2020年 02月 13日
日本武尊と金剛タケル2 竜王峡と龍王神社
金剛タケルの聖地の可能性を探してまずは竜王峡へ向かった。
一度行ったことがあり、緑陰の中に寝転がって空と緑の葉を眺めた記憶があった。
ブログでも勧める方があったのを思い出しながら向かったが、全く記憶は消えていた。

鳥居があり、歩きやすい石段がある、と思いきや、
参道上にバンガローがいくつも建っていて、神社が全く見えないようになっていた。
道が無いので、大きな岩をよけながら探す。
どんな山道でさえも道はあるのに、ここには無い。

これは拝殿らしいのだが、正面がない。

その奥に回り込んで祠に出た。
祭神は 闇龗命(くらおかみのみこと) 山の谷間の神
闇大山祇命(くらやまずみのみこと)山の神
罔象女命(みずはのめのみこと) 両水の灌漑の神
とある。
掲示板によると、由緒は
<水の神として筑豊地方の住民に知られている当社の建立は不詳であるが仁安元年、今から約800
年前再建されたことが続風土記に記録されているが、附近一体は尺岳神社として女人禁制の霊場と共に筑豊四郡(遠賀、鞍手、嘉麻、穂波)住民の雨乞い所として崇敬をあつめていた。>後略
社務所
とある。
右手には滝があった。拝殿は滝を正面としていたのだろうか。

滝の水はあくまで透明だ。
まさに水の神のおはす聖地だ。
しかし、どういうことだろうか。
この町は聖地にキャンプ場を造り、その祈りの場を台無しにしている。
手を合わせることも困難な状況に、何故したのだ。
このようなクレームは書きたくないのだが、聖地としての環境を壊している。
残念な思いに心が占められたが、ここに来た目的は金剛タケルの聖地探しだった。
気を取り直すと、鳥居の手前に恰好な地図があった。

現在地は竜王峡キャンプ村だ。
この川の上流に尺岳があった。そここそ、日本武尊が偵察に訪れた所だ。
つまり、尺岳から川を下ればこの滝に着く。
日本武尊を支援した香月氏と金剛タケルの郷の境は分からないが、この川は互いの勢力を分ける重要な川だったのではないか。
巨石を追いかけていた頃、何故水源に岩刻文字があるのか、尋ねたことがある。
河口から上がっていった一族は川を遡ってその水源を見つけ祈ったのだ、
という説を聞いた。
金剛タケルは頂上まで支配せずとも、この竜王の滝は重要な聖地としたのではないか、
勝手な推測だが、そう思われた。

<20200213>








