には恵比須の御神像が納められていました。
思わぬ拾い物に「これはもったいない事だ」と家に持ち帰り、お祀り申し上げた時からです。様々なもくろみが不思議に成就したり、宝くじに当選する等、大層なお金持ちとなったそうです。
このように御神徳はあまねく広まり、福岡市内はもとより田川・筑紫などの近郊から「福運」を求めて、お参りする方があとを断たなかったようです。
恵比須様を個人で独占してお祀りすると申し訳ないと、昭和24年1月3日、ここにお祀り申し上げる事になりました。現在も福運を求めて市内外より、多くの善男善女のお参りがございます。
皆様もどうぞご霊験にあやかって、良い御縁がありますようお祈り致します。
この話はなんと昭和の話でした。平安時代とかではないのです。
こんな、昔話に出て来そうなお話が昭和に起こったなんて。
しかも、その幸運を独占せずに他の人にも分かち合うこの心意気。
さすが、博多っ子です。
こんな神さまがあるなんて有り難いですね。
庶民の味方です!

三日恵比寿神殿です。
みなさまの宝くじが当たりますように。
(つづく)
筑前住吉神社公式HP
http://chikuzen-sumiyoshi.or.jp/index.html
地図 住吉神社 博多駅
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華やかな神社で嬉しくなります。
ちなみに、わたしは大阪の住吉大社にいったことがないのです!
そのうちに、、、と思いながら、市内より郊外なら方面へ足がむいてしまいます。
いっぱいいすぎて、区別しにくいよ~!!
この一年は主に那の国やフミの国を廻ったような気がします。それで、古事記の訳の傾向として、神話の始まりの神々が多かったなと思っています。出雲関係は、あまり訳しなくてよかったなって。これが、エリアが変わると神々も変わってくるので、それを肌で知るのが楽しみです。なにせ、イザナギとスサノオの区別があまり分からなかった人間です。









