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ひもろぎ逍遥

仙道古墳と朝日山ライン 朝倉市【追記あり】

チェリーさんが新たにラインを発見したので、前回の続きに追記を挿入しました

※ ※ ※

くるま座さんが、仙道古墳の近くの老健施設から見た冬至の日没について話をしてくれた件で、チェリーさんが早速ラインを描いてくれた。


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これが仙道古墳。6世紀で円墳。横穴式石室には朱色の幾何学的な模様が描かれている。




6世紀なら、磐井や葛子の時代になる。現代の考古学なら、もう少し時代が具体的に詰められるだろう。



ここは朝倉市。



例の如く、シンクロニシティが起きた。


私が神功皇后の羽白熊鷲攻めの進軍ルートの過去画像を見つけ出した時に、くるま座さんが連絡をくれたのだ。



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中央にある栗田遺跡は水辺の祭祀をしていた人たちの集落跡で、土器は朱色で磨きが掛けられていた。高坏なので、私の好みでもあり、気になる遺跡なのだが、今は田んぼの下になっている。そこの人たちも、羽白熊鷲たちからの被害を受けていただろう。

水辺の祭祀ということで、水沼族かな、近くに三女神を祀る神社でも残っていたら、とぼんやりと考えたりしていたところだった。

その北、松峡神社(正しくは松峡八幡宮)の手前に、「噂の卑弥呼の墓」と、余計なことを書いているが、地元の人たちが卑弥呼の墓ではないかと噂している丘のような、小山のようなものだ。



そして、さらに右手に仙道古墳がある。もちろん、神功皇后より300年以上も後の人が埋葬されている。

そして、その北に大己貴神社があるが、旧地名は三輪村だ。これこそ、福岡と奈良に同じ地名がある話の発端となった場所だ。同じ地名をプロットして円を描くと、福岡と奈良ではほぼ同じ面積になる。この話は随分前に書いた。



いやあ、だからと言って、何か分かった訳ではない。ただ、久し振りにこの地の風景を思い出して気になったところに、くるま座さんからの連絡だったのだ。



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この仙道古墳近くから冬至の日没を見ていたら、朝日山に沈んでいったというので、キュンとなった。



その朝日山の頂上には宮地嶽神社がある。葛子の息子たちが祭神だ。

福津市宮地岳~鳥栖朝日山~久留米市十蓮寺にそれぞれ鎮座する宮地嶽神社が完璧に南北のラインに乗っている。

そして、仙道古墳付近からは冬至の日没という、太陽が方向を変える重要な日に朝日山を見るのだ。

こうなると、仙道古墳付近にそれを祭祀する場所があったのではないか、と思わせる位置関係だった。






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冬至の日没ラインは夏至の日の出ラインと重なる。

朝日山からは夏至の日に朝日を見ると、馬見山から太陽が昇る。







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上空から見たライン。これが重ならないのは、山の高さの為?

朝日山と屏山のライン上には仙道古墳が乗って来る。

たなばた屋敷も乗っている。

このラインは深い意味がありそうだ。単なるラインではなく、冬至を絡ませているからだ。



くるま座さんは、「とにかく朝倉はすごい」と何度も言った。

私もそう思う。

何か、ありそうな予感がする地なのだ。



チェリーさん、ありがとうございます。

今朝、お礼のメールを送ったのですが、戻って来ました。

あらためてこちらでお礼を。



ところで、くるま座さんはネットをしないので、どなたかお店に寄ったら、この記事のこと教えてくださいな。



20201229




【追記】20210102

チェリーさんが、続けてラインを発見してくれた。

仙道古墳から見た春分の日と秋分の日の日没が脊振山(せふりさん)に沈むというのだ。


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上は春分の日。







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上は秋分の日。

これは、仙道古墳は脊振山を意識して築造されたことを意味する。すごい発見だ。

山の高さがあるので、仙道古墳と脊振山は完全な東西関係にある訳ではない。

なお、脊振山の読み方は正式には「せふりさん」らしいが、筑後地方からは「せぶりやま」と読む。



もう一点、「場外」に「朝日山と屏山のライン上には仙道古墳が乗って来る」と書いているが、エキサイトブログの表示が勝手にそこに置くので、そのままにしているが、妙に目立つ。

これについて、仙道古墳は 109mもラインから離れており、チェリーさんから見たらハズレだそうだ。

いずれにしろ、ここ旧三輪町付近に住んでいた人は東に山があって朝日の出が遅いので、夕陽への想い入れが大きいのだろう。いつも花立山と朝日山を見ていた。








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石室の入り口は南西を向いている。冬至の入日が差し込むようになっているとしたら、出来すぎだよね。この件は、測量図がないと調べられないんだろう。


20210102


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Commented by チェリー at 2020-12-30 19:26
lunaさん、画像を掲載していただき、ありがとうございました。
赤い方位のラインと、紫の日の出のラインが重ならないのは、主に馬見山の高度の為です(太陽が斜めに昇りますので)。でも、そもそも日の出入りの方向は、測量する場所によって、それぞれ少し異なりますので(方位のように切りの良い角度でもなく)、現地で見てみなければ分らないといった状況です。意図的に方位角と一致させる例がありますが(小郡の福童神社、飯塚の大将陣山)大変な御苦労だったと思います。
仙道古墳そのものの位置は、屛山→朝日山頂上のラインとは109m程離れてしまいますので、これをライン上と判断するかどうかは、少し微妙かもしれません…でもラインの全長は27kmもあるし…
他の方位角を探してみたのですが見つからず、どうしたものかなぁ…と思っておりましたが、これはOKというラインが見つかりました!
春分・秋分の日の入です!脊振山に沈みます!よかった~これで安心して年を越せるというものです。
Commented by lunabura at 2021-01-03 09:24
チェリーさん、年末の慌ただしい時に、作図してくださってありがとうございました。
神社と遺跡とライン、理想的な組み合わせなんだと、つくづく思いました。これからも、よろしくお願いします!(^^)!
Commented by チェリー at 2021-01-03 20:31
lunaさん、こちらこそ、ありがとうございます。
脊振山は何なんだろう?ということにもなるかと思いますが、博多湾や福岡平野では、山と言えばこの山になるのでは?と思います。志賀海神社の長い参道も、おおまかには脊振山につながる道と思われます。
本年もよろしくお願いいたします!
by lunabura | 2021-01-02 18:20 | 太陽祭祀線 覚え書き | Comments(3)

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