アイルランドのロッホクルー ・奥壁に描かれた太陽光の足跡
ロッホクルー
アイルランド
奥壁に描かれた太陽光の足跡
前回の砥上観音塚古墳の中の*や◎のマークを見て、思い出したのが、
テレビで放送されたアイルランドのマウンドの中の装飾壁画。
2010年の9月のNHKの放送を見ながら撮影したもので、
タイトルも説明も記憶にないのですが、百聞は一見にしかず。
見てみましょう。

イギリス北部にはレイラインがあって、その線上にあるのがこのロッホクルーの遺跡。

まるで天井石が無くなった古墳そっくりのもの。

その向こうにマウンドが。積石塚と見まがう。
マウンドの右端に二人が立っていますが、そこに入口らしき突起。

羨道に当たる部分はすでに線刻画。

ライトアップされた奥壁。右にある丸に花のようなマークが太陽のしるし。
それが複数ある。

上部の太陽のペトログリフに光が当たっていくようす。
周囲のばらばらの線刻画は、山口県の彦島のペトログリフと似てない!?

「すべて太陽のしるしをなぞっていくんですか?」
「そうです。」

右下の太陽のしるしにも当たった。
(しかし、どうして光がスポットのように当たるのかは不明。
懐中電灯を当てただけかもしれない…。)

これは奥の部屋から外を見た様子かな…。
小口の積石が見えます。
これって、日本の古墳と比べてどうなんだろう。
筑後国造さん、蕨手さんは沢山の古墳を見ているから、どんな印象かな。
砥上観音塚古墳の壁画を見て、こんな番組があったのを思い出しました。
さて、砥上観音塚古墳のマークに太陽光は当たるのかな?
砥上観音塚古墳の壁画はコチラ
「山歩き古墳巡り」
http://riki82.blog78.fc2.com/blog-entry-423.html#more
追記
ロッホクルーは紀元前4000年、ダーナ神族の遺跡。
春分と秋分の朝日が最奥の奥壁まで届くという。
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袖石といい、敷居状の框石といい横穴式石室とそっくりですね。
砥上観音塚古墳を訪れたのは、近くの仙道古墳、五郎山古墳が公開された10月20日なのですが、当日の太陽の向きなど、創造すらしていませんでした。
来年の春分の日を楽しみにしたいと思います。
しかし、天気もですが、山の中なので樹木に遮られ、陽の光が入るのかどうか・・・
測量図を並べてみたいですね。
10月20日という日付はとても重要です。
というのは、平原遺跡の日の出が現在すでに10月25日ぐらいになっているからです。
9月21日が現在の秋分の日ですから、それぞれのずれがすごくピッタリとしていることになります。
来年観察するとしたら、4月21日前後が適当かもしれませんね。