2019年 06月 24日
剛羅、酒匂、佐甲、合屋の由来 ベンガラと採掘現場
<相模足柄(神奈川)で赤鉄鉱を剛羅(ごうら)とも酒匂(さかわ)ともいう。今も湯の名、川の名で残っている。
噴火の灰が天の雨と地の熱で分解した鉄分の多い土砂のことで、紅柄(べにがら)(辨柄(べんがら))の名が通っている。
昔は山の斜面を鋤でけずってその斜面に露出した地層の重なりの中から、特に古い湯脈の筋目にそって縦に切り割り、掘り刳る採掘現場を佐甲(さこう)あるいは合屋(ごうや)といった。
ここに「ごふ」とは果実の中の種子のかたまりを言い、また人間の臓腑のことをいった古語である。(略)
その昔は深く入れば入るほど無限の金と力を無料で与える鉱脈のことであった。竹取物語のあたりから「さか」も「そこ」も女人の陰唇の隠語になって本来の意義は隠されたのである。>
儺の国の星拾遺 239
以上はオリオン座の右上に輝くベラトリックス星の説明に出てくる文章である。
ベラトリックス星は「陰(さかの)星(ほし) 允(さかの)星(ほし) 胤(さかの)星(ほし) 」と呼ばれた。
「さか」とはもともと赤鉄鉱を指す言葉で、それがオリオンの星につけられたという。
剛羅、酒匂はベンガラ。
佐甲、合屋はその採掘現場のこととする。
あらためてベンガラをウィキペディアで確認すると、
ベンガラはオランダ語であり、
<日本では、江戸時代にインドのベンガル地方産のものを輸入したために(天竺国であるベンガルの地名が起源)「べんがら」と名づけられた。>
とある。ベンガラという単語自体は江戸以降に使われたもので、それ以前は「さか」「ごう」が基本語だったことになろう。
20190624









