人気ブログランキング |
ブログトップ

ひもろぎ逍遥

脇巫女 37 額田王の鏡


脇巫女 37
WAKIMIKO
額田王の鏡

 

2016年1月21日
未明、夫が寝ている時、次のような言葉を言った。

「宮殿の準備が整いましたので、移られますように」
というような内容だった。
寝ながら誰かにきちんと話している。


これを聞いたとき、豊日社が浮かんだ。
それから、「女帝」に対しての言葉だと何故か確信した。

女帝。

豊日社と関連する女帝とは誰だろう。
ヒントは豊日社で物部が話題にしていた額田王だった。

そうすると、女帝とは斉明天皇のことになる。
何故なら、その子、中大兄皇子が中間市の磐瀬宮にいたからだ。

中大兄皇子がそこにいたということは、
当然ながら斉明天皇も滞在したということになる。
そして、額田王も。

斉明天皇は唐・新羅と戦わねばならなかった。

筑紫に入ると、新羅に勝った神功皇后の旧跡を回って、
同じように戦勝祈願をしたことだろう。

斉明天皇の安全が保障されているという事は、
この地域に物部氏がいたからに他ならない。

天皇は磐瀬宮を拠点に小舟に乗って鞍手の奥深くまで入り、
剣神社、八剣神社、熱田神社でも祈ったのではないか。


その名残が豊日宮の額田王の鏡の件だと思われた。

本人が猿田峠まで登って来たという訳ではないが、
彼女の祈りが込められた鏡があったのだろう。

そうして磐瀬宮から朝倉の橘広庭宮へいよいよ遷宮するときの奏上が
「宮殿の準備が整いましたので、移られますように」
という言葉ではないかと思った。


額田王の鏡は誰かが見つけるかもしれない。





さて、豊日社に集結したという二百人の物部を恐れる必要はない。
その日は、物部の言葉を理解する人たちが三人もいたから、
彼らは集結したのだ。

移されたご神体の行方も、翌日、無事に氏子に伝えることが出来た。

集落と神社が道路や運動施設で隔てられたために
心が離れてしまったのだろう。

人々の感謝の祈りこそ、聖地を守る力となる。
思い思いに参拝することが物部の思いに応えることになるだろう。


さて、豊日社が鞍手を守る聖地だと聞いて星読が早速参拝した。

そして、星読はそこに落ちている瓦が
六嶽神社の神紋に似ていることを発見した。

そのあと、古物神社にも行って、やはり同じような神紋に気づいた。




古物神社(ふるべもののべ)
c0222861_20115138.jpg

在庫を探すと、一枚だけ写っていた。三つ巴の周囲に12の丸が巡る。






次は六嶽神社(むつがたけ)
c0222861_20122528.jpg

三つ巴の周囲に9つの丸。


丸の数に9と12の違いがある。
六嶽神社は丸瓦の上の瓦の形も特徴的だ。
龍が上を見ているように見えるが、なんだろう。


ところで、豊日社の丸の数はいくつだったのだろうか。




赤 猿田峠  青 磐瀬






いつもポチっと応援ありがとう。
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村
c0222861_15184581.gif


Commented by うさぎ at 2016-01-21 21:49 x
その瓦は、うちの古い蔵にもあるのですが 火除けの意味があるんだそうですよ
Commented by 星読 at 2016-01-21 21:56 x
豊日社の丸の数は古物神社と同じく”12”です

まったく同じ!!
Commented by lunabura at 2016-01-21 22:07
うさぎさん、そうすると、水瓶のように見えるのは、まさしく瓶ですか。すごい意匠ですよね。
Commented by lunabura at 2016-01-21 22:07
星読さん、ありがとうございます。
Commented at 2016-01-21 23:16 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by lunabura at 2016-01-21 23:25
非公開さん、はじめまして。
というか、お会いしたあの方ですか。
324名の集結とは、よほどのことですね。
その数のいわれなど、お分かりですか。
又聞きで書いているので、よろしかったら補足してくださいませ。
Commented by furutsuki at 2016-01-22 00:57 x
丸瓦の上の瓦の形をみて、私は奈良の新薬師寺の宮比羅(クンビーラ)神像の頭を思い浮かべました。 クンビーラは、インド中部の象頭山の鰐神で、女神ガンガーの乗り物でもあります。 金毘羅権現がクンビーラですから、垂迹神は大物主にあたります。 あくまで連想です。
Commented at 2016-01-22 06:31 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by lunabura at 2016-01-22 19:34
古月さん、こんばんは。
金毘羅すなわち鰐ですね。
龍でも鰐でも、どこか爬虫類の首を思わせますね。
そうすると、火事から守るイメージにもつながります。
Commented by lunabura at 2016-01-22 19:35
非公開さん、やっと誰か分かりました。
物部が言ったこと、他にあったなら、教えてくださいませ。
Commented by 水月 at 2016-01-22 22:14 x
ルナさん、こんばんわ。
先日は何だかおかしなコメントをしてしまいごめんなさい。(_ _;)ようやく心が落ち着いてきました。
いつもでしたら主人に直ぐに報告して連れて行ってもらうのに今回はまだ言えてません。(´-﹏-`;)でも週末に話そうと思っています。
主人は行きたがると思います。何故か前々から私が余り行きたがらない神社に彼は行きたがるのです…(¯―¯٥)

そういえばあの後不思議な夢を見ました。
初めてそんな夢を見たので一応書き留めています。

変なコメントにお返事いつもありがとうございます。何か自分の謎がわかるキッカケになるのかもしれませんね。
やはり主人と話して長年の憧れの額田王様の魂に触れに行きたいと思います。

君待つと 我恋ひ居れば 我が宿の 簾動かし 秋の風吹く
大好きな歌です。(*^_^*)
Commented by furutsuki at 2016-01-22 22:58 x
八剣の「八」は何かなと考えていました。45° 金星の最大離角度?
45° を地に刻むならということで、鷹の口おだ山から北西方角を遡ると、ピッタリと布留神社の上宮 龍神社にあたります(布留神社も龍神社も古物神社に合祀されて、今はもうありません)。

龍神社からは、180°を「十」に分割するライン(つまり18°刻みの複数のライン)が確認できました。

直方の亀丘の劔神社を中心に八つの五芒星が取り巻いているのを確認しました。いずれも道路に痕跡がはっきりと残っています。八つの五芒星は皆同じ大きさみたいです。中心にある亀丘の劔神社の祭神は、十拳剣から生まれた神がずらり勢ぞろいです。
Commented by furutsuki at 2016-01-22 23:18 x
誤) 最大離角度
正) 最大離角
です.

八つの五芒星、ただいまキレイな図を準備中です。
Commented by lunabura at 2016-01-22 23:51
水月さん、不思議な魂の旅の始まりでしたね。
一歩ずつ、進めてみてください。
Commented by lunabura at 2016-01-22 23:55
hurutsukiさん、こんばんは。
ようやく次回から五芒星の話に戻れます。
これまでのお話をおさらいしながら進めようと思いますので、
追加、訂正など、よろしくお願いします。
「ドラゴンカーブ」コメントに記入されているので使いますね。
五芒星に内在する、その角度を教えてください。
by lunabura | 2016-01-21 20:17 | 「脇巫女」 | Comments(15)

綾杉るなのブログ 神社伝承を求めてぶらぶら歩き 『神功皇后伝承を歩く』『ガイアの森』   Since2009.10.25