2018年 06月 18日
ウーナ53 天山12 千葉氏が晴気に住んだ
ウーナ53
天山12
千葉氏が晴気に住んだ
小城では殿様の名に「千葉氏」という名がよく出てくる。
「須賀神社由来」にその始まりが書かれていた。
「肥前国の地頭職であった千葉大隅守平胤貞は正和5年(1316)鎌倉幕府の命により、九州下向(略)」とある。
その名について、同じ須賀神社に掲示された「千葉城跡 須賀神社」の方では「千葉大隅守胤貞」とあり、「平」の字が無い。いずれが正しいのか分からないが、地元では「平氏」ではなく、「千葉氏」と呼んでいる。

その胤貞は
「下総国(千葉県)より下向し、晴気に居住し、それとともに千葉城をつくったとしています。」
とあることから、まずは「晴気」に住んだことが分かった。
晴気に住みながら須賀神社の地形をみて山城を造ったのだろう。
この千葉氏について、真鍋大覚が記録を残していた。(儺の国の星p21)
「千葉なる氏姓は楢山を切り薪炭を生産し、これを燃料として得られる鉄の地金を切り売りする家系で、時には司馬、或いは斯波なる富豪が戦国の世に輩出した。」
ここには、まさに千葉氏が小城に来た目的が示されていた。
千葉氏は燃料生産から産鉄の技術と販売ルートがあったので、
鎌倉幕府から晴気に配属になったのだ。
これによって、晴気には鉱物資源が豊かにあったことが、
さらに想像できるようになった。
真鍋によると、シバの付く地名は川や沼、河口で流木が堆積した所に付けられているという。これは晴気の地形そのものでもある。
さらに、シバの語源はジンバルすなわち、英語でいう宙づりの器と同源で、天秤の形も同源としている。
エジプトのナイルでは「麦や綿を計量販売を司る神はソプトと言った」
とも書かれている。
ソプト神とはシリウスのことである。
シリウスは坩堝の民にとっても神であり、計量の神だったのである。
千葉氏の職能から、シリウス信仰があったことを暗示しているのかもしれない。
千葉氏は製鉄に必要な薪炭を生産する職人を抱え、製鉄、販売までを司っていた。
それを古くは国栖氏や賀茂氏が行っていたのだ。
これが晴気の持つ重要性だろう。
須賀神社に行けば晴気の謎解きのヒントがあるかもしれないと思っていたが、
想像以上の収穫だった。
20180618
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ブログに触発され、17日に天山神社上宮と3つの下宮へ行って参りました。
宗像三女神好きの私にはどれも素敵な神社でした。
世界で1番好きなお酒「岩の蔵」の天山酒造が店休日だったのは残念でしたが、、、(苦笑)









