2015年 11月 04日
ニギハヤヒと市杵島姫の関係
饒速日尊と市杵島姫の関係
先日、メールで
「饒速日尊と市杵島姫の関係を教えてください」
とお尋ねがありました。
これに関しては「鞍手町誌上巻」に書かれている内容しか知らないので
それを読んでくださるように答えました。
実は、そのメールの数時間前、書類整理をしていて、
お尋ねの系図を解読してメモ書きしたものを見つけたばかりだったので
ヒヤっとしました。
町誌に書かれた文は「香月文書」を解釈してまとめて書かれたものなので、
主語が分からないという難点があります。
取りあえず、町誌を解釈して、本物と出会った時の準備をしておきましょう。
以下、該当部分を書き写します。
香月文書と小狭田彦
さて小狭田彦(長田彦)伝説については香月文書に次のようにある。
小狭田彦は本名が常磐津彦命といい、饒速日尊の御子の天ノ照日ノ尊の十五世の末裔という。しかも天照日尊が宗像の中津宮の市杵島姫命との間にできた御子神の後というから、宗像神話とも関連がある。
まず
「小狭田彦は本名が常磐津彦命といい、饒速日尊の御子の天ノ照日ノ尊の十五世の末裔という。」
から次のような系図が書けます。
次に
「しかも天照日尊が宗像の中津宮の市杵島姫命との間にできた御子神の後」
からは次のような図となります。
これを合体するとこうなります。
ニギハヤヒと市杵島姫の関係は上図のようになります。
でも、香月文書で確認しないと何とも言えません。
また、大穴貴との関係も確認しないといけませんね。
いかがでしょうか。
答えになりましたでしょうか。
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