ひめちゃご5
釜屋神社 黒木町
龍と鳳凰にいろどられて
こちらが拝殿。
祭神は対岸の説明版によると、罔象女命(みつはのめ)と瀬織津姫命
見事な細工に飾られて、いかにも姫神の宮らしい。
桝形の紋が見えるが、何家の紋が分からない。
正面の龍が目に飛び込んでくるが、見上げると、龍と鳳凰の組み合わせだ。
そして、近くから見ると、馬の神紋となっている。
対岸の宮を創建したのは「黒木助能」で黒木家の祖だという。
それは延暦元年(782)のことだった。
こちら、黒木町の方は寛永二年(1625)のことだという。
当時の江戸幕府将軍は徳川家光だ。
メールやコメントでは
この釜屋神社と元宮の中瀬神社から一文字ずつ取って
釜瀬氏と名乗る家が出たらしい。
また、安曇氏で朝廷にまつろわなかった氏族がいたという話、
龍宮の伝説があるという話もいただいた。
こちらが神殿。
神殿と拝殿の間の楠が成長して拝殿の瓦を落としていた。
楠は船材になるので、やはり海人族の足跡かもしれない。
神殿にも姫神らしい、あしらいが。
そして、神紋は馬。
横には菊の葉?
建立した人の多くの思いが伺えた。
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