2017年 10月 14日
ひめちゃご99 明星山 磐井君が見た展望
ひめちゃご99
明星山
磐井君が見た展望
さて、チェリーが明星山からの展望を三方向作成してくれた。
代々の筑紫君が山城を作ったという明星山。
山城そのものは少し下がった所だろうと推測したが、
山頂からの展望は筑後国造のいうように豪快だ。
昔、ここには物部の天津赤星の居城があり、
武内宿祢も長らくこの山中から西海を監察したという。
磐井は東北のカマ石谷から石を切り、「今の社地」に
岩構えをして住んだことから、「岩井」と呼ぶようになったという。
その「社地」がわかれば、磐井の山城が特定できる。
手がかりは「岩構え」だ。
城壁があった。
たぶん、現地に入れば容易に見つかりそうに思われる。
なぜなら、山道が残っているはずだからだ。
『高良山雑記』(わかりやすく改変)
によると、<明星山は別名、般若方谷山といい、
高良内の主人公とみるべき山である>という。
明星山は「高良内の主人公」ということは、
久留米側から見た描写となる。
高良山の西の磐井城と明星山の山城という構えが見えてくる。
<山形勢は雄偉で、頂上は東西80歩、南北170歩。>
細長い平地があったようだ。
頂上から見て、東、北、西の三方面に深い谷がある。

これは南西の方角の展望。
<南面に山脈を延べ、上妻の諸山となる。
その一線西南に長く引きて、飯盛(いいもり)、膳盛(けもり)、
鳶岳、藤山の諸山と分かる>
八女方面が見えているが、地元の人なら、この描写が分かるだろう。
鳶岳は飛岳か。
また、藤山とは、八女津媛(日本書紀)に出てくる景行天皇のルートか。

北西~北の展望。
高良山が右端に見えている。
味水御井神社まで道がありそうだ。
<北方に高良の諸峰、毘沙門岳、また名城平杉城、共に湟(ほり)の跡あり。
鷲尾、愛宕、その右翼を張れり。(中略)
絶頂の下に大道ありて小椎尾、逆瀬谷に通じ上妻の諸村に往来すべし>

西側の展望。
有明海から大善寺に船が入るのが見えたのではないか。
武内宿祢がこの方向を観護していたという。
まさに<筑前、豊前、豊後の諸峰を見る>天然の<城塁>である。
この『高良山雑記』はクジラが提供してくれたものだ。
まさか、チェリーの作画で「明星岳」の項目を目の当たりにできるとは。
両人に感謝。
赤は明星山
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一番下の画像に天山がありますね。
まだ書いていないんですが、最近見つけたんですけど…
広瀬・晴気・岩蔵の三つの天山神社下宮はほとんど一直線でした。どうも、その直線の起点が明星山らしいのです。
晴気・岩蔵・明星山は完璧な直線です。広瀬は50m程ずれるのですが…
またUPしたらお知らせしますね!
あの、全く関係ないお話なんですけど、画中の大善寺玉垂宮の表示のすぐ上と空中に白い星印があります。それこそが、何と、高さ970丈の「くぬぎの木」の推定地なのです!!詳しくは『地図でつなぐ聖地の旅 筑前国一宮「筥崎宮」(1)九州王朝 その26』を御覧ください!以上、宣伝でした。※このコメントの「チェリー」の名前をクリックすると飛ぶようにしてありますけど…
それから、明星山から八女津媛神社まで 120.13°でした。ラインの候補になるかなぁ…
明星山は個人所有地ですが、地元のみどる山の会の方がお願いして、頂上付近の樹木を伐採し、ここ数年で見晴らしが素晴らしくなっています。
登山道も整備されていますので、スニーカーでも登れます。
天気の良い日に是非、リアルな展望を体感してください。
それと、名前にリンクしてくださって、助かります。
これからも、お手数ですが、名前リンクしてくださるとありがたいです^^
天山のライン、気になっているところでした。
来年は天山のようなんです^^








