2019年 03月 25日
動画が出ましたよ 冬至にうたう「阿知女作法」~ISOLA2018~
動画が出ましたよ
冬至にうたう「阿知女作法」~ISOLA2018~
昨年末、2018年12月22日の冬至に藤枝守氏による
冬至にうたう「阿知女作法」~ISOLA2018~
が催されましたが、その動画がUPされました。
会場に来れなかった皆さん、ご覧になれますよ!
実際にその場で鑑賞するのとは少々趣は違いますが、「阿知女作法」がどんなメロディーや音色で奏でられるのか、を知る事ができます。
あぢめ おう~~~~
その神秘的な響きを実際に聞いてみてくださいね。
歌は石川高(歌/笙)です。
「阿知女作法」は大嘗祭でも奏上されるのでしょうか。
それを確認することは出来ませんが、資料には次のように書かれています。
『即位及大嘗祭』(赤堀又次郎)「鎮魂の儀」
映像に出てくる白いものは床に映し出された志賀島です。
そしてゆらゆらとゆれるのは志賀島で撮影された波です。
潮が満ちて行き、引いていくようすが、志賀島の上に映し出されています。
上方からの画像もあり、当日鑑賞した方も違う角度の映像なので、新たな発見があります。
◾演目
神楽歌「阿知女作法」
神楽歌「千歳法」
「植物文様琴歌集〜藻塩、月読」
「植物文様ハープ曲集」
「笙・笛・琴・声」奏上 ほか
◾出演
石川高(歌/笙)
中村理恵(竪琴)
山中すなお(声)
渡辺融(土笛)
磯部久子、比屋根綾子(シンギング・ボール)
プロデュース 藤枝守
一時間ほどの動画です。
ゆったりとした日に古くて新しい神楽の世界を鑑賞してくださいね。
ちなみに私の感想なども過去記事に書いています。
今月末の31日には志賀島の話をするので、タイムリーでした。
ちなみに、今年の春分の日に私はこの沖津宮に参拝してきました。
原初の海。
この日は風が強く、砂が飛ぶような日でした。
その歴史に再び光が当たればと思っています。
20190325