ひもろぎ逍遥

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マンダラを創ること



「コレハ何?」
「システム・オブ・ユニバース」

天河神社で、日本人と外国人のアーティストの会話を横で聞きながら、
(へえ。曼荼羅って、宇宙の仕組みなんだ)
と私は驚いていた。

彼らの前には天河弁財天の神像が描かれた100センチに満たない掛け軸があった。
その日、若い夫婦らしき二人によって天河曼荼羅画が奉納された現場に私は居合わせた。

宮司と二人になったとき、宮司は神像の意味を私に説明されたけど、
今はもう具体的な内容は覚えていない。
しかし、天河弁財天の頭上には鳥居と稲荷が描かれていたのは今でも覚えている。

その頃、私は孔雀明王曼荼羅のキルトを作り上げたあとで、
次の作品には天河曼荼羅を創りたいと思っていた。

きっとそんな話をしたのだろう。
「定型化されたものでなく、あなたが感じ取ったものを是非創ってください」
と宮司から言われたのは、この時だったかもしれない。

天河を思うと巨大な光の柱が心に浮かんだ。
その光の向こうには川が流れ、豊かな田が透けて見えていた。

私は黄色い布をひたすら集め、光の柱を縫った。
しかし、数か月かけて縫い上がったものを見た時、
自分の感じた通りに表現できていず、すべてを捨てた。

マンダラ。
パッチワークではメダリオン・キルトという。
発音が違うだけ。
左右対称のもので、十字や円形を成す。

これは夢の中でも現れる。
十字路や扇風機、そんな形象に隠れている。

夢の中でのマンダラは精神的なバランスを取ってくれるもの。

私がパッチワークを始めた頃はひたすらマンダラ系のパターンを創り続けた。
それは人生の荒波の中で必死に心のバランスを取っていたのだろう。

夢の中のシンボルも現実の現象も同じ働きをする。

そんなサインに満ち満ちた日々の暮らし。

今週、私はマンダラ系のキルト・パターンを縫っている。
新たな原稿書きに向かう前の心のバランス取りをしているんだなと思う。
覚悟をするために。


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by lunabura | 2014-06-12 20:21 | にっき | Trackback | Comments(2)
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Commented by ぱら at 2014-06-12 22:22 x
るなさんこんばんわ( ´ ▽ ` )ノ

そういうことなのですね!!穏やかに澄ましていればキャッチ出来てバランスを取ることも自ずとできる。
ルナさんのパッチワークパターンはどの作品もいつも光が覗いているようでした。神社巡りも一つ一つの光を集め紡ぎ出してゆく叙事詩のようで楽しみにしております。

暑さへ向かいますどうぞご自愛なさってお励み下さい。
Commented by lunabura at 2014-06-12 23:51
古代史に浸る時には、キルトをしたり、草取りをしたりして、バランスを取ってるんですね。
だから、神社の記事が今、書けないんです。
トータルで見ていただけたらと願っています。
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