2018年 03月 27日
ウーナ29 七つの珠8 ウガヤフキアエズ
ウーナ29
七つの珠8
ウガヤフキアエズ
糸島から帰った夜、菊如から電話があった。
ウガヤフキアエズが出て来たので、電話を通して話を聞いてほしいという事だった。
―― え?私が質問するの?用は無いのに?
こうして電話セッションが始まった。
ウガヤが懸かった崋山と私の一問一答だ。
ウガヤが語り始めた。
「私たちは迫害されて移動した。我が一族と共に総勢112人。6艘の船に乗って行った。
元の地は安曇の地だが、そこから船を出した。風に乗り西の方に回って着いたが、そこでは言葉が通じなかった。そこはウド。」
「鵜戸神宮?宇土半島?」
「日が落ちる地」
「どうして追われたのですか」
「この海を血で汚す者たちが現れた。白い銅の槍を持って攻め入ってくる者たち。黒髪、黒ひげの一族。目は黒。金色のひも。われらの地一帯に攻め入って来た。
戦いは好きではない。我々は海と共に生きる」
「元の場所とはどこですか」
「生まれた所から動いていない。志賀島。フキアエズ朝があった」
「志登神社には王朝がありましたか」
「志登神社の所は浮島になっていた。あとは海だった。神々が集う地だった」
「二見ケ浦の海路が閉じたり開いたりするのは?」
「海の者が発着する。朝は逆風が吹く」
「一族は沢山いたのですか」
「我らの一族は海と陸にいた」
「安曇ですか」
「われらは安曇」
「あなたの目の色は」
「青い色。今で言うヨーロッパから船に乗って来た。我ら一族にはエラ呼吸の痕がある」
「ホモサピエンスではないのですか」
「人間と交わってできた。人間と海の者の間。豊玉姫と山幸彦が契を交わして新しい種族を創った」
「あなたの御子は神武天皇ですか」
「ちがう」
「あなたの父君の名は?」
「…」
「言いたくない?」
「わが父から迫害された。我は安曇の一族と思っておった。海の人間の間に生まれた特別な力を持った者。われらは西へ西へと逃げて行った」
「どこに着いたのですか」
「穴の空いた岩が見える。ウーロー。ウーロ」
「ウーロ、今の宇土半島ですか」
「6艘で出たが、3艘が着いた。神武とは関係ない。ウォーガ。モガ」
「茂賀?熊本の?」
「…。新しい地で何がしたいか、何ができるか分からない。」
「あなたの子息は?」
「いない」
神話とは全く違う系図のようだ。状況が良く分からなかった。
メモが途切れ途切れで心もとない。
<20180327>
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どれも分からないんですよ。
聞いておきますね。









