2022年 06月 17日
糸島はやっぱり女神巡礼の地なんだ
7月23日(土)のバスハイクは、福岡県糸島市の旧志摩国を中心に回ります。
いつもバスの中では神社の縁起を読み、関連する古事記や日本書紀の訳文を読んでいます。
原典に触れると、真贋が見抜く力が付くからです。
で、面白い事に、地域によって読む時代が偏る傾向があります。
例えば、この春は何度も豊前に行きましたが、屯倉が各地に造られた安閑天皇の時代の記事をよく読みました。磐井の乱の直後の話です。景行天皇も多かったですが、饒速日命を祀る神社が多かったですね。
6月のバスハイクは格別、レアなコースになります。
そして、7月に行く糸島の準備を始めると、豊玉姫やワダツミの神を祀る神社が多いこと。
遺跡も支石墓とか、紀元前など、めちゃ古いものになります。
糸島はとても古い伝承を伝えている地域なんですね。
過去に造った資料を見てみると、こんな系図を書いていました。

8年前に作った資料なので、綿積神社は入っていません。
神々の横に神社名を書いています。全部、糸島の神社です。
一ページに収めるために、ゴチャゴチャしていますが、神話の時代の女神や男神たちを、糸島だけで、全部参拝出来るんです。
こんなエリアは他にはありません。
そういう意味では、糸島はやっぱり女神巡礼にふさわしい所だなと、今回も思いました。
しかも、何度行っても心ひかれる場所。
7月は上の系図の北の方の神社群を回ります。
梅雨明けの厳しい夏日になるかと思いますが、海や神社の森はきっと涼風が吹いていることでしょう。
希望の方は歴史と自然を守る会に直接申し込んでください。
<20220617>

