2022年 10月 28日
『神功皇后伝承を歩く』の下巻が重版になります
拙著『神功皇后伝承を歩く』の下巻が重版になります。
地方誌なので、もともと発行部数が少ないのですが、思いがけず重版になりました。
下巻にも49社+数社を掲載しているので、一日七社ほど校正する予定を立てて頑張りました。
下巻は特に重要な神社を掲載しているんですね。
日本書紀に、「三女神を祀る水沼の君」と書かれた水沼族の赤司八幡神社。
万葉集に歌われた神功皇后の鎮懐石を伝える鎮懐石神社。
日本書紀に書かれた裂田溝(さくたのうなで)の現地、現人(あらひと)神社と裂田神社。
記紀に書かれていない宮地嶽神社。
仲哀天皇と神功皇后を守って戦死した弓の強者たち。
磐井の孫たち。
これも記紀から消されている安曇磯良と志賀海神社。
磯良を始まりとする風浪宮。その最期の地大善寺玉垂宮。
神功皇后の出産地、応神天皇が初めて立った所、八幡の元宮、などなど。
古事記や日本書紀に書かれた世界がそのまま残っている福岡県の神社群。
これを世に残せたことが本当にうれしいです。
これをカラーで、地図を入れて、と、わがままな願いがそのまま形になったんだな、と本を見ながら思い返しています。
私も、数百社、よく回りました。
見直していると、当時はやはり見えない世界からの応援を沢山いただいていて、ヒラメキに満ちているんだなと、思いました。
<20221028>
『神功皇后伝承を歩く』下巻 重版 おめでとうございます
私の持っている 上巻には 綾杉さんのサインをいただいています
日付は 2014年2月15日 確か 宮地嶽神社でした
初めてお会いした日でした あれから 8年も経ったんですね
この前みたいな気がします
古代史は いつまで経っても 迷路ですね。

ちなみに私の行きつけである久留米市三潴町の安徳書店には6冊も棚に飾ってありますよ。