2018年 09月 04日
南阿蘇 水源めぐり8 白川水源
南阿蘇 水源めぐり8
白川水源
白川水源は二度目の訪問です。
白い砂の間から沸き起こる水に踊る砂が記憶に残っています。再訪を楽しみにしていました。
今回訪れると、鳥居があるのに気づき、違う所に来たのかと戸惑いました。
白川吉見神社と書いてあります。
全く記憶にありません。自分の観点が変化していたのを知りました。
水源は記憶通り、右手にありました。
でも、その水量の多さに圧倒され、またまた、ここだったっけと考えてしまいました。
これほどの水源の側に大きな神社があるのは当然といえば当然ですが、やはり並々ならぬものを感じます。
元禄年間に肥後藩主の細川綱利公が山狩の途中で訪れ、その貴重さに社殿の造営を命じたそうです。
古代からずっと尊ばれた泉が公で祀られ始めた事情も伝わっているなんて、素敵ですね。
祭神は国龍大明神、罔象女命です。
ここかな、ここだったけな。
とずっと確信が持てなかったのですが、この画像を見て、やっぱりここだったと、一安心しました。
お水の味は一番クリアでシャープな感じでした。
今日は台風21号が四国に上陸して大変な災害となっています。
皆様、大丈夫でしたか?
大阪駅のアトリウム広場に来てくださってニコニコとしていらっしゃった方、お話ししなかったけど、無事ですか。
一緒にお茶をした方、きっと大丈夫ですよね。
この阿蘇の水源巡りは自分にとって祈りの旅でした。
恵みをもたらしてくれる水に感謝したかったのです。
こうして一か所ずつ振り返ってみると、水の姿はどれ一つ同じ形態はありませんでした。
味ももちろん個性がありました。
水の恵みを永遠にいただけるようにと願うのですが、今日の台風の姿も水の一側面でした。
そして、古代の人々も阿蘇にやってきて、災害と共に暮らして来たんだと、思う一日です。
20180904