2021年 11月 12日
香春(かわる)は吾家(わぎえ)
さて、今月11月26日のバスハイクの資料がやっと完成しました。
今回は香春岳を中心として西から東へ、ぐるりと回る企画ですが、その歴史が多くて学ぶことが多く、資料の作成に時間を要しました。
風土記、高良玉垂宮神秘書、万葉集、各神社の縁起など、多彩です。
頑張って現代語訳しました。
鷹羽の時代から重要地だったことが、これだけでも感じられますね。
人の名前を羅列すると、
都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)、辛国息長大目命(大自命)、豊比咩、神功皇后、神夏磯姫、夏羽、田油津姫、河内王、乙女紐児(ひものこ)、最澄、源為朝などなど。
全部読めたら、ひもろぎ逍遥検定で100点!(^^)!
それぞれに歴史があるのですから、そのイメージが出来たら楽しいですよね。
宇佐八幡の鏡や奈良の東大寺の大仏の銅、これも欠かせない内容です。
バラバラな単語が、今回はかなり整理されそうな印象です。
人の論文を読むにも、自ら史料を読むにも、現地踏査ほど力を付けてくれるものはありません。
今回は、史料を沢山読みながら行きましょう。
歴史がアクティヴになる、そんな香春町。
ところで、タイトルの「香春はわぎえ」とは、ここで妻を得た男が喜びを詠んだ万葉集から採ったものです。
この「わぎえ」(我が家)が道の駅の名前になっていますね。
恒例の石段登りも各種、とり揃えておりますよ!(^^)!
申し込みは歴史と自然を守る会の方へ。
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