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ひもろぎ逍遥

脇巫女46 震える手は


脇巫女46

 震える手は


鞍手町を含めた遠賀川流域にはヤマトタケルの伝承がたくさん分布している。

ヤマトタケルは複数の女性と結ばれ、
砧姫(きぬたひめ)のように子をなしている女性もいる。

ヤマトタケルは剣神社や八剣(やつるぎ)神社に祀られていて、その数は数十を数える。

また、鞍手の鎧塚(よろいづか)には、ヤマトタケルがクマソ征伐の帰りに
この地に鎧(よろい)を収めたという伝承がある。

新延(にのぶ)の剣(つるぎ)神社の境内には鎧塚古墳群があり、
県指定の史跡となっている。

脇巫女43では、物部サンジカネモチがヤマトタケルを襲ったため、
手傷を負ったヤマトタケルが鎧を脱いで敵に分からぬように
土に埋めたという話を紹介した。

今回は、この話が明らかになる直前の話だ。
菊如は星読の手の震えの原因が鎧塚にあるとにらんだようだった。

◇◇ ◇
さらに日付が変わって、2月22日になった

朝、メールが届く
・・・「菊如さん」だ!・・・手のことを気にかけてのメール
続いて「鎧塚」周辺についてのメールが届いた
・・・すぐには行動できない 午後確認することにした

再びメール 突然内容が変わった
「崋山さん」が胴体を真っ二つに切られるような痛みが出てる
・・・えっ???なに???崋山さんって誰なん?

そう思いながらも、鎧塚に行ってみた
・・・何もない・・・何も感じない・・・

七色さんに連絡してみた

七色さんはチェリーさんと一緒に「剣岳」に移動していた
剣岳はヤマトタケルに関係がある山だ

二人が「御神木」と思われるような木のそばを通りかかった時、
切り倒されようとしていた
チェリーさんが声を掛けたが、むなしく、チェーンソーが幹に押し当てられた

七色さんはそんな話をしてくれた

この話を菊如さんにメールした



◇◇ ◇
崋山はこのご神木の痛みを感じていたのだろう

チェリーは七色と「鷹の口おだ山」を探査したあと、「剣岳」に移動していた。
その時、木が何本か切り倒されている所に遭遇したそうだ。

ご神木と思われる木を切ろうとしていたので、
「それは御神木ではないですか」
と尋ねたが、無視され、木は切り倒されたという。

この時、それを知らない崋山が胴体を切られるような痛みで苦しんだ。

この時のことをチェリーは次のようにコメントしてくれている。

<(おだ山では)ここだというような場所は見つけることができませんでしたが、
不思議なことがあったのです。
入山中に周辺で停電があったのです。信号も消えちゃったみたい…しかも、そのあと剣岳に向かったのですが、原因というのがそこで行われていた大規模な伐採作業だったようなんです。九電の人が走ってたもの…

というお話で、今回は終了です。地図等は、ブログに載せますね!

その夜は月に大きなリングがかかったそうです。>

これを聞くと、木々にも意識があり、
深いところで人間の意識とつながっていることに気づかされる。

人間が他種の意識をキャッチすることができる能力を持つことを
示す見本が崋山だった。
これはすべての人間に備わる能力だが、殆どが退化させている。

再び、この能力をすべての人間が復活させることができれば、
動植物と調和した地球が再び訪れるのかもしれない。


話がそれた。もとに戻そう。


さて、この日も星読と七色とチェリーは菊如のもとに集まった。
この時、初めて崋山も合流した。
崋山が神懸かりをする女性だった。

◇◇ ◇
夕方、ふたたび菊如さんを訪ねることとなった

「崋山さん」登場!!
・・・何が起こるの???

何かの準備が始まった
・・・どうしたらいいの?

いつもとは雰囲気が違う菊如さん
「星読さんはメモしてね。それと、目を合わさないように」
「誰と?」
「崋山さんと」

菊如が経をあげる
・・・二人の経は心地よい・・懐かしいようで・・・落ち着く・・・

菊如さんと崋山さんが向かい合って座った
・・・何が起こるの???

突然、崋山さんに何かが憑依した
・・・「猿田彦」がお見えになった
菊如さんは懐かしそうに猿田彦とお話をした

そして、猿田彦はお戻りになった


続いて「ヤマトタケル」がお見えになった
左手で腹部を押さえ、右手で水をすくい、口元へ・・・
菊如「場所は?」
星読「泉水」(せんすい)
何故か星読がとっさに答えると、ヤマトタケルがうなずく
菊如「苦しいのですか?」
ヤマトタケルがうなずく
菊如「誰にやられたのですか?」
ヤマトタケルは何も答えない

・・・なんとなく居心地が悪い
星読はそんな気がした

やがてヤマトタケルがお戻りになった

崋山さんが見たことを話し出した

ヤマトタケルは刺された後、五人の家臣に守られながら逃げてきたが
苦しさのあまり、自分の鎧を取るように命じ、家臣は鎧を脱がせた
ヤマトタケルは、のどが渇き、「血が滴る右手」で水をすくった
飲んだ水は「赤く濁った水」だった
その後、隊列とは別行動で「鎧塚」までたどり着いたが、ヤマトタケルは絶命した
亡骸(なきがら)を剣岳の裏手の裾に埋葬した五人は木の枝を持ってその場を離れた
やがて戻ってきた五人は埋葬した場所を囲み自害した

