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ひもろぎ逍遥

持統天皇と天山3  三つの天山神社は明星山に連なっていた






持統天皇と天山3 

三つの天山神社は明星山に連なっていた






さて、天山神社が三つ並んでいるが、チェリーが画像を作ってくれた。





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三社が一直線上に並び、そのラインを東に伸ばすと明星山に届いている。








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さらに詳細図も造ってくれた。

広瀬の方は50mずれているが、許容範囲だそうだ。
明星山からのそれぞれの神社の距離は
     明星山から厳木町広瀬の天山神社まで 45.650km
     明星山から晴気天山神社までは 38.735km
     明星山から岩蔵天山神社までは 35.873km


ところが、広瀬と晴気同士は目視できないそうだ。
もし、広瀬をライン上に載せるとなると強い意志が必要だという。






久留米市の明星山からはこう見えている。

持統天皇と天山3  三つの天山神社は明星山に連なっていた_c0222861_22241168.jpg

明星山には磐井の山城があった。その山から天山がよく見えていた。
その稜線を左に下がると三つの天山が重なって存在している。

ただ、天山神社の物語は700年代になるので、磐井の時代はとっくに過ぎ去っている。

もう一つ、重要な転換点は少し前の663年の白村江の戦いだ。

持統天皇はこの時代を生きていて、まさにこの天山の物語も、唐・新羅に敗戦したという傷跡がまだ残る時代の話になる。

さて、チェリーによると、岩蔵の天山神社は現人神社から特別な位置に当たるという。

その北には大島御嶽神社が有意の角度で存在する。

このラインは岩蔵天山(三女神)-現人(住吉三神)-大島(三女神)という神々で連なる。

かなり遠いがチェリーは何らかの意味を捉えているのだろう。




持統天皇と天山3  三つの天山神社は明星山に連なっていた_c0222861_2224432.jpg

一方、岩蔵から松尾弁財天はダイレクトに三女神がらみとなる。

不思議なライン群だ。










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これらが何を意味しているのか。皆さんの感想もいろいろあるだろう。

天山三社の中央にある晴気(はるけ)天山神社はもともとそこにあったわけではない。
次回は晴気天山神社について読んでみよう。



以下はチェリーがコメント欄に補足してくれたものだ。
 
<lunaさん、画像を掲載していただき、ありがとうございます。
私が引くラインは、全て候補ですので、この中で正解がどれだけあるのかはわかりません。

でも、明星山から天山神社への直線は、その精度から考えて、OKだと思います。

広瀬・晴気・岩蔵の各天山神社は谷にあるので、明星山も含めて、お互いが全く見えません。

にも関わらず、これだけの位置を出すには、やはりかなり強烈な目的意識があったのだと思うわけです。

赤いラインは方位の意味を持つと思われる直線です。角度を掲載しておきますね!
明星山 → 八女津媛神社 120.13° 距離26.290km
鷹取山(みやま市・八女市) → 天山 299.98° 距離43.995km ※ライン上に大日宮


天山 → 松尾弁財天 120.01° 距離47.771km
岩蔵天山神社 → 犬岳 120.04° 距離41.650km
犬岳 → 天山神社上宮 300.00° 距離47.016km
現人神社(那珂川町) → 岩蔵天山神社 225.02° 距離30.680km ※ライン上に大日宮


大島御嶽神社 → 現人神社(那珂川町) 179.98° 距離43.476km
與賀神社 → 晴気天山神社 299.86° 距離14.357km
可也山 → 晴気天山神社 179.98° 距離28.736km
広瀬天山神社 → 聖母宮 119.90° 距離43.634km ※ライン上に乙姫宮跡


広瀬天山神社 → 竹飯八幡宮 119.91° 距離43.605km
(参考)鷹取山(耳納山地) → 可也山 299.91° 距離60.176km ※見えませんので測定不可です。> (チェリー)




20180227

20190307 編集して再掲





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持統天皇と天山3  三つの天山神社は明星山に連なっていた_c0222861_15184581.gif

Commented by チェリー at 2019-03-07 23:38
lunaさん、画像を掲載していただき、ありがとうございます。
たくさん引いてしまいましたが、岩蔵天山神社→犬岳のラインがあります。
これは、犬岳が120°の位置に見える場所に岩蔵天山神社を造ったかもしれない…といったものなのですが、間に丘陵があって、直接見えないのです!ですから、その丘陵に「犬岳が120°に見える場所」があって、延長した直線上に岩蔵天山神社を造ったという解釈になります。
実は、その丘陵というのが、須賀神社と千葉城の丘なのです。
千葉城跡から北西に下る車道があるのですが、80m程下ったところに見晴らしのよい広場があります。
そこで測量作業が行われたはずなのですが、本当に裸眼で犬岳が見えるのかなぁ…双眼鏡があれば見えるはずなんだけど…

Commented by lunabura at 2019-03-08 20:53
なつかしい犬岳ですね。
秋ごろ、バスハイクで行くと思うので、写真を撮ってみます。
by lunabura | 2019-03-07 20:21 | 「持統天皇と天山」 | Comments(2)

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