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ひもろぎ逍遥

小正西古墳 飯塚市 6世紀後半 美人巫女 円墳 二つの石室 



小正西古墳 

飯塚市 6世紀後半 美人巫女 円墳 二つの石室 



小正は「おばさ」と読みます。
飯塚市小正の丘の上、住宅に囲まれて古墳公園として残されています。




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何よりも、巫女の埴輪が魅力的な古墳です。
頭に「かふり」を付けていますね。これが島田髷という髪型ではないのがよく分かる埴輪です。アジアの民族衣装に残されている「布製のもの」です。







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かわいい古墳です。






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石室が二つあるのが印象的でした。







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正面にあるのは1号石室です。掲示板に
「盗掘のため奥壁の一部と右壁が破壊されていました。長軸4.5m、短軸2.1~2.9mを測る平面羽子板形の横穴式石室です。奥壁より約0.7mの位置に碓井板石を立て、屍床として区画し、石室壁面には赤色顔料が塗布されていました。
出土遺物 木芯鉄張鎧、壺鐙、f字形鎧板、鉄刀、鉄鏃、翡翠製勾玉、碧玉製管玉、ガラス玉等」
とあります。

6世紀後半で鎧や馬具などが出ています。磐井の乱527年ですから、その後も武具が副葬される時代が続いていることになります。



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これに直角に造られた石室は2号石室で、盗掘犯も気づかず、未盗掘でした。

こちらは小ぶりです。人骨が四人分検出されています。

主な出土品は銅鏡(珠文鏡)、鉄刀、鉄鏃、鉄刀子、鉄鉇、鉄鑿、鉄鋸、水晶製勾玉、瑪瑙製勾玉、石炭性算盤玉、ガラス玉等
となっています。

武器以外にノコギリ、ヤリガンナなど、大工道具が納められていますね。

当初から石室を二つ設計したと想像していますが、一家が埋葬されているのか、DNA検査など進むといいですね。

これらの出土物や埴輪をどこで見学できるのでしょうか。不明です。







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これまでブログに挙げたもの、訪問してまだ挙げていないものを載せてみました。

6世紀の前半と後半に分けたいのですが、「6世紀」だけしか書かれていない古墳があるので、取りあえず100年分を載せました。 

大型古墳からだんだんシンプルな円墳に変化していくようです。小さな古墳群や横穴も出てきて、磐井の乱後は首長中心の世界観から、個人や集団を第一に考える意識が芽生えていくようにも見受けられます。価値観が変化していくような気がします。

この分布図を作成していると、行った所が多いので驚きました。神社巡りの時に近場の古墳もついでに回る程度でも、意外に沢山の古墳を見学していました。

これに加えて歴史資料館の出土物も見るように心がけていますが、こうして掲示されていないとすご~く困難な作業となります。

「古墳―出土物―歴史資料館」この連動が大切ですね。


20181227





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by lunabura | 2018-12-27 20:17 | <古墳>手光は宮地嶽へ | Comments(0)

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