2020年 04月 01日
竜宮門

このブログが始まった場所。
志賀島の二見岩。
雲に覆われた日、一箇所だけ雲が開いて、スポットライトのように光が海を丸く照らした。
まるで、竜宮城の入り口を示すように。
そこで、勝手にここを竜宮門と名付けた。
そして、日を改めて掃除道具を持って手前の道を掃除していたら、海から女性が上がって来た。
黒いビキニで、顔は興福寺の阿修羅像そっくりだった。
美しくて、私はまじまじとその顔を見つめた。
彼女は両手にゴミ袋を抱えていた。
シュノーケルを付けて海の中のゴミを拾い集めたのだ。
同じ日、同じ時間にここを彼女と私が偶然に掃除をした。
あれから、8年程たって、この海の不思議な物語を書き綴っていた。
ワダツミの神と姫神たちの物語。
振り返れば、まさにゲートが開いた日だったのか。
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