2020年 03月 19日
日本武尊と金剛タケル11 十五社神社下大隈3 ライン 当社―杉守―金剛山―尺岳
現存する十五社神社から金剛山が見えているが、そのライン上に杉守神社と尺岳が載っているのをチェリーが発見した。
その後、そのライン画像を製作してくれた。
上のような位置関係になる。真四角の画像は、全て100m×100m。
これは航空写真。
全体図は10km×7kmで、ラインの全長は9.7kmになる。カシミールのスーパー地形画像はすごいね。
十五社神社の場所に「日本武尊が熊津彦を遣わして天神地祇に祈った」というので、熊津彦は埴生神社の近くの陣営から船で小島まで移動して祭祀したと考えられよう。
杉守神社は後から遷った話を伺ったが、地形は明らかに稲荷地形で、鉄器などを作るのに適した地形だった。もともと香月氏の重要施設があり、そこに遷宮したと考えられよう。
チェリーさん、ありがとうございます。
中間市大字下大隈1175−3
<20200319>
忘れもしません、第1回歴史カフェに参加した翌日、宿から「おだ山」の探索に向かう途中でしたが、偶然見た金剛山のクレーター型の地形には、本当に驚きました!
ラインがクレーターの中心を通らないので、あまり意味がないと思われるかもしれませんが、金剛山はクレーター外縁の最高地点になります。むしろ、こういった最高地点を基準としてラインをとることが多いようです。富士山剣ヶ峰とか、阿蘇内輪山の高岳とかですね…