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ウーナ27 七つの珠6 豊玉姫2 恋しき子



ウーナ

七つの珠6 

豊玉姫2 恋しき子
 



豊玉姫に続けて尋ねた。
「対馬にお墓がありますよね」
「対馬にずっとはいませんでした。そこに埋められてもいません。燃やされて灰になって海に流されました」


「何処で燃やされたのですか」
「島。石が沢山ある島。
役割が終わり、亡骸(なきがら)がこの地に留まることを、私は拒否しました。
私は玉依に頼みました。
燃やしてくれ。海にまいてくれと。
潮に流されて志賀島に帰れるようにと。
風に乗って。波に乗って」

石が沢山ある島といえば相島(あいのしま)だ。安曇の墓所と聞く。スマホで相島の一番大きな積石塚を見せた。


「これですか」
「そうです。そこです。
それは祭壇です。
私は石の上で燃やされました。
私たち海の者は土に埋められることは好みません。
燃やされて灰になり、天に帰るのです。
石の上。
暗い空。星しか見えぬ夜に」

暗い空というのは新月の頃のことだろうか。
海の者たちは満天の星の元で昇天していくのか。

相島の長井浜は掘っても掘っても石だけしか出ないという。
古墳が造られる前の時代からあの地は葬送に使われていたのだろうか。

相島の積石塚で一番大きな120号墳は四角い積石塚の上に石囲いの石棺がある。
そして、手前には祭壇がある。
これは崩れたものを再現したものだ。
原形はまた違ったものかもしれない。




豊玉姫が去ったあと、崋山が語った。

海の民の血を引くものたちは土の中に埋める感覚がない。
それで土に埋葬するのはいやだが、海に帰る方法として灰にしていた。

姫の心には志賀島への思いがあった。
相島の人は火葬をしていた。当時、いろんな種族が集まっていた。
相島は終わりの島。亀が死ぬところだと語った。




話を戻そう。
豊玉姫に、結婚について、私はもう一度尋ねた。豊玉姫が答えた。
「結婚のため、何度も通って夫と逢います。
安曇の婚姻は反発する者も多かったのでございます。
しかし、新しい時代、種族を増やし、それぞれの良き所を伸ばして増やしていく。
それが必要だったのです」

「糸島で暮らしたんですね。二人の住まいの跡は何処ですか」
「染井の山の麓です」

あの染井神社と染井の井戸がある所か。
意外な場所が出て来た。


豊玉姫はもう一つ大事な話をした。

天と地、海と空、八百万の神と仏教の神々、すべてが一つにならねばなりませぬ。
それぞれが別々に働く時は終わりました。

海から攻撃するものがあります。
海の力を借りて防ぐ時がきているのです。



最後に菊如が何かお願いすることがあるか、尋ねた。
すると、豊玉姫は
「わたくしの分御魂をこの子に」
と言った。
長い時を越えて転生したウガヤフキアエズを豊玉姫は守ろうとしていた。

豊玉姫は去った。



後から崋山が話した。
豊玉姫は一人っ子だった。
陸の竜宮城とは志賀島のことだ。

日本という島国に外から入ってくるものを、鬼神一族が守っていた。しかし、自然破壊で鬼神一族が日 本を守れなくなっている。鬼神とは荒魂のようなものだという。






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気が付くと、40分以上経っていた。








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もうすぐ太陽が正面に来ようとしていた。
時間の感覚がなくなっていた。







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龍が太陽の珠を抱えているようにみえた。



これを記録している今日、再び糸島に行ってきた。
半年で5回訪れた。
時系列がだんだんあやふやになっていく。
意識がずっと糸島に残っている。
変な感覚だ。

<20180324>













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by lunabura | 2018-03-24 22:41 | 「ウーナ」 | Trackback | Comments(2)
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Commented at 2018-03-28 03:46
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by lunabura at 2018-03-29 20:54
一番幸せな子だったことでしょう。
また、ぼちぼち書いてくださいね。
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綾杉るなのブログ 神社伝承を求めてぶらぶら歩き 『神功皇后伝承を歩く』『ガイアの森』   Since2009.10.25


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