2015年 03月 14日
「神功皇后伝承を歩く」のお話会を北九州でします
「神功皇后伝承を歩く」
お話会の御案内
英彦山DANRAN村 の主催で、神功皇后(じんぐうこうごう)のお話をします。
場所は北九州市八幡東区旧百三十銀行ギャラリー です。
『神功皇后伝承を歩く』のあらましを二回に分けて、
北九州市の出来事を中心にお話します。
北九州市には神功皇后伝承がとても多く、
拙著の上巻では6社、下巻では10社(以上)を紹介。
近郊や遠賀川流域を含めるとさらに20社が加わり、
合わせると全体の3分の1を占めます。
これらの伝承を時系列に並べていくと、
北九州の神功皇后伝承は三期に分かれることが分かりました。
①仲哀天皇が豊浦宮(下関・忌宮神社)で政を行った時代に北九州に何度か訪れる。
②豊浦宮から香椎宮(福岡市)へ遷宮する途中で立ち寄る。
(これが『日本書紀』に綴られています)
③再び豊浦宮へ戻る途中、仲宿八幡宮に滞在する。
(このとき、皿倉山に登って国見をした話は有名です。)
豊浦宮時代、神功皇后は仲哀天皇を支えて各地に祭祀のために出掛けますが、
香椎宮に遷宮後、仲哀天皇が崩御し、独り身になってしまいました。
しかし皇后が再び北九州に戻って来た時には男皇子と一緒でした。
これを迎えたのは岡県主(おかのあがたぬし)の祖(おや)・熊鰐(くまわに)です。
熊鰐の館は八幡東区の仲宿八幡宮にありました。
熊鰐は再会する時、皇后のために皇子の衣を準備していました。
喜んだ皇后はお礼に豊かな国になるように祈りました。
その場所が会場の横の山にある豊山八幡神社です。
北九州には近代的なビルが立ち並んでいますが鎮守の森が大切に守られています。
その歴史を紐解き、古代の北九州を一緒に逍遥しましょう。
<追記>
神功皇后伝承の全体を通しながら、北九州の伝承を詳しく見ていきます。
第一回目は主に上巻、忌宮神社から香椎宮へ。熊鰐の迎え。羽白熊鷲との戦い。
第二回目は下巻、田油津姫との戦いから新羅との戦いへ。
帰国して出産、そして北九州、忌宮神社に戻るまで。
◆ パワーポイントを使って、美しい福岡の神社と歴史を紹介します。
上巻の話を聞き逃した方も、どうぞ。
会場はレトロ♪な 旧百三十銀行のギャラリーです。
神功皇后伝承を歩く
足跡をたどる旅のガイド
ー北九州を中心にー
日時 第1回 2015年2月14日(土)14時~16時 (開場13時30分)
上巻の内容
第2回 3月15日(日)14時~16時 (開場13時30分)
下巻の内容
会場 北九州市立 旧百三十銀行ギャラリー
〒805-0061 北九州市八幡東区西本町一丁目20番2号
093-661-9130
JR八幡駅下車 徒歩5分 駐車場 15台分あり
会費 1500円(各回とも当日会場にて)
主催者 英彦山DANRAN村
代表者 木許ひとみ
申し込み 下記の携帯電話かFAXでお申し込みください。
申し込み先 携帯 090-1361-3531
FAX 093-383-8680
仲宿八幡宮
地図
旧百三十銀行 HP
http://130gallery.jp/
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