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ウーナ34 ヌカタノキメ



ウーナ34

ヌカタノキメ
 


さて、前回、額田王の事を書いたが、菊如からその具体的な話が知らされた。

宗像の猿田峠にある豊日社で、古代の物部が鼻息荒く言ったのは
「ヌカタノキメの鏡は何処に行ったのだ!ここに無いではないか!」
ということばだった。
「ヌカタノキメとは額田王の事ですか?」
と尋ねると、
「あーそうだ!」
と答えたという。


「ヌカタノキメ」という発音は珍しい。「妃女」で「キメ」と読むのだろうか、ということだった。

もともと「額田王」と書いて、「ぬかたのおおきみ」と読み、女性だと考えるのも、考えてみれば不自然だ。

初めて教わった表記が刷り込まれていっただけのことだ。

表記はこの他に、額田女王、額田姫王、額田部姫王というのがみられる。
読み方も定まってはいない。

だから、菊如が「ヌカタノキメ」と聴き取ったのは興味深い。
現代に伝わらぬ発音は多々あり、その一つなのかもしれない。


面白いのがもう一点ある。
この額田王の父は鏡王というのだ。
父の名に「鏡」が付いているとか、いったい誰が知っているだろうか。

その鏡王の娘が持つ鏡を物部が欲しがったというのだから、不思議な符合だ。
面白い。


ところで、その鏡の在り処は前回「安座」と書いたが、正しくは「安ノ倉」だった。

美しい緑の湖と赤い滝と川がある所だ。

過去記事を読み直してみた。

妙見神社  龍神と北斗七星



懐かしい。
このような秘められた聖地に既に案内されていたこともまた不可思議なことである。

ここで祈れば龍が北斗七星に祈りを届けてくれるという。

そういえば、鏡探査はまだだ。
再びあの聖地に出掛けるのが楽しみになった。

<20180430>







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by lunabura | 2018-04-30 20:24 | 「ウーナ」 | Trackback | Comments(0)
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