これが崋山さんが見た内容だった


◇◇ ◇
これが初めての降霊の内容だ。

最初に降りて来た猿田彦とは、
猿田峠の豊日神社の入り口に祀られている猿田彦神だろう。

菊如はかつて、各地に散らばって祀られていた猿田彦をまとめるように
見えない存在に言われ、奔走して、猿田峠の豊日神社に合わせ祀った。

(2016年4月3日(日)にはそこで祭礼をするということだ。
時間など分かったら、当ブログでもお知らせする)


次に降りて来たのがヤマトタケルだった。
ヤマトタケルは終焉の姿を見せたかったようだ。

刺されたヤマトタケルは鎧を家臣に脱がせ、赤く濁った水を飲んで死んだ。
これが水銀の混じった水だったことは先述した。
亡骸は剣岳の裾に埋葬され、五人の家臣は自害したという。

地理が不明で私が聞き取った話と微妙にズレがあるようだ。
後で地図を見ながら星読に尋ねて確認することにしよう。

さて、このあと、もう一人、降りて来た者がいる。
そこで星読の手の震えの原因が明かされることになった。
                  (つづく)




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Commented by チェリー at 2016-03-12 22:25 x
lunaさん、こんばんは。
この物語の重要なテーマに関わるものではありませんし、本当のところはというのも、かえって的外れになっちゃうような気がするのですが…とりあえず…
剣岳の伐採を見たのは 2/21 のことでした。おだ山の帰りに寄ったんですよ。おだ山付近の停電を聞いたばかりでしたので、剣岳の駐車場に九電の車と人々を見たときは、本当に驚きました。倒した樹木が電線に接触したそうでしたが、伐採作業の人達も停電になったとは知らなかったようです。
伐採を止めようと声をかけた事はありませんでした。地元のボランティアの方々が作業されていましたので、不信感は持たなかったのです。でも、あまりに巨樹を無造作に切っているというような印象は持ちました。こんなに古くて立派な樹木を切るには、何かお祈りをしなくてはいけないのでは?という素朴な感情はありました。実際に行われていたのかもしれませんが…
木々にも意識があるという、lunaさんの意見には賛成です。植物には植物の、鉱物には鉱物の精神があるという話を、聞いたことがあります。未来のいつの日か、一般の人でも交流できるようになればいいですね。それこそガイアに通じるのではないかと思います。
2/21の夜に名古屋にフライトしましたので、残念ながら2/22には皆さんに合流することはできなかったんですよ。

剣岳では熱田神社を訪れることができましたが、中山の八剣神社には行けませんでした。ここもまた、宿題として残ってしまったのでした…
Commented by lunabura at 2016-03-13 21:25
お声はかけられなかったのですね。
私の聞き違いで申し訳ありませんでした。

鞍手は狭いのに、重要拠点が多すぎて、私もまだまだ足を踏みいれていません。
星読さんに案内をお願いはしているのですが。

ぼちぼちとまいります。
Commented by tukifune83 at 2016-03-14 09:14
チェリーさん、おはようございます。歴史カフェでお会いしました子供連れ夫婦の水月です。そしてレポートありがとうございました。お礼が遅れてしまい申し訳ございませんでした。地理的な事は夫にお任せ状態の私ですが、赤い岩が気になりました。チェリーさんのブログを拝見させて頂き私も直接見てみたいと思っています。(*^^*)
突然ですが私達夫婦もブログを始めました。チェリーさんのブログとリンクさせて頂けたらとても有り難いのですが…。宜しければお願い致します。m(_ _)m因みに夫は銀千代といいます。(*^_^*)
Commented by チェリー at 2016-03-14 22:56 x
tukifune83さん、こんばんは。
「月船物語」ですね!リンクしてくださるなんて、うれしい限りです。よろしくお願いします。
「おだ山」の中は、昔の道の跡(車が通れるくらい)がいくつかあって、東側の直方市側から楽に入れるのかな?と思いました。
「赤い岩」は印象に残りました。名前がわからないですね~
Commented by tukifune83 at 2016-03-14 23:11
チェリーさん、わぁー!とても嬉しいです!早速、銀千代さんに頼んでリンクさせて頂きますね!(ネット技術担当は銀千代です…苦笑)あの赤い岩…岩壁?地層?分かりませんがとても印象に残っています。という事は自分の目で見なきゃ。という事でしょうね。(^_^)
チェリーさんの、「歴史公園」案!私も大賛成です!そして、草や木や花や、石や岩や鉄も、皆、心があると、私達夫婦は常々言っています。そこもチェリーさんと同じ思いな気がしてとても嬉しくなりました!(^_^)ありがとうございました!
Commented by tukifune83 at 2016-03-15 00:59
チェリーさんコンバンワ(^^)
早速リンク貼らせて頂きました!
銀千代も自分なりに地図を見て色々考えるのが好きなので楽しく拝見させていただいてます!
不慣れですが宜しくお願い致します!
by lunabura | 2016-03-09 20:00 | 「脇巫女」 | Comments(6)

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