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ひもろぎ逍遥

相島積石塚群(4)竜蛇か?波止めか?


相島積石塚群(4)

竜蛇か?波止めか?

前回(3)の景色の反対側に行くと、例の竜蛇とおぼしき石塁があります。
正しくは「波止め」なのでしょうが、その印象を記録にしておきたいと思います。

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横から見ると、こんな石垣です。石垣Aとします。
右奥にフラットな平地が見えますね。


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干潟を堰きとめて田んぼにした所です。
右向こうに石垣Aがあります。
陸繋砂州(トンボロ)の入口を石垣で防いだものだと最初は思いました。


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でも、石垣の上から観察すると、真っ直ぐでなくうねっていて、
カーブのつよい所から足が出ているように見えました。

「蛇に足がある」と言うと
「そりゃあ、竜ですね」
と言われて、笑い合いました。

足は痕跡も含めると、何本も見られます。一部は積石塚を巻き込んでいました。
最終地点はしっぽが二本あるように見えます。
久米八幡宮(熊本県菊池)の「石づち」もしっぽが二本あるのです。

「これが竜蛇なら頭があるはず」
と奥を見るとあるではないですか。

足場の悪い中、急いで行きました。



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これがその頭ではないかと思われる岩です。


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そして回り込むと、フラット。
鏡石っぽい表情をしています。
下には祭祀した痕跡があります。




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この岩に至る途中には別の時代の積石があります。(石垣Bとします)
明らかに石垣Aとは石の大きさが違います。

山の裾にあるので、さっきの波止めとは目的も違います。
灌木が石垣の一部の上を這い上っていて、強烈な海風を受けながら成長しているのが観察できました。





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蛇頭の岩の上からの景色を撮ってもらいました。
山に食い込む石垣Bも蛇行していたのが分かりました。
でも、これには足がなさそうですね。


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これはグーグルアースで見た映像です。
石垣Aと石垣Bは同じ線上にあって、頭に続いているように見えます。
AとBは石の大きさや組み方が違うので、別の時代と思いますが、
全体では一匹の竜蛇にしようとする意図が感じられます。

久米八幡宮の宮司に話すと、「何メートルくらいですか?」と尋ねられました。
久米八幡宮の竜蛇は45mほどだそうです。
石垣AとBはそれぞれ50~70mぐらいだったでしょうか。
八幡宮の竜蛇は半円を描いています。こちらはまっすぐです。


これを竜蛇だと主張するつもりもありませんが、可能性はゼロではありません。
民族学的にも興味深く、同じようなものが報告されるかも知れないので、
一つの仮説として、ここに書いておきます。

次回は本物の竜蛇の石積を紹介しましょう。^^
下へつづく

久米八幡宮 石つちは白い竜
http://lunabura.exblog.jp/22349286/




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by lunabura | 2014-07-07 20:25 | 相島 | Comments(0)

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