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ひもろぎ逍遥

脇巫女 3 月守の民、星読みの民、物部の民


脇巫女 3
WAKIMIKO
 月守の民、星読みの民、物部の民

 
<2015年11月8日>
われ三度降臨す

われこの地に君臨す

月守の民、星読みの民、力を与えよ

この地を守りし我に力を与えよ

物部の者たちよ、わがが仕えし神に このことを伝えよ

脇巫女よ 物部の民に このことを伝えよ

◇◇ ◇

「星読」(ほしよみ)が二度目の言葉を降ろした。

この文を読みながら、「星読み」の表記が二種類あって混乱することが分かった。

ここからはハンドルネームの方を「星読」(ほしよみ)と、漢字だけにし、
託宣の文はそのまま「星読み」とすることにすることにした。
(過去記事もすでに書き換え終了)

今のところ、登場しているのは「星読」と「七色」と「るな」である。


さて、「われ」からの再びの託宣である。
非常に格調が高い。

「われ」とは誰か。
三度も降臨している存在だ。
「この地」とは鞍手のことだろう。
これまでの経緯から、「われ」とは三女神の中の市杵島姫ではないかと思われた。

三女神の三度の降臨の地に関しては
1 赤司八幡神社(久留米市・水沼族)
2 六嶽(鞍手町)
と、二つはすぐ浮かぶが、もう一か所が浮かばない。

宗像なら、辺津宮、大島、沖ノ島だろうか。
しかし、文面からは鞍手町が最終地のような印象を受ける。

宗像へ至るには「鞍手」→「神興神社」(福津市)→「宗像大社」
という流れがあるので、時系列から考えると「宗像」を挙げにくいのだ。

英彦山が浮かんだ。
ここはタギリ姫とタギツ姫がオオナムチと結婚した時の宮で、
市杵島姫は別に祀られている。

次に浮かんだのが佐賀のヒメコソ神社だ。
市杵島姫は単独神だが、物部が厚く祀っていたと思われる。

あるいは宇佐か。
宇佐に祀られる「ヒメ神」は謎の女神だが、
多くの宮で宗像三女神としている。

安心院(あじむ)に行くと三女神社があるが、本質は二女神社らしい。
安曇族の入植地であり、水沼族も入っている。

降臨地はこれらのうちのどれかだろう。
決定打がないが、ここまで考えれば、答えは星読か七色に与えられるかもしれない。


さて、「われ」が呼びかけているのは「月守の民」「星読みの民」だ。
さらに「物部の民」にも。

「月守」。
七色は「月」だから、「るな」のことではないかと言ったが、
「民」なので、一族的な意味合いがある。

「月を観測していた人たちかも?」と答えた。
月の出は毎日約50分ほど遅れていくので、
夜中に出る時もあれば、朝出る時もある。

出る場所も東ではあるが、太陽のように一定のリズムはないという。
しかし月の観測は一か月を決めるのに必要なものだ。

赤司八幡神社に「竿試し」と言って、正月の14、15日の夜に、
十尺の竿で影の長さを測る行事がある。
(拙著『神功皇后伝承を歩く』56赤司八幡神社より)

これは今では豊作の占いとなっているが、
本来は満月の日を決定するための観測だった可能性もある。

水沼族にとって、月の変若水(おちみず)を写す重要な日なのだ。

そうすると「月守の民」とは水沼に関する魂や末裔だとも考えられた。
鞍馬山のウエサク祭に集う魂もその記憶を持っているのかもしれない。


それにしても「月守の民」と「星読みの民」のセットは
「私」と「星読」のセットを連想させる点では面白い。

託宣とは一次元で捉えず、シンボリックに、
あるいは多元的に捉える方が間違いが起こらないと思う。


さて、続きに出てくる
「物部の者たちよ、わがが仕えし神に このことを伝えよ」
がよく分からなかったので星読に尋ねると、
「わがが仕えし神」とは「そなたが仕えている神」という意味だそうだ。

物部は長い年月をかけて鞍手から拡散している。
物部の末裔、あるいは過去生の魂を持つ者。
これらに呼びかけ、その神に伝えよという意味になる。

「われ」は過去に集った民たちに力を貸してほしいのだ。
「われ」はこのままでは「この地に眠る者たち」を守ることができなくなりそうだった。


最後の「脇巫女」(わきみこ)とはこの私を指すのだと七色は言い出した。

「私が脇巫女?」
七色は自信たっぷりにうなずく。
星読もうなずく。
「脇巫女ってどんなの?」
「『存在』があって、その両脇で神託を伝える巫女です」
「両脇。じゃあ、もう一人はあなたなの?」
七色はうなずいた。


この話を「物部の民」に伝える訳?
鞍手を守っている「われ」に力を与えるように。
物部たちが仕えているそれぞれの神にこのことを伝えるようにと?

どうやって?
手段はネットしかない。

「この話をブログに書いていいの?」
「そうです。るなさん、書いてください」
と七色は言った。

「われ」は、ネットを使って全国の「物部の民」に呼びかけよ、というのだ。

私も決意した。
「書きましょう」
星読が神妙な風情で頭を下げた。


そうなると、タイトルを決めなくてはならない。
帰りしな「脇巫女」が思い浮かんだ
こうしてリアルタイムな記録が始まることになった。


これを読んで、心が騒ぐとしたら、
あなたは「物部の民」か「月守の民」か「星読みの民」だ。
「われ」の思いを受け取ってほしい。

もう一度、言葉を書いておこう。

◇◇ ◇
われ三度降臨す

われこの地に君臨す

月守の民、星読みの民、力を与えよ

この地を守りし我に力を与えよ

物部の者たちよ、わがが仕えし神に このことを伝えよ

脇巫女よ 物部の民に このことを伝えよ

◇◇ ◇


         (つづく)



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Commented by 七色 at 2015-11-17 21:21 x
ようやく私の過去記憶のピースが繋がり出してきて
新たなる民が号泣と共に出てきました
るなさん ありがとうございます ガイアの森との出逢いで大きく変化しました まだまだ終わりそうもありません「脇巫女」で本ができますね
Commented at 2015-11-17 23:46 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by lunabura at 2015-11-17 23:46
七色さんの知りたかった「水を司る一族」は鞍手族と分かりました。
これで、もう一万字になります ^^
本になると面白いですね。
Commented by lunabura at 2015-11-17 23:48
非公開さん、これから、かなり具体的に分かってくると思います。
楽しみにしていてくださいね。
Commented by 七色 at 2015-11-18 07:21 x
るなさん 鞍手族なんですね☆☆☆
昨夕 星読さんと新たなる民を忘れている真実に号泣したばかりだったので・・・
るなさんが「脇巫女4」で書かれてあるので又々 驚ろいています(o^ O^)シ彡☆
「もう時がきたのですね」
ありがとうございますm(_ _)m("⌒∇⌒")
おかげさまで昨夜は おちびちゃんの寝かしつけのまま朝まで爆睡でした

水を司る一族 鞍手族 「海の民」のモノたちが大喜びしてあるんだろうなぁ

「海の民」共々とともにお礼申し上げます
 ありがとうございます
Commented by lunabura at 2015-11-19 22:56
鞍手族、思い付きの言葉ですが、これでいいのではないかと思います。
Commented at 2019-08-28 09:26 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by lunabura at 2019-08-29 20:13
思ったより時間が掛かるので、進行は少しずつになりそうです。Ⅰの方が濃厚でヒントに満ちていると思います(^_-)-☆
Commented at 2019-08-29 22:34 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by lunabura | 2015-11-16 20:10 | 「脇巫女」 | Comments(9)

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