2018年 05月 22日
にっき 豊姫信仰など
二日もブログを書いていませんね。
その間、小城鍋島家Tenでの歴史カフェの資料を作成していました。
淀姫と豊姫と豊玉姫。
ブログではもう何度も過去記事に書いていますねえ。
今回は與止日女(よどひめ)神社(佐賀)と止誉比咩(とよひめ)神社(下巻56赤司八幡神社の古称)の比較もしてみます。
すると、豊姫信仰が筑後川流域に広がっていたのが見えてきました。
豊姫とは神功皇后の妹ですね。
武内宿禰の妻となりますが、なかなか子宝に恵まれなかったようすも與止日女神社の話から伺えます。
それでも、シャーマンとしての力が広く信仰されていたのでしょう。
志式神社の浜で干珠満珠を海神から授かった巫女ですから。
與止日女神社と止誉比咩神社の共通点は数メートルもの高さが変わる有明海の波が寄せる所ということです。
そこは夜渡(よど)七十という七十年に一度の大津波が有明海から遡上する地域。
女神たちの祭祀から古代の人の営みが見えてきます。