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ひもろぎ逍遥

石人山古墳と弘化谷古墳の素敵な散歩道



石人山古墳と弘化谷古墳の素敵な散歩道



昨日のバスハイクは八女(やめ)に行きましたよ!


午前中は八女古墳群の中でも代表的な石人山古墳弘化谷古墳岩戸山古墳、そしておまけに予定外の4号墳に行きました。


石人山古墳弘化谷古墳(こうかだに)は八女郡広川町にあります。
かつてナビで調べ調べ行って、駐車場にも困ったのですが、まさかの至近距離。


しかも「こふんピア広川」に駐車すれば良く、出土品などを見学したあとに古墳巡りすれば、歩いて30分ほどのそれは素敵な散歩道でした。

資料館に予約をすれば展示品の説明を受けられるそうですが、HPに書かれていなかったので知らずに残念でした。

でも、古墳巡りはガイドをしていただけました。
何しろ団体なので、道を間違うと大変だったので、とても助かりました。




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「こふんピア広川」は資料館ですが、無料なのにこんなに沢山の資料をお土産にいただきましたよ。
ファイルには装飾古墳画が載っているし、絵葉書までいただきました。

特に、石人山古墳の家形石棺の絵葉書には直弧文がくっきりと。
現地でも撮影はもちろん出来るのですが、扉の手前から写すのでこんなに鮮明には取れません。
あとで観察するのにはもってこいです。







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さて、資料館の入り口には弘化谷古墳の実物大レプリカがドーンとありました。正面に双脚輪状文が見えますね。




おまけに資料館の中は直弧文が沢山!




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こちらは石人山古墳の装飾文様です。

子供たちの作品がみんな直弧文なんです!(^^)!
各地の装飾古墳館ごとに個性的な文様があふれてます。これは面白い。

直弧文、謎杉!


また、絵葉書の一枚に鬼塚2号墳から出土した銀象嵌柄頭(つかがしら)が載っていました。(画像の緑の分)

資料館にも現物があり、写真撮影もOKでしたが、やはり上手く撮れないので、絵葉書に載っているのは有り難い。

刀身は日本刀ほどの長さで、新宮町で見た長~い刀に比べて小振りに思えました。






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さて、古墳巡りはこの石人のレプリカの横を通って行きます。

遊歩道と思いきや、すでに石人山古墳の墳丘を登り始めています。

桜の間を抜けて登ると参道の途中に出ました。参道とはすなわち前方後円墳の前方部。

後円部に向かって参拝していく感じがよく分かります。

地元では「石人さんに手を合わせに行こう」という感じで参拝されていたそうです。








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石室を守って立つ石人。







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そして、巨大な石棺。高さは140cmほどですから、露出していたら人の身長ほどの高さです。




次の弘化谷古墳へは、登って来た道を反対側に降りて行きます。

そこからの方が古墳の全容がよく分かります。







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小道に出たら左手に歩いていくとため池がありました。これは周濠という訳ではありません。




ここから長い石段を上ると展望所に。
何々?弘化谷古墳に行くのに坂を登る!!!







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振り返ってみると、矢印の石人山古墳が低く見える。
弘化谷古墳は石人山古墳よりも高い所に造られた!








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後から造られた弘化谷古墳は意図的に高い所に造られている!

石人山古墳は筑紫君磐井の祖父ぐらいの世代です。
弘化谷古墳は磐井のちょっと後。

石人文化より上に立つように、わざわざ高い所に造られている。
ふむふむ。
現地に立つと気づくことがいろいろありますね。


頂上に立つことができるのも、前回は気づきませんでしたよ。








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奥の小山が石人山古墳。

周辺で一番高い所に立ち、石人文化を見下ろす装飾文化。その石室には肥後系の石屋形。
しかも、弘化谷古墳の装飾と石屋形は王塚古墳に似てる。

そして、あの双脚輪状文が重なっている。




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肥後―八女―飯塚ー肥前
これは大きなヒントをくれています。

石人もまた肥後と筑後に多く分布する。

また時代的には
石人山古墳(石人・直弧文)-岩戸山古墳(石人)-弘化谷古墳(装飾・双脚輪状文)
となっていて、
三つの古墳は年代が連続しているのに、大きな隔たりがある。
「装飾古墳」という一括(ひとくく)りでは捉えられない断絶がある。

現地に立つと時代感と地域感が深く理解できますね。

八女の細長い丘陵の上の支配層の変遷。興味深いです。


私たちはこのあと車で15分ほどの岩戸山古墳に向かいました。



20190323

<古墳シリーズ>

歴史カフェ福津
3月31日(日)2時~4時 江戸時代の志賀島の記録 ―志賀嶋所聞録を読むー
申し込み先 himorogi888@yahoo.co.jp 詳細




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by lunabura | 2019-03-23 18:13 | <古墳シリーズ> | Comments(0)

綾杉るなのブログ 神社伝承を求めてぶらぶら歩き 『神功皇后伝承を歩く』『豊玉』『星の迷宮へのいざない』   Since2009.10.25
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