2018年 11月 21日
弥生の貯蔵穴 宗像イセキングと綾羅木遺跡
弥生の貯蔵穴
宗像イセキングと綾羅木遺跡
宗像イセキングで伺った話の一つに貯蔵穴の事が出てきました。
この遺跡は全部掘られたわけではなく、一部だけが掘られているのですが、
その中に貯蔵穴が沢山あるそうです。
この画像の左の小屋みたいなのは雨よけに屋根を復元した物だそうです。
穴はフラスコ状になっていて、一度使用したら継続して使われていないような話だったと思います。(ちょっと曖昧)
で、そこはゴミ捨て場になるので、考古学者にとっては嬉しい発見になるということでした。
貯蔵穴が使い捨てっぽい話を下関の綾羅木(あやらぎ)でも聞きました。
博物館の周囲にはおびたただしい数の貯蔵穴があって、土砂で崩れても不思議なくらい未練なく捨てて、新しく掘っているというのです。
で、この画像は博物館内の復元です。
弥生人が収穫物を地下から上げています。
この画像はそれを考古学者が発掘しているようすです。
すごくリアルな構成で、生きた人間とそっくりです。
で、二つの穴には仕掛けがあったのです。
現代の考古学者のモデルが弥生時代の方でも出ているのです。
つまり、それぞれ同一人物が時代をワープしているんですね。
何度も見比べて楽しめます♪
ここは面白い博物館で、もう一度行きたいなと思う所でした。
20181121