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ひめちゃご46 八所神社 斉明天皇は日本武尊に倣った


ひめちゃご46

 八所神社

 斉明天皇は日本武尊に倣った
 



遠賀郡水巻町(みずまきまち)に八所神社がある。

ここに斉明天皇が訪れたという伝承がある。
天皇はどこから来たのか。

考えられるのは隣町の中間市の「岩瀬」だ。
その「岩瀬」の御館山(みたてやま)に斉明天皇の行宮があった。

「岩瀬」にあった「行宮」(かりみや)。
これを『日本書紀』に書かれた「磐瀬行宮」に比定したことを
かつて記事にした。


「ひめちゃご」では中大兄皇子の足跡も辿っているのだが、
この八所神社への行幸も斉明天皇の68歳という年齢を考えると、
皇子が随伴していると考えられた。

「岩瀬行宮」と八所神社の直線距離は約1300mで、徒歩でも20分ほどだが、
遠賀川の土手が江戸時代に築造されたことを考えると、
当時は泥海で、移動は満潮を利用しての船行だったと思われる。

そこは「浮島」という名前の山だった。


何故、斉明天皇は八所神社に訪れたのか。

調べていくと、そこには、ヤマトタケルの祈願所があった事が分かった。
斉明天皇はヤマトタケルの勝利の祈願に事寄せていたのだ。




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これは神社の側面からの画像だ。かつては「浮島」という山だった。

手前の道路は川岸だったのだろう。

日本武尊は熊襲と戦う前に舟でやって来て帰郷安全の祈りをしたと、
『福岡県神社誌』に書かれていた。








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『水巻昔ばなし』にも詳しい話が載っている。



それによると、当社は明治二年に産霊八神が祀られるようになったが、
その前の祭神は日本武尊と素戔嗚尊だったという。

日本武尊が祈ったのは素戔嗚尊だろう。


日本武尊は山上に十握剣を立てて天神地祇に祈ったという。


その時起きた不思議な現象が「二」(ふた)という珍しい地名の由来となっていた。

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この石像は境内にある日本武尊像で、手に十握剣を持っている。




(つづく)














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by lunabura | 2017-01-03 23:52 | 「ひめちゃご」 | Trackback | Comments(2)
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Commented at 2017-01-04 22:33 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by lunabura at 2017-01-05 22:13
非公開さん、ありがとうございます!
板石、やはりそうなんですね。
縁起も福岡県神社誌との関連がこれで分かりました。
わざわざ打っていただいて感謝です(^^)/
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