2018年 07月 19日
ウーナ66 七つの珠27 綿積神社2
ウーナ66
七つの珠27
綿積神社2
私たちは早春の糸島の桜谷を後にして、船越の綿積神社に向かった。
前回、間違ってここに迷い込んだことも、今では意味があるように思えた。
見慣れた景色。
ここにはアジャーシタという不思議な女性が居た。
豊玉姫が上の方にいるというが、結局見つからなかった。
さて、珠を奉納して法具の鍵を貰うとしたら、どこだろうか。
すると、目は沖にある岩礁に釘づけになった。

あれこそふさわしい。
きっとあそこだろう。

しばらくして、案の定、菊如が指を差しながら、白皇に説明をし始めた。
祝詞を上げ、珠を献上すると、鍵がその手に入った。
白皇は「胸が苦しい。バクバクする」という。
崋山は上から豊玉姫の分御霊(わけみたま)を貰ってその胸に入れた。
その瞬間だった。
有線放送が「夕焼け小焼け」を奏で始めた。
「5時ぴったり」
四人は大笑いした。
これもまたサインだった。

その後、崋山は石段を下りようとして、
「ここ!ワダツミの神の宮殿そっくり!」
と言い出した。
そう、この境内は参道を中心として左右対称に庭園風になっている珍しい境内なのだ。シンメトリーなしつらえは西洋風のたたずまいだ。
現代の造園ではあるが、海の底のしつらえを無意識に反映した宮殿ということか。
さて、これで七つの珠の奉納をすべて終え、七つの法具を手に入れた。
あとは、5月の大島の祭典を待つのみとなった。
しかし、あの岩礁には前回は気づかなかった。
どうしてだろう。
そう思って画像を確認すると、前回は満ち潮のため、波頭が見える程度だった。
この日、この時でないと、あの岩礁は現れていなかった。

やわらかな桜の開花。
この年、恋い焦がれた一番花が目の前にあった。
ウーナ23
ウーナ24
2017年11月11日から2018年3月11日、3月24日と、糸島に通った。
書き残しておいてよかった。今読み直すと、答えは既に与えられていた。
麗しい糸島のワダツミの物語。
異世界小説
20180719
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