2014年 07月 07日
相島積石塚群(4)竜蛇か?波止めか?
相島積石塚群(4)
竜蛇か?波止めか?
前回(3)の景色の反対側に行くと、例の竜蛇とおぼしき石塁があります。
正しくは「波止め」なのでしょうが、その印象を記録にしておきたいと思います。

横から見ると、こんな石垣です。石垣Aとします。
右奥にフラットな平地が見えますね。

干潟を堰きとめて田んぼにした所です。
右向こうに石垣Aがあります。
陸繋砂州(トンボロ)の入口を石垣で防いだものだと最初は思いました。

でも、石垣の上から観察すると、真っ直ぐでなくうねっていて、
カーブのつよい所から足が出ているように見えました。
「蛇に足がある」と言うと
「そりゃあ、竜ですね」
と言われて、笑い合いました。
足は痕跡も含めると、何本も見られます。一部は積石塚を巻き込んでいました。
最終地点はしっぽが二本あるように見えます。
久米八幡宮(熊本県菊池)の「石づち」もしっぽが二本あるのです。
「これが竜蛇なら頭があるはず」
と奥を見るとあるではないですか。
足場の悪い中、急いで行きました。

これがその頭ではないかと思われる岩です。

そして回り込むと、フラット。
鏡石っぽい表情をしています。
下には祭祀した痕跡があります。

この岩に至る途中には別の時代の積石があります。(石垣Bとします)
明らかに石垣Aとは石の大きさが違います。
山の裾にあるので、さっきの波止めとは目的も違います。
灌木が石垣の一部の上を這い上っていて、強烈な海風を受けながら成長しているのが観察できました。

蛇頭の岩の上からの景色を撮ってもらいました。
山に食い込む石垣Bも蛇行していたのが分かりました。
でも、これには足がなさそうですね。

これはグーグルアースで見た映像です。
石垣Aと石垣Bは同じ線上にあって、頭に続いているように見えます。
AとBは石の大きさや組み方が違うので、別の時代と思いますが、
全体では一匹の竜蛇にしようとする意図が感じられます。
久米八幡宮の宮司に話すと、「何メートルくらいですか?」と尋ねられました。
久米八幡宮の竜蛇は45mほどだそうです。
石垣AとBはそれぞれ50~70mぐらいだったでしょうか。
八幡宮の竜蛇は半円を描いています。こちらはまっすぐです。
これを竜蛇だと主張するつもりもありませんが、可能性はゼロではありません。
民族学的にも興味深く、同じようなものが報告されるかも知れないので、
一つの仮説として、ここに書いておきます。
次回は本物の竜蛇の石積を紹介しましょう。^^
下へつづく
久米八幡宮 石つちは白い竜
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