2022年 10月 18日
謎めいた相互着信
今日は、先方と私、お互いに電話をかけていないのに、それぞれに着信となった事件があった。
事件という程のものではないが。
「謎めいた」と書いたのは、先方が筑紫君磐井を祀る隠れ宮だったからだ。
八女(やめ)市にその隠れ宮はある。
「磐井君をたずねて」の最終回をほとんど書き終えたが、ラストの方でこの隠れ宮を紹介している。
隠れ宮なので、世に出すことを、数年前お願いして許可を得ていた。
しかし、それは「宮地嶽神社と磐井の末裔たち」の方の本の件だった。
これはなかなか出版に至らないが、雑誌の「磐井君をたずねて」はそのまま活字化されているので、隠れ宮の許可をいただかなければなあ、と思った段階で執筆を止めていた。
その隠れ宮の方から電話があったので、本当に驚いた。
着信記録を見て、当方から掛けなおしたのだが、先方も「電話が取れなくてすみません」と言われる。
「え?」
とお互いに驚いた。
お互いに電話を掛けていなかったのだ。
そして、私はついでに私の用件を伝えると、先方もまた私に用件があったという。
こんな偶然がある?
私が磐井、磐井と騒いでいるので、ついに電話が勝手に繋がった。
見えない世界からの手配?
そう思うと、気が引き締まる思いがした。
ほんと、こんな事ってある?
<20221018>