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ひもろぎ逍遥

ウーナⅡ5 アミラとカミラ 二枚の鏡とマナの壺


アリサが「アミラとカミラ」の話を教えてくれた。

アミラとカミラは双子で、妹と兄だった。二枚の鏡をそれぞれ一枚ずつ持っていた。
カミラが兄で、黄金の壺も持っていたという。

二人は今世でも双子の姉妹として生まれた。アリサ、カリナと呼ぼう。

まずは、結願にカミラが初めて現れた時の話だ。

菊如がカリナの左胸から魂のカケラを取り出して崋山の第三の目に入れた。

すると、崋山は男の顔つきになって言った。
「我の器、誰が何処に持って行った?」
菊如が「いつの話ですか」と確認すると、カリナは語り出した。

「あの時、船に乗りし12人。それぞれの役割があり、我らは門を開けたり閉めたりする役だった。神水を汲み、門を開け門を閉じたりする。我と共に妹もいた。
我々の仲間は何処に行った。バラバラになったと?何故?何があった」

「仲間とは?」
「シナイ山に登ったのは4名。頂上まで行ったのは3名。残りの9名は下で待った。我もそこにいた。陣を張り、外から何も入って来ぬように。あのシナイ山の頂上に。

我々は時を待った。復活を。シナイ山に復活を。ヤハヴェの復活を。そう思っていたが、ヤハヴェは復活しなかった。

我々のして来た事は無駄だったのか。我々は何のために来たのか。我々は間違っていたのか。何故だ」


「何がしたいんですか」

「私の妹も共にある。今までは違っていた。今までは別々に転生したが、今世では共に。何か意味があると思い、ここに来た。何かが始まると、失ったものを取り戻す、と私は思う。その時を待つ」

カミラが重いものを肩に乗せているビジョンが現れた。

「肩に乗せているのは何ですか」と菊如が尋ねた。

「あれは壺。マナの壺。あれは何処に行った?」

「八所宮に真名井の泉がありますけど」
と菊如は言いながらビジョンを見せた。
「ここだ。そこにある」

「水が湧き出る泉だと言われています」
「我の壺も水が湧き出る」

菊如が池の中から壺を取り出して差し出すと、カミラは満足そうに壺を右肩に抱え上げた。この壺は小さいが重かった。

菊如は尋ねた。
「どうしたらいいですか」
「(この姿を)このままの形で写真を撮るようにして箱へ。それで良い」
そう言うと、カミラは去っていった。

八所宮とは宗像市にある古い神社で、神話の冒頭の夫婦神が四組祀られている。
その麓に真名井の泉がある。
カミラは黄金の壺、すなわちマナの壺の担当だった。
また、二枚の鏡の内、一枚を担った。

崋山の意識が戻って来て説明した。

壺には文字と鹿のような造形があった。鏡じゃなかったね。ツボだったね。水が出てくる壺ともう一つ、食べ物が出てくる壺。二つで対だったのかな。水がどんどん出てきて重いから、これは男性じゃないと持てない。カミラは水色の衣を着ていた。




次に、妹のアミラが出て来た時には邪魔が入った。

第8師団スパニエル隊のサルビエルが癇癪を回しながら出て来た。

アリサがアミラ時代の鏡を持ったまま転生したので、それを狙ってやって来ていた。
菊如はその鏡をアリサから取って上に挙げると、「もうない」と言った。
サルビエルは「まあ良い」と言って消えて行った。

そんな話をしてくれた。
アミラは鏡を左肩に持ち、兄の鏡と一対で操った。
サルビエルはそれを付け狙っていた。
12人の持ち物が揃うと、何かの力になるから、サルビエルは付け狙っていたという。

(ナーガラージャ そこはシナイ山から少し離れて 猿田彦が登って行った所)  不明な話


<20200115>



ウーナⅡ5 アミラとカミラ 二枚の鏡とマナの壺_c0222861_15441632.jpg

by lunabura | 2020-01-15 19:36 | 「ウーナⅡ」 | Comments(0)

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