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垣生羅漢百穴(2)ツインの墓にも線刻画?


垣生羅漢百穴(2)
ツインの墓にも線刻画?


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さきほどの横穴墓から右の方に行くと、あった、あった。穴が二つ。
これはしゃがんで手をつかないと入れない。まずは左の方から。
いい年をした女がヒールはいて入るかよ…と思いながらも、
小学生に戻った気持ちでもぐりこむ。
羨道の右壁を見て、いきなり、何これ?

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線刻画だ!落書き?いや、子供って、こんなデザインは描かないものだ。
左の絵はは何かに乗っている人に見える。
右の絵は四角い太陽のような感じ。光線を放っているように見える。

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玄室の中に入ると、はちみつ色だが暗い。
目が慣れると、線刻文字が見えて来た。
「大」の字がいくつも力強く掘られている。
これは結構新しい。(るなの頭の中では平安時代以降は新しい…。)
文字自体が幾層にもなっていて、時代の重なりが伺える。
これは現代の落書きではなく、新たに死者を埋葬した時のものだろう。
この横穴墓はどうやらリユースされていたみたいだ。

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そして、右側には穴があって、隣室がある!
ごそごそと入っていく。

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隣室も、ほとんど同じ構造の玄室で、屍床が原型をとどめている。
線刻画は一目では見当たらない。とりあえず写真を撮っておく。
テンションが上がりっぱなしで、冷静に観察なんて出来やしない。
この写真を拡大すると、左と正面の壁には線刻あり。

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これは隣との境目の壁。最初の線刻画の裏側。凸凹がある。
人為的な線のように見えるけど…。専門家はどう見てるのだろう。

結局、入り口の二つの穴は中で繋がっていた。
それにしても、このツイン墓はいいな。
熊本で川沿いの横穴墓を見て、横穴墓がだんぜん気に入ったけど、
ここはさらにツインだもんね。夢がある…。
(まるで自分の霊園でも捜す目線ですネ。)

この横穴墓からさらに右側に進むといくつもの横穴がありました。
ほどほどにしないと…。

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ここからは写真のような須恵器が出土しているとの事なので、
歴史資料館に向かったけど、どこか分からなくて、帰る事にしました。

取り敢えず、道路沿いの説明板を写します。
垣生羅漢百穴はぶ・らかん・ひゃっけつ
公園内の羅漢山を中心に散在する横穴群は、古墳時代後期(約1400年前)のお墓です。これらの横穴墓からは、多くの副葬品が出土し、歴史民俗資料館に展示されています。
内部の構造は、当時の住居を模倣したものもあり、約200年にわたって造営され続けたと考えられております。
この史跡は、昭和32年に福岡県指定文化財に指定されております。

へえ。当時の住居を模倣したものがあるんですって!
どれだろう。
副葬品が出土したということは、未盗掘だったんだ。
さっきの線刻画についてはどんな評価がされているのだろう。

ネットを検索すると、山は盛土したらしいし、線刻画があるとも書いてある。
さっきの線刻画がそうなのだろうか。
やっぱり資料館に行かなきゃ。
いつになるか分からないけど、この続きは書きたい!

ところで横穴墓は、リンクしている「山歩き古墳巡り」にも
熊本の玉名市の沢山の横穴墓がレポートされていて、
その違いを比較することができます。
装飾横穴を訪ねて(番外編)
楢山横穴墓群
http://riki82.blog78.fc2.com/blog-entry-238.html

また、中国でもそっくりな横穴墓があるとか。
墓制は民族の移動ルートを教えてくれる情報なので、すごく興味があるんですよ。


リベンジ編は思いがけない出会いに
(つづきはこちら)
瀬戸第14号装飾横穴 中間市歴史民俗資料館
馬上に立つ武人像 消滅した装飾壁画に出会った
http://lunabura.exblog.jp/17400348/




地図 垣生羅漢百穴



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by lunabura | 2011-05-01 16:30 | <古墳>手光は宮地嶽へ | Trackback | Comments(2)
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Commented by jumgon at 2011-05-01 23:40
るなさん、度胸がありますね!
私だったら、しゃがんで手をつかないと入れない穴なんてちょっと恐くて入れない!
歴史民俗資料館がどこにあるかわかるといいですね。
Commented by lunabura at 2011-05-02 00:07
そうですね。この写真を見ると、よくもこんな穴にもぐりこんだなと冷や汗です。
桜見物の人が多かったので、安心だったのかな。
歴史民俗資料館はネットで確認しました。でも、いつ行けるだろう。次の予定があれこれ入ってますぞ。
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綾杉るなのブログ 神社伝承を求めてぶらぶら歩き 『神功皇后伝承を歩く』『ガイアの森』   Since2009.10.25


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