2018年 05月 31日
ウーナ45 七つの珠10 綿津見神社にて
ウーナ45
七つの珠10
綿津見神社にて
第一回目の大島紀行については
「ウーナ10 宗像大島行 市杵島姫の縁はつづく」
https://lunabura.exblog.jp/28323964/
に簡単に記している。
昨年の11月21日のことだった。
それから互いに連絡取り合うこともなかった。
七つの珠の奉納は菊如と崋山の課題だった。
二人は上手くやってくれるだろう。
しかし3月に入っても動き出している気配がなく、心配になってきた。
聞くと「豊玉姫と綿津見神の関連社」「福岡県内」に絞られていた。
期限も「5月3日の竜宮祭」と分かったらしい。
そして、何処に行こうか相談中だった。
私は自分の知っている神社をとうとうと並べていくうちに、案内しないと分からないだろうと判断して、同行することにした。
何せ、バスハイクやら執筆取材などで何度も出掛けた所ばかりなのだ。
まずは福岡市東区から糸島方面に奉納先を探しに行くことにした。
それが2018年3月11日のことだった。
ウーナ22 七つの珠1 に簡単に記している
そして「5月3日」の満願の日のことも簡単にメモしている。
ウーナ36 七つの珠9 任務完了
今回から、3月11日当日の記録を詳細に残していこうと思う。
その日は午後12時の出発だった。
菊如と白皇と私の三人だった。
まずは福岡市東区の綿津見神社に案内した。

着くと、菊如はここが奉納先の一つとすぐに分かったようだ。

祭神は志賀三神と豊玉姫命。
志賀三神とは綿津見三神のこと。
まさしく、始まりにふさわしい宮だった。
菊如は神前に七つの珠を入れた宝箱と志賀島金印を置いて祝詞を上げた。

祝詞が上がる間、左手の木の上でカラスの鳴き声がする。
仲睦まじい。サインかもしれない。

すると、祝詞を終えた菊如がその木の下に立った。
そして白皇に何やら指示をしている。
木の幹にはちょうど目の前の高さに、枝を落として丸く成長した部分があった。
白皇はそこに珠を一つ納めた。
そして、何か代わりの法具を貰って宝箱に入れながら、
「丸くて暖かい」と感想を述べた。
もちろんどちらも肉眼では見えない。
崋山が後で鑑定すると、それは「太陽の鏡」だという。
足つきの鏡で、鏡の周囲にフレアがある。
高祖神社(糸島)に置かれた「石の鏡」に良く似ていた。
それは人を写すものではなく、太陽の光を海に反射するものだそうだ。

その後、私は二人を三苫海岸に案内した。
3月11日のあの日に手を合わせて。
この海からは相島が正面に見えた。
そう、若宮神社には豊玉姫が祀られている。

そして、左手を見ると志式神社の渚が見えた。
今からそこに行く。
そこには豊玉姫が荒ぶる神として祀られていた。
今更ながらに気づいた。
ここは豊玉姫が、
相島、綿津見神社、志式神社と、海を囲んで祀られていたエリアだったのだ。
この海域を通る船は帆を半分降ろして通るという。
それは志式の神に対して表す敬意の印だった。
拙著『神功皇后伝承を歩く』
「下巻75綿津見神社」
「下巻72志式神社」
20180531
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