2022年 05月 06日
6月25日(土)のバスハイク 筑紫君磐井と鬼伝承の関わりを探る
6月のバスハイクの行程が決まりました。
先日は築上町の船迫窯跡公園の案内をしましたが、午後からは道真公が最初に九州に上陸したという綱敷天満宮から回ります。
豊前に行くと、太宰府の話がよく出てくると、以前も書きましたが、菅原道真公ゆかりの綱敷天満宮も大宰府からは遠いので、こうしてバスハイクで参拝できるのはチャンスですね。
その後、金富神社と近くの鬼塚に行きます。
この「鬼」が継体期に「鬼の木」という所で死に、頭は鬼塚に、手足は厳島神社に埋められたといいます。
場所は豊前市になります。いずれも海の側です。
7月に出版される「季刊邪馬台国」で展開する「筑紫君磐井をたずねて」のメインテーマでもあります。
また、大富神社と藤原広嗣の乱との関わりなど、現地を見ていきましょう。
藤原広嗣のことも北九州市や唐津市、小郡市など、驚く所で出くわしましたが、今回も神社の縁起から、その歴史を垣間見ることになります。
道の駅もいくつも行きますが、新たに「豊前 おこしかけ」に行きます。海に近い道の駅なので、海産物が楽しみです。
第24回 筑紫君磐井と鬼伝承・道真公上陸地 築上町・豊前市
豊国 船迫窯跡・綱敷天満宮・鬼塚
2022年6月25日(土)
船迫窯跡は古墳時代の須恵器や奈良時代の豊前国分寺の瓦などを製作していた国指定史跡です。
太宰府の鬼瓦と同様のものも出土しています。
綱敷天満宮は道真公の船が漂着した時、綱を円座にしたという話を伝え、金富神社は宇佐神宮の元宮という話があります。
大富神社の神幸祭は藤原広嗣の乱の平定の時から始まりました。
『風土記』には筑紫君磐井が豊前に逃れた話が載っていますが、その痕跡かと思われる鬼伝承の地、鬼塚、厳島神社、鬼の木などを訪れます。
天神(9:00)=船迫窯跡公園=綱敷天満宮=金富神社・鬼塚=大富神社=厳島神社=鬼の木=天神
申し込みは「歴史と自然を守る会」までどうぞ。
092-408-7140
<20220506>

