2022年 04月 08日
5月のバスハイクは28日(土)です
延期していたバスハイクの第23回の日程が決まりました。
5月28日(土)です。9時に天神を出ます。
今回も、みやこ町と行橋市です。
4月は磐井の乱後に設置された屯倉をターゲットにして回りますが、豊前は神武天皇、景行天皇、仲哀天皇などの足跡が多く残っています。
また、古墳が多く、1~2回では廻り切れません。
福岡の歴史を語るのに大事な遺跡が沢山あります。しかも、日本書紀が書かない地域です。
実は、『磐井をたずねて』(季刊 邪馬台国)の第三回目の舞台は豊前です。
「風土記」には磐井は豊前で亡くなったと記されています。
また、第二回目に書きましたが、磐井残党の叛乱が起きた時、豊前の青人や土蜘蛛が磐井方に付いたと記されています。
これらを探るのに、重要な手掛かりとなる遺跡が豊前には沢山残っているんですね。
初夏の薫風の中、一緒にフィールドワークしましょう。
第23回 バスハイク みやこ町・行橋市
豊国 紀元前の硯・ビワノクマ古墳・椿市廃寺
2022年5月28日(土) 案内 綾杉るな
大原八幡神社には豊国を開発した大原足尼(すくね)の他、物部尾輿の父・荒山が祀られています。
磐井の乱の時代の人です。
大分八幡神社は景行天皇の祭祀跡で、近くの下稗田遺跡からは紀元前の硯が出土しました。
延永ヤヨミ園遺跡は港湾施設で、古墳時代の「導水施設」がありました。
椿市廃寺は四天王寺と同じ配置で、その近くの五社八幡神社では神武天皇が北斗七星を祀り、八幡神社には藤原純友が参拝しています。
八雷古墳、ビワノクマ古墳は著名な古墳で、時間があれば水に関連する袂水と胸の観音をまわりましょう。
天神=(みやこ町)大原八幡神社=橘塚古墳=(行橋市)大分八幡神社・下稗田遺跡=行橋市歴史資料館=延永ヤヨミ園遺跡=八雷古墳・八雷神社=ビワノクマ古墳=椿市廃寺=五社八幡神社=八幡神社=(袂水=胸の観音)=天